月別: 2019年6月

高学年 瑞牆キャンプに向けた調理実習を行いました

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高学年の瑞牆キャンプでは、毎回の食事を自分たちで作らなくてはなりません。初めてキャンプに参加する5年生は、キャンプ道具での調理も初体験です。この日は6年生と一緒に、実際にキャンプで使用する道具を使って調理実習を行いました。5年生は開化丼(豚丼)、6年生はカレーを作ります。 (さらに…)

7月5日(金)夜に語る会「『和光の学びの魅力』を『私の育ち』と照らして浮き彫りにする」

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今年もやります! 夜に語るシリーズ2019 第1回

「和光の学びの魅力」を「私の育ち」と照らして浮き彫りにする

・7月5日(金)19時~20時30分
・和光小学校 第1会議室にて
・話す人 中井 友美(和光小学校教諭)

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「子どもが主人公の学校」を創ろうと目指してきた和光。

和光鶴川小学校の募集ポスターに心を鷲づかみにされ、「どうしても和光学園の教員になりたい!」と採用試験に臨み、運よく就職できた私。

いざ教育現場で実践に向かってみると、「和光教育」と「自分が受けてきた教育」との間のギャップを大きく感じ、立ち尽くすこともありました。

「和光教育の大事にしていること」を自分なりに少しずつつかみとりながら奮闘してきた日々と、私自身の教員としての変化をたどりながらお話ししたいと思っています。

さらに、今現在直面している「仕事と子育て」についてもお話しできたら・・・と思います。

28年前に和光小学校に勤めはじめ、今は和光鶴川小学校で教員をしている、子育てのパートナーでもある夫(孝之)にも会に参加してもらい、みなさんとともに「和光と和光に学ぶ子どもたち」の魅力や課題を語り合いたいと思います。

☆自転車での来校も構いません。
☆保育体制はとれませんが、子どもは理科室でDVDを観て待つことができます。一緒に話を聴いても構いませんが、理科室以外の場所で遊んで待つことはできません。
☆問い合わせ:和光小学校事務室(03-3420-4353) まで

4年生 東京ってどんなところ?

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4年生の社会科では『わたしの住む東京』について学習します。

4つの風景写真を見て、この場所は東京か、東京ではないかを考えていきます。

 

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東京だと思う人の考えを赤、東京ではないと思う人の考えを青、どちらかわからない人の考えを黄色と、色分けして書いていきました。

1枚目は、高いビルが写っていることからほとんどの人が東京だと思うと考えました。

2枚目は住宅地の写真ですが、家と家が建っている間隔が狭いことから東京だと思う人、奥に森が見えることから東京だと思わない人に分かれました。

3枚目の自然が多く映っている写真、4枚目の島や海が見える写真は、東京だと思う人は誰もいませんでした。東京にこんな森はない!海に囲まれた島はない!!こんなきれいな景色はない!という意見が多数ありました。

正解は、、、4枚とも東京!!!ということがわかると、子どもたちはびっくり!

地図帳を使って、3枚目の奥多摩、4枚目の八丈島が東京であることを確認しました。

こどもたちの感想を読むと、

『東京に島があるなんて(それもたくさん)知らなかった!今度行ってみたい!』『東京は都会で空気が汚いイメージだったけど、今度合宿で行く奥多摩は自然がいっぱいだけど東京だということが分かった!』『東京って意外と広いと思った』

と、都会だけではないいろんな東京の姿を見られる授業となりました。

 

高学年 瑞牆キャンプに向けてキャンプ委員会が立ち上がりました

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1学期も残すところあと一ヶ月です。1学期最後の行事は各学年の合宿です。

初めて合宿に行く1年生は、先輩の2年生と一緒に中伊豆で二泊三日の合宿です。

3年生は秩父の三峰山へ、4年生は総合学習で研究している多摩川の源流を探しに奥多摩へ、それぞれの三泊四日の合宿です。

そして5,6年生は瑞牆での三泊四日のキャンプ生活です。自分たちでテントを立て、食事を作り、寝袋で寝ます。そのような合宿が可能なのは、1年生から合宿に取り組んでいるからこそです。

そのキャンプを中心となって取りまとめていくキャンプ委員会が発足しました。 (さらに…)

“漢字文化”ならではの交流も ~日中韓三カ国交流~

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今年で13回目となる韓国ミラルトゥレ学校、中国グリーンタウン小学校との三カ国交流が終わりました。今年は和光小学校に両国の学校から来て頂いての交流でした。ミラルトゥレ学校からは子ども53名、先生名(内、ミラルトゥレは中国校もあり、そこからは子ども名先生名)、グリーンタウン小学校からは子ども18名、先生名、通訳の方1名の総勢子ども72名、先生11名が、10日(月)から13日(木)まで和光小学校で過ごしました。

1日目、すでに三日前から来日していたグリーンタウン小学校の人たちはお昼過ぎには和光小学校へ到着し、4年生が校舎案内をしました。ミラルトゥレ学校の人たちは、土砂降りの中、羽田空港から世田谷までバスで移動、和光小学校到着後、3年生と体育館でゲームをして、すぐにうち解けた雰囲気になりました。

その後、ホームステイ受け入れ家庭のみなさんが集まって下さって歓迎会、受け入れ家庭との記念撮影をして、それぞれのおうちへ引き取って頂きました。お互いに緊張しながらの出会いでしたが、中国、韓国の子どもたちは日本の家庭での生活に期待を寄せていたことでしょう。

2日目、1,2時間目、1年生、2年生との交流は玉入れでからだも気持ちもほぐした後、3~4人のグループを作ってテープゴマ作りをしました。テープゴマは、4月の初め、2年生が入学してきた1年生にプレゼントしていっしょに遊びます。今回は中国、韓国のペアの人と1年生のペアの人に2年生が作り方を教えてあげて“作って遊ぶ”交流をしました。ことばが通じない、という不安も、いっしょにやってみたり遊んでみると「楽しい!」ことを実感します。

2ねんせいのりょうたろうくんは、「ことばがつうじなかった。あたらしいはっけん、ゆびをうまくつかうとつうじる。」と感想に書いていました。

3,4時間目、5年生は韓国の子どもたちと、6年生は中国の子どもたちとの交流をしました。

韓国の子どもたちは5年生の各クラスに26~7人ずつ入り、体育館でおにごっこをしたり、教室でグループ毎に自己紹介し合った後、お互いの国のこと、学校のことを知り合うために質問を出し合いました。韓国の子どもから「どうして和光という名前なんですか?」という質問があり、たまたま居合わせた私が「和光同塵」の意味などを話すことに。5年生も初めて聞いた話だったと思います。

6年生は、両クラスいっしょに授業をしました。6つのグループに分かれ、1つのグループに3人の中国の子どもたちが入ります。まず「自己紹介」。通訳の方が説明してくれますが、中国語では「自我介紹」と表すのだそうです。黒板に二ヵ国の言葉が並ぶと、なるほど、と思います。

その後、3種類のお菓子を食べてみて、それぞれ感じたことを漢字で表現する、ということをやりました。

さいしょは「せんべい」。漢字では「煎餅」と書きますが、中国ではこの文字で表されるのは違う食べ物だとか。和光の子どもたちは「醤油」「硬」「米」などと表現しましたが、中国の子どもたちは「脆皮」(さくさく、あるいはバリバリという意味)「色香味倶全」(色、香り、味全てがそろっている)「入口即化」(口の中で溶ける)という漢字を書きました。

次は「羊羹」。和光の子どもたちは「美味」「柔」「紫」「甘」などなど。中国の子どもたちは「有豆沙的成分」←(最後の分はにんべんがつきます。あずきで作られているような、という意味)「豆沙味」「軟」「健康」「甘(舌へんがつきます)滋滋的」(甘くてからだによさそう)など。

最後に出たのは「ちんすこう」、沖縄のお菓子です。この頃には和光の子どもたちも中国の子どもたちもグループの机に置かれた紙に競うようにして書き始めます。「甘」「茶色」「粉」は和光の子どもたち。中国の子どもたちは「甘(舌へんがつきます)」「安全」「空心」(裏を見るとまん中が空洞でした)「長方形」(長は中国語での漢字です)「易卓(てへんがつきます)屑」(ぼろぼろに崩れる)「流沙口感」(口の中で溶けていく)などなど、他にも私のPCでは表現できない漢字が並びますが、読めなくても見ただけで何となく意味がわかります。

東田先生は、「ちんすこう」は中国から沖縄に伝わったお菓子なので中国にもよく似たお菓子がある、「煎餅」も「羊羹」も和菓子だがもともとは中国から伝わってきたものだ、と教えてくれました。

改めて漢字文化の中で生活していること、中国は同じ漢字文化の国であることを感じることが出来る授業でした。

午後は全校の子どもたちとの文化交流でした。

オープニングは、和光の有志の保護者の方が取り組んで下さった合唱。横濱山手中華学校との交流で教えてもらった歌、韓国ミラルトゥレ学校でずっと歌われてきている歌を披露して下さいました。

三カ国の子どもの代表があいさつをし、韓国、中国、和光の子どもたちの出し物を鑑賞しました。韓国の子どもたちは韓国の国旗をイメージしたうちわを持ったおどり、両手にカップを持ってテーブルを打ち鳴らす“ナンタ”のリズムを感じさせるもの、そしてサムルノリ。どれも多くの子どもたちの動きがきれいにそろっていて、子どもたちは目を見張っていました。中国の子どもたちの出し物も、カップを使ってリズムを取るものがありました。そして伝統的な衣装を着た踊り。白い袖がぱっと飛び出したり、しなやかに弧を描きます。(この衣装を着た踊りは、3日目に和光の子どもたちも体験させてもらいました)

最後に和光小学校の2年生がアイヌのおどりを、3,4年生はコマ、けんだまを、6年生が大森みかぐらを披露しました。初めて見る踊りや演奏に見入っていた1年生の子どもたちも、大森みかぐらが終わって退場する6年生に、まるでアイドルのように名前を呼びながら駆け寄っていきました。入学式以来1年生に係わった来た6年生の姿を感じさせられる一幕でした。

この文化交流には、4年生が交流を続けている横濱山手中華学校の張校長先生はじめ5人の先生方が参加して下さいました。「とてもいい雰囲気ですね」という感想を残して帰られました。

3日目は午前中いっぱい、三カ国の教師が中心になって9つのブースを準備し、3、4年生が韓国、中国の子どもたちとグループを組んで、順に回っていく、という取り組みでした。中国からは「切り紙」「書」「踊り」、韓国からは「折り紙」(韓国のチマチョゴリ、パジチョゴリを折る)「ユンノリ」(韓国の伝統的な遊び)「チャング」(韓国の太鼓)、日本からは「びゅんびゅんごまづくり」「昔遊び、けんだま、こま、おはじきなど」「マンガ、スタンピング」のブースが出ました。2時間半近く、たっぷり時間はあったのですが、すべて回るのは難しく、中には3つしか回らなかったというグループも。やりたいことをじっくり出来たのは「楽しくておもしろかった」と3年生が感想に書いていました。

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この日は水曜日で午後の授業はないので、ホームステイ家族のみなさんとそれぞれに時間を過ごしました。中国グリーンタウン小学校の人たちは、翌朝早い便で帰国するため、この日の16時に和光を出発して成田に向かいました。午後の時間は短かったのですが、近くの公園などで遊んで、和光小に集合し、出発しました。

4日目、韓国ミラルトゥレ学校の人たちともいよいよお別れの日となります。朝からホームステイ家族の方達にも来て頂き、体育館で全校の子どもたちとお別れの会を行いました。最後にミラルトゥレ学校で歌い継がれている「あなたは愛されるために生まれてきた」という歌を日本語で歌ってくれて、いよいよお別れだという思いが迫ってきました。

4日間は、あっという間ではありましたが、ホームステイをしての交流は“異文化”を感じ取る貴重な体験となったのではないでしょうか。それぞれの学校で参加する子どもたちに対して交流の内容や意味について伝えることは行っているものの、子どもたちひとりひとりの個性もあり、思うような交流ができなかったり、喜んでくれるかと思って準備して頂いたことがそれほどでもなくがっかりしたり、ということもあったかもしれません。それは、こちらから訪問する時も同様です。そういうことも含めて、“異文化国際理解”につながる交流であるのだと考えています。ホームステイで受け入れて下さったみなさまにはご苦労をおかけしたことと思いますが、三年に一度のホームステイ受け入れ体験、声を寄せて頂けるとありがたいです。

また、通訳ボランティアとして、2日目と3日目の中国、韓国の子どもたちの昼食作りや文化体験ブースのお手伝いに多くの父母のみなさまのご協力をいただきました。この三カ国交流を続けていくことができるのは、父母のみなさまのご協力があればこそです。こころより感謝申し上げます。

13年目を迎え、三カ国の教員たちのつながりもますます深くなってきています。ミラルトゥレ学校の先生たちは数日間和光小学校の授業見学に来たり、高学年キャンプに参加してくれたこともあります。和光小学校の教員もミラルトゥレ学校へ長期間研修に行ったこともありました。グリーンタウン小学校からは、2年前、陳校長先生はじめ数名の先生たちが学校見学に来てくれました。今回も、学校のこと、教育のことなど時間の許す限り意見交換を行いました。

歴史的にも文化的にも深いつながりのある3つの国ですが、政治的には必ずしも良好であるとは言えないのが現状です。ことばも十分伝わらない中、子どもたちはいっしょに何かを作る、いっしょに食事をする、いっしょに遊ぶ、などの時間を過ごすことで“その人”のことがわかってきます。お互いのことが少しずつでもわかることで、“その人”の暮らす国を理解する入り口に立つことができるのだと思います。

来年3月には中国杭州グリーンタウン小学校で、14回目の三カ国交流を行うことが決まりました。今回交流した子どもたちの感想の中には、「次は行ってみようかな」というのもありました。また会いたい、もっと交流したい、そんな余韻を残すことができた今年の三カ国交流でした。

キーワードは「書く」こと ~“和光らしい子”ってどんな子ども?!~

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5月上旬、和光幼稚園在園の保護者の方に向けた和光小学校の学校説明会を行いました。そのアンケートにいくつかの質問をちょうだいしました。運動会をはさみ、少し遅くなりましたが、園通信を通じてお答えし、先週、教務主任の増田教諭が直接幼稚園の保護者の方にお話しをさせて頂く時間を持ちました。

 

いただいた質問の中に、「和光の子どもたちはとても活発で、授業中も発言をよくするようですが、うちの子どもはそういうタイプではないので、やっていけるのでしょうか・・・・」という内容のものがありました。実は、この質問は外部の方向けの学校説明会でもよくいただくものです。

これについては文書での回答というより、増田教諭が直接お話しさせて頂いた方がいいのではないか、と幼稚園の教員たちとも相談し、降園前の30分を、懇談会という形で行うことにしました。

増田教諭は、「授業中にハイハイ、と手を挙げて発言することはいいことなのでしょうか?」と切り出し、「実は教師がこういうことを求めている、ということではないでしょうか」と続けます。授業参観に行くと、授業のじゃまもしないけれど手も挙げないわが子を見て何だかモヤモヤする、という経験、実は私にもあります。

増田教諭は、なんで授業中に手を挙げなければいけないのでしょう?そういう姿を見せる子どもがいい、という固定観念に縛られているのではないでしょうか?、と問題提起をします。

先日行われた運動会、チームリーダーたちの姿は多くの方のこころを揺さぶったと思います。うちの子はどうだろう・・・みんなの前に立って引っ張っていくリーダーではない子たちは・・・? そんなことも考えてみたい、と話しました。

 

増田教諭は、和光幼稚園から和光小学校、和光中学へと進んだAさんのことを紹介しました。

Aさんは小学校の頃は班長に立候補することはありませんでした。授業中自ら発言することもほとんどなく、目立つことがいやだという子どもでした。

6年生の運動会の取り組みの中、ある日の練習の後のふりかえりの作文で、Bくんが「自分はうまくいかず、みんなの足を引っ張っている・・・・毎回最後につまづくのは自分でも努力していきたい・・・・」と、練習がうまくいかない悩みを書きました。その“ふりかえり”に対して、Aさんは「Bくんを見ていてすごくがんばっているなぁ、と思った。・・・自分がぼ~っとしている時、いつもB君のかけ声が聞こえてきた。・・・・自分は、4年生や5年生をひっぱっていかなくてもいいと思う。ひっぱるんじゃなくて一緒にやれたら4年生も5年生も安心してできるし、信頼しあって団結できるんじゃないかな?って思った。・・・」と書いています。

Bくんが悩みを打ち明けたことに対してAさんが心を寄せる、そんな自分の悩み、葛藤をクラスの仲間に伝えていくことができ、それを受け止めてくれる仲間がいることで乗り越えていくことができるのだと増田教諭は言います。

 

授業の中でも「書く」ということをよくやります。算数の「単位あたり量」の授業の後Aさんが書いたふりかえり文を紹介してくれました。

「単位あたり量の勉強を始めてから、いつもの生活の中で単位あたり量を見つけることが多くなった。くじ引き券は500円の物購入につき4枚、とか、今まで気づかなかっただけで実は意外と身のまわりに単位あたり量があって、見つけるとひまつぶしとかで計算してみたりした。今まで通りプリントとノートでやるんじゃなくて算数日記※でやったことにも意味があったと思う。自分で書くことをまとめたりすることで発見もあったから。その式で何を求めているのか意味がわかっていることが大切だと思う。」

私たちは、算数の教科目標を、算数を通して現実世界を見つめる、としています。まさにAさんは算数の本質を捉えたのだということが、このふりかえり文からわかります。

増田教諭は、「くり返し言いますが、決して授業中にハイハイと手を挙げて積極的に発言するタイプの子どもではなかったのです。でもこのふりかえり文からは、これだけ深い学びをしていることがわかります。」と付け足しました。

増田教諭は、話の中で「書く、ということがキーワードです」と言っていましたが、子どもたちにはことあるごとに書いてもらいます。そしてその書いたものを学級通信や授業プリントで紹介し、クラスの仲間がお互いにどのようなことを感じたのか、何を考えたのかを交流します。授業の中で発言しなくてもこういうことに気が付いたんだ、ということは、教師だけではなく、子どもたちもわかるのです。私たちは学校で仲間と共に学ぶということの意味、価値をそこに見いだします。

 

Aさんが卒業間際にクラスのことについて書いた作文では、「このクラスはみんなが意見を言えてそれについて考えて話し合えるクラスだと思う。1人1人の意見を大切にしているのがすごくいいところだと思う。・・・・・・Aはこのクラスでよかったと思います。みんなとすごせて楽しかったです!!」と書きました。

この作文について、増田教諭は担任としてすごくいいことだと思ったこと、として、「①自分の意見を持てることがすごく大事なことである ②1人1人の意見を大切にしていることがいい、ひとの意見も大切に出来る、ということ ③そのことを伝えられること」と語ってくれました。

 

限られた時間でしたが、あと2つの例を話してくれました。

1つめ、今年1年生の担任をしている増田教諭、毎日、新鮮で笑える1年生の姿がありますが、楽しみにしているのが“あさのはっぴょう”の時間です。ある子どものお母さんに、「最近よくはっぴょうしてくれますよ」と伝えたら、「えっ?!幼稚園ではほとんど前に出なかったのに!?」と驚かれていた、ということです。増田教諭は、子どもはいつ“芽”を出すかわからない、大切なのは土作りだと言います。

2つめ、和光幼稚園から和光小、和光中と進み、A高校、KO大学に進んだ卒業生が、和光中学校の卒業式で読んだ作文を紹介してくれました。内容は割愛させて頂きますが、小学校時代担任だった増田教諭は、「彼はお世辞にもこんなに文章が書ける人でも、こんなに漢字を使う人でもありませんでした。」と言います。「小中と「書くこと」「表現すること」をずっと追求してきたことがこんなにも力を付けてきたのです」と。

そして、“和光らしい子”ってどんな子どもなのでしょう、と語りかけます。じつは、そんな子どもはいないのです。一人ひとりが自分らしさを育てることができる、それが“和光学園”であると私も思っています。

 

最後に、増田教諭がレジュメにまとめたことばを紹介します。

○「おとなしい子」が輝いていないのではない。じっくりと自分の内面を育てている。

○書くこと、ふりかえることを通して内面を出す。共有する。そして、受け止め合う。

○その大前提として、集団の関係づくり。自分を出しても良い安心感。

○その子が一歩ふみ出す時期とタイミングは一人ひとりちがう。ちなみにAさんは、今、中学校で一歩ふみ出そうとしている。

 

実は私の長男も、和光小学校の頃は授業中手を挙げて発言する、はっぴょうすることが苦手でした。クラスのほとんどの子どもがはっぴょうしているのに何もはっぴょうしないのはどうしてだろう、と私もモヤモヤした頃もありました。そんな長男が和光高校で生徒会執行委員長に選ばれたと知った時、子どもには一人一人芽を出し花開く時期があるのだと妙に納得したのを覚えています。

 

懇談会では増田教諭を囲んで次々と質問を寄せて下さる方がいて、この後も親としてわが子をどう見ていくのか、などもっともっと語り合う機会があれば、と感じました。

参加して頂いたみなさま、ありがとうございました。

 

 

※「算数日記」は、1時間の授業の内容を1枚のケント紙にまとめ、授業終了時に、わかったこと、考えたこと、疑問に思ったことなど“ふりかえり”を書いたものです。貼り合わせて表紙をつけると、単元ごとの1冊の冊子にまとまります。和光小学校では、授業の記録、まとめをいろいろな形で進めています。

 

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