「からだのはなし」がNHKで放送されます。

代かきを終え、落ち着いた田んぼにいよいよ苗を植えていく”田植え”の作業です。
今日は転んでドロドロにならないように、そっと田んぼに入って一列になります。
一人だけ速く進んでしまってはダメです。みんなでそろって下がっていきます。
浮かないように、しっかりと植えます。腰がとってもつらくなります。
上手に苗を植えきることができました。お見事です。
これからグングン生長していき、秋の収穫が楽しみです。このような体験をくぐった上で「日本の農業」について学ぶと、学びが一層深まります。数日後、近くを通った保護者の方が田んぼの様子を送ってくださいました。順調に育っています。
5年生は社会科で「日本の農業」について学びます。知識として学習するだけでなく、自分たちでお米作りをしながら、実体験を通して「日本の農業」について考えていきます。6月のとある日、田んぼの代かき作業を行いました。田んぼをお借りして、今年で15年目になります。まずは田んぼのまわりを固める”あぜぬり”の作業です。(地域によって名前はちがうようです)
次はいよいよ”代かき”の作業。色々な意味がありますが、とにかく田んぼの中をかき混ぜます。
最初はおそるおそるだった子どもたちも、なれてくると動きがダイナミックになっていきます。
担任の先生も楽しそう。鬼ごっこも始まります。
引率で来てくれたお家の人も一緒に!このような体験はなかなかできません。
すっかり気持ちよくなってつかってしまう子ども。数日後には田植えを行います。
和光小学校の算数の授業で大切にしていることの一つは、実感を持って学ぶことです。2年生の「3けたのたしざん」でも、ただ計算の”やり方”を知るのではなく、その仕組みを学ぶことを大切にしています。
いつもはみんなの顔を見合いながら討論したり、話し合える机の形なのですが、このコロナ禍の中で全員が前を向いての配置。みんなの考えを聴き合うことが難しく、悩ましい所です。そのような中でも少しでも子どもたちが前に出てきてみんなに説明したりする場面を取り入れるようにしています。
実際の具体物と、教具のタイル、そして数字が一致するように、構造的に理解できるように学習しています。「できる」こと、そして「わかる」ことも大切にしている和光小学校の算数の一場面でした。
体育館では6年生が5年生にみかぐらを伝えていました。まずは6年生のデモンストレーションです。6年生の踊りに5年生はくぎづけです。
5年生と6年生のペアにわかれて踊りを伝えます。扇回しを中心に伝えます。
最初はぎこちない5年生も、少しずつまわるようになっていきました。
伝え方がとても丁寧な6年生。一生懸命学ぼうとする5年生。
5年生の担任の先生が”伝える会”について、学級通信にこんな風に書いていました。
「みかぐらがはじまります。この踊りは30年以上前に、岩手県奥州市衣川の大森分校の子どもたちから和光小学校に伝えられた踊りです。その”伝える”という活動は、6年生が5年生に伝える会という形で今までつながってきました。・・・しっかりおどりこんで、来年には次の5年生に伝えていってほしいと思っています。」
教わった5年生が6年生に送った手紙です。
「〇〇さんへ 大森みかぐらを教えてくれてありがとうございます。扇の回し方がわからなかったけど、教えてもらえてわかったので、すっきりしました。扇を回すのはむずかしいけれど、これからがんばってきれいに回せるようがんばります。教えてもらったコツを忘れないようにがんばっていきたいと思います。6年生のしゃくじょうはとてもキレイでびっくりしました。大森みかぐらをがんばっておどっていきたいと思います。」
和光小学校には”伝える”文化があります。自分たちが学んだことや考えてきたこと、やってきたことを下級生やお家の人に伝えるのです。伝えられた方はバトンを受け継ぎ、伝える方もそこで学び直します。3日(金)は学校のあちこちで”伝える会”が行われていました。
外では、4年生が3年生にけん玉を伝えていました。
「もっとひざを使うといいよ!」「こんな技もあるんだよ!」「すごい!できたね~!!」
大皿にのって喜ぶ3年生。その姿を見て一緒に喜ぶ4年生。
「最後の方で3年生がさりげなくやっていたら、なんと空中ブランコが成功して、二人で「お~!!」って言っていたよ。」
「大皿にのせられない子がいて、「大皿にのせられない!」と思ったけど、よ~く考えたら、自分もそうだった!でもその子は、おぼえるのが早くて、教えてる自分はおもしろかった。みんなそれぞれ違う技を使っていて、見てて楽しかった。みんなとやるって、いいなぁ~。」
「次はいちょうまつりや運動会があるから、それも教えてあげたいよ。」
和光小学校は、タテの関係も大切にしています。
6月に2日間実施いたしました、Zoomによるオンライン説明会には、多くの皆さまに参加していただきありがとうございました。皆さまからいただいたフィードバックの「要望、さらに聞いてみたいこと」にも沢山の記入をしていただきました。そこで、7月はあらためて皆さまからのご質問にお答えする「オンライン個別相談」を実施することにいたしました。全体の説明会の中では、なかなか聞けないこともご質問いただきたいと思います。ぜひお気軽にお申し込みください。
実施日:7/8(水)、7/9(木)、7/10(金)、7/15(水)、7/16(木)、7/17(金)、7/22(水)、7/23(木)、7/24(金)、7/28(火)、7/29(水)
お申し込みは、「学校説明会サイト」内の「個別相談会」からお申し込みください。
学校説明会サイトに、「和光小学校の工作技術」についての説明動画がアップされました。ぜひご覧ください。
2年生が企画、準備、運営をしてきた「1ねんせいとあそぶかい」がありました。1年生に楽しんでもらい、仲良くなることが目的の一つですが、低学年棟の使い方を伝えることがもう一つのねらいです。1年間過ごしてきた中で、困ったことや、気をつけてもらいたいことなどを出し合い、ミニ劇などにして伝えていました。
先生たちから教えられるよりも、1年生は楽しんで知ることができます。
色々考えて、工夫する2年生。
”1年生のため”というよりも、2年生が育つ場でもあるのです。その後は、手作りコマのプレゼント。ペアの子に、一生懸命作ったコマをプレゼントしました。
まわし方も伝えます。上手にまわると一緒にうれしそう!
コマには、2年生が書いた手紙が添えられていました。
「にゅうがくしき きんちょうしたかな?ともだちいっぱいできたかな。こまったことがあったら なんでもいってね。(N)」
「にゅうがくおめでとう!しらないことがあったら なんでもゆってね!わこうしょうがっこうは たのしいことがいっぱいあるから たのしんでね!!(K)」
「こころをこめて つくりました。だからぼくがつくったこま きにいってね。もっともっともっともっと たくさんあそぼうね。(S)」
1年生にとっても、2年生にとっても意味のある”あそぶ会”となりました。