共に学び合う「授業研究」

和光小学校は手作りのカリキュラムと手作りのテキストを大事にしています。それは、目の前の子どもたちから出発した授業づくりをしているからです。しかし、そのためには子どもたちを捉え、教材を捉え、授業観を磨くとともに、教員一人ひとりの力量も高めていかなくてはいけません。その”要”となるのが、教員集団での「授業研究」です。
コロナ禍で、一斉に教職員が集っての研究授業がなかなか難しかったのですが、きのうはようやく実施することができました。2年生の算数の授業でした。
2年生になると、1年前とは比べものにならないほど落ち着いて授業を受けていることにまずは驚きます。
かけざんの答えをタイルとカップを使って、一人ひとりが出していきます。かけざん=九九と思っている子どもも少なくないのですが、九九を覚えていなくても、かけざんの性質さえ理解していれば自分の手で答えを出せるのです。
授業の後には、教員での検討会が行われます。
子どもたちの学びの事実をもとに、率直に話し合います。
「授業研究」は和光の命綱です。これまでも、これからもずっと大切にしていきます。