4年生 奥多摩合宿に行ってきました!

多摩川の最初の一滴を見に行こう!という4年生の奥多摩合宿。
「宝石みたいにきれい!」な多摩川上流域で3泊4日の合宿です。
最初の一滴は、山梨県の笠取山にある水干(みずひ)という所で見ることができます。2000m近くある笠取山を、みんなで励まし合いながらゆっくり登りました。
水干では、湿ったコケのあいだからポタリと落ちる一滴をみんな食い入るように見つめていました。しばらく見ていると、ポタッと雫が落ち歓声があがりました。ここから海まで138kmの多摩川の水の旅が始まります。一体どれくらいの月日がかかるのでしょうね。
自然豊かな奥多摩の地では、ふだんの生活では体験できないことをたくさん経験しました。奥多摩の森は水源林となっており、日々人間の手によって手入れがされています。その林業の体験もさせていただきました。切ったばかりの丸太を切る経験なんてみんな初めてでした。
山登りの次の日は、多摩川のキャンプ場へ移動し川遊び。カジカやヤマメを追って魚とりをする子もいれば、流れに流されるのを楽しんだり、岩から飛び込む子もいます。始めはちょっと怖がっていた子も、みんなに励まされて飛ぶことができました。
「岩から飛び込んだら魚が見えたよ!」と興奮気味に話す子も。上流の水は冷たくて気持ちよく、びっくりするくらい透き通っていました。
今年は3日目に宿からロッジへ移動してキャンプ場泊という新しい試みをしてみました。寝袋で寝る経験もほとんどの子が初めてでした。合宿委員を中心にして、みんなで自分たちの生活を作り上げることを目指した4日間。子どもたちは本当によく頑張りました。