3年生 社会 「農大通り商店街を歩く」

3年生の社会科は地域を見つめる「町たんけん」から始まります。
舞台は、和光小学校のすぐ近くにある、「農大通り商店街」。
この日はあいにくの雨の中、1回目の町たんけんに子どもたちと出かけました。
まずは商店街の中を歩き、「どんなお店があるのか?」子どもたちは首を右に左に大忙し。
普段、この商店街を歩いている子どもたちも、改めてまじまじとお店を見学していくと、「ここって食べ物屋さんだったの?」「このお店って何屋さんって言うんだろう・・?」などなど、たくさんの疑問や発見が生まれてくる子どもたち。
中には、普段は前を通るだけでずっと気になっていたパチンコ店の中の様子を覗いてみようとする子どもたちもいました。
この町たんけんでは、子どもたちの地域を見つめる目を豊かにすることも狙いのひとつです。
これまではただの通学路だった道が、だんだんと不思議がたくさん詰まっている通りに変わっていきます。
気がついたことや見つけたことは、自分たちの次の町たんけんを豊かにする大事な材料です。
他にもこの町たんけんでは、地図を使った学習も始まります。
この日は、25年前の農大通り商店街の地図を手元に置きながら、現在も残っているお店を見つけるという課題にも挑戦しました。
学校では地図の学習を事前にしていますが、やはり外に出て自分の足で歩きながら地図と照らしわせることで、子どもたちはだんだんと自分がどっちを向いて歩いているのかを地図を見ながら確認することができるようになっていきます。
「あっ!地図にあるお店があったよ!」と地図の中と目の前の現実がつながっていく体験も、この町たんけんで子どもたちに感じてほしいですね。