3年生 カイコが繭になりました

3年生が約1ヶ月かけて育ててきたカイコが繭を作りました。
この間、卵から5令に育てるまで、毎日桑の葉を与え、糞のお掃除を欠かさずおこなってきた子どもたち。
この日は、カイコが作ってくれた繭をまぶしから取り出す日でした。今まで育ててきたカイコが見えなくなり繭の中にいると思うと、なんだか不思議な気持ちになります。
まぶしから取り出す時子どもたちは、「ねえ、どれ位の強さで持っていいの?」「なんか、潰しちゃいそうでこわい!」と、ひとつひとつの繭を大切な宝物のように丁寧に取り出そうとしていました。
実際に卵から育てカイコが作ってくれた繭を手にとって観察してみると、「ふわふわ!」「きもちいい!」「臭くない!」子どもたちの率直な感想が飛び交います。
最後は、カイコ日記に観察して気がついたことを丁寧にまとめます。
さあ、この後はこの繭から糸を取る活動が待っています。
「カイコ」→「繭」→「シルク(生糸)」→「商品」という一連の流れを実際に体験し得る学びが、和光小学校の総合学習なのです。