3年 実感を通して学ぶ『いわしのたび』

「ぼくらはいわし。一ぴき二ひき、三びきなんてものじゃない。なん万、なん十万というかずで、ひろい海をおよぎまわっている。」という文からはじまる『いわしのたび』。何万、何十万ものむれを作るのは大変なので、一万びきのむれを作ってみました。
1枚に50匹いる紙を一人で6枚つなげると300匹。
一人ひとりが貼り合わせたものを、さらに班ごとで貼り合わせて・・・
さらにみんなで貼り合わせて・・・
できました一万匹の群れ!本当は、何万、何十万もの群れなので、こんなものではありません。
教室前の廊下に貼ると、まるでいわしの群れの中を歩いているようです。
「多すぎてちょっとこわかった。」
「こんなでかいなんてびっくりした!あれが十個で十万なんてびっくり!」
「ふつう十万匹くらいいるけど、今日は一万匹だったよ。一万匹でもすごく大きいから、そうとう大きいと思う。」
「一万匹ってあれぐらいなんだ!一万っていう数を体かんしたことがあまりないからなー。・・・あんなに大きいんだなぁ。」
文章から読み取ることをもちろん大切にしている国語の授業ですが、文章からだけでは読み切れない所、さらに深くつかみたい所は、体を通して実感を持ちながら学ぶことも大切にしています。これからの展開が楽しみです。