3年生 クワコが大発生?

3年生は総合の時間に「かいこ」の学習を始めています。今年は例年と違って少し珍しい現象が、和光小学校で起きています。今週の月曜日に3年生の子どもたちが「先生〜かいこが学校の桑の木にいたよ!」と職員室にかけこんできました。「いやいや、かいこが野生でいるわけないよ」と思ったのですが、実物を見ると、「あれ?ほんとだ、、」
子どもたちと一緒に調べてみると、子どもたちが見つけたのは、「くわこ」という幼虫だということが分かりました。しかも調べていくと、「かいこ」の原種にあたる幼虫だということも分かりました。このくわこ、学校でこれだけ見つかることは珍しいようです。
そもそも、かいこという生き物は、元々人間が、かいこから絹をとるために品種改良を行ったことで生まれた家畜です。
和光小学校の三年生の子どもたちはその不思議な「かいこ」という生き物を題材に、自分たちで飼育し、そのかいこの一生から多くのことを学んでいきます。
でも今年はその前に、まずは「くわこ」に興味津々の子どもたちと一緒に、その生態や特徴について調べていきたいと思います。