卒業制作:自分の体を支えるイス

6年生の工作技術科では、卒業制作として「自分の体を支えるイス」づくりに取り組みました。
完成の条件は「自分の体を支えられる」という一点。座り心地を考えて、イスの高さや背もたれ、座面の形などを工夫したり、機能を高めるために、引き出しやキャスターなどを取り付けたり、芸術性を意識して、好みのペンキで塗ったり、好きな絵を描いたり・・・。これらは全てその人の自由。
卒業制作にふさわしい、自分のこだわりを詰め込んだ「生活でつかえる」イスを仕上げました。
自分の体を委ねられるような、しっかりとしたものを、自分の手で作り出すことは大人でも容易なことではありません。永く手元に置いて、小学生の時にそれだけ無心にこだわって作った時間があったことを思い出してもらえたら、と思います。
卒業、おめでとう!!