新しい年、新しいこと、人との出会いを ~3学期始業式の発表・冬休みのこと~

和光小学校 校園長ブログ
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あけましておめでとうございます。

2019年、新しい年が明けました。新学期の始業式、寒い中でしたが、体育館に元気な子どもたちの姿が戻ってきました。

始業式の最初は学校を代表して、副校長の栗原先生からのお話でした。中学の頃、横浜から自転車で三浦半島の先にある城ヶ島まで行って初日の出を見たこと、高校になったら、やはり友だちといっしょに富士山のところまでツーリングしたのだそうです。その時の友だちの一人が、あれから40年以上経つけれど琵琶湖まで千キロ自転車で走破したという年賀状が届いたそうです。

好きなこと、夢中になることを見つけて下さい、と結びました。

 

各学年からの発表、1年生、2年生は冬休みに「あのねのーと」に書いたことを発表します。

1年生げんたくんはブレインボードをいつもやっていたらおもしろくなりました。学校までいけるかも、と思ったそうです。

まおさんはお正月にふだん会えない親戚のお姉さんといっしょに「いぬぼうカルタ」をやったのが楽しかったそうです。ピアノの発表会もあり、“芸は身を助ける”と思ったのだとか。3学期は6年生といっぱい遊びたい、と書いています。

ひよりさんは、茅ヶ崎で箱根駅伝の応援をしました。画用紙に「東海大学ガンバレ」と大きく書いたものを見せてくれました。優勝できてうれしかったそうです。

2年生のいろはさん、ソレイユの丘というところに行って、トマト畑と大根畑で収穫しました。持って帰ったトマトは「おいしすぎてママが全部食べちゃった」のですが、大根はぶり大根にしてもらって“おいしすぎた”のだそうです。

にこさんは家族で伊豆へ行き、お散歩をしたこと、その時、パパの弟をにこさんが道案内したということでした。

ことねさんは3学期に体育でおすもうをやることが楽しみ、跳び箱はしばらくやっていないのでがんばりたい、新しい生活が楽しみ、と2年生3学期の生活に思いを馳せています。

まにさんは3学期にやるお勉強が楽しみ、まだ習っていないことをやりたい、とこれからの学習に期待を込めて書いていました。

3年生ゆのんさん、クリスマスパーティーではたくさんの人が集まっていろいろなゲームをしたそうです。お正月には別荘に集まってイベント続きだったとか、その後、クッキーやパウンドケーキを作ったそうです。3学期の目標は「早寝早起き」だと最後に決意を述べました。

そおくん、佐賀県城崎温泉のマリンワールドへ行き、水族館のショーを見たそうですが、次のショーを見ることができるようにうまく時間設定がしてあると感心していました。

4年生たいかんくん、3学期楽しみなことを話してくれました。4年生は総合学習で中国の勉強をし、1月末に交流している横濱山手中華学校へ行きます。中華学校の人たちと出会うことと中華街へ行くことが楽しみだと話してくれました。

はるとくんは2月に行う劇の会をがんばりたい、セリフなどを覚えてやりきりたい、と話しました。

5年生はえみのすけくんが代表して発表しました。来週行われる「羊羹の未来を考える会」と収穫祭をがんばりたい、とのこと。総合学習で取り組んできた「羊羹」のまとめの会には虎屋文庫の方、新潮社の方も来て下さることになっています。代掻き、田植え、稲刈りなど鶴川でお借りしている田んぼで育てた米でおにぎりを作ったり餅つきをして行う収穫祭、5年生は「大森み神楽」を踊ることでしょう。

6年生はそれぞれのクラスの学級委員から。

まあいさんは、短い3学期にたくさんの行事が行われること、「沖縄を伝える会」では5年生に沖縄の人たちのたくさんの思いを伝えたい、楽しみなことは劇の会でみんなを笑顔にできるような劇にしたい、と語りました。

こあくんは、5年生が中心になって行う児童会行事「6年生を送る会」について、がんばってください、と昨年は5年生としてやりとげた自信をのぞかせていました。

えみちくんは、楽しみなことは劇の会で、おもしろい劇を作りたい、と話しました。

なつねさんもがんばりたいことは劇の会で、おもしろい劇を作りたい、小学校生活最後の学期なので、思いっきり学び、楽しい思い出を2ヶ月の間にいっぱい作りたい、と結びました。

 

最後に児童会から。児童会が取り組んでいる「走らないで週間」「ロッカー点検」に加えて「6年生を送る会」についてのアナウンスの後、前期児童会執行委員長であったかれらさんからのメッセージが続きます。

「私たち6年生は3学期をもって卒業します。一日一日を大切にしたいと思います。下級生のみなさんはいろいろなことにチャレンジして充実した毎日にして下さい。」

 

 

学校は夏休み、冬休み、春休みと年に3回長期の休みがあり、その中で日常では体験できないことに挑戦したり、ふだん会えない人に会ったり、時間に追われないゆったりのんびりした時間を過ごしたりして新たな学期、新たな学年に向けての充電を行うことができます。

私たち教職員も同じで、その中で思いがけない人との出会い、新たな発見があり、次の学習に向けての力を蓄えることができています。

この冬休み、私が所属する「一般社団法人“人間と性”教育研究協議会」(性教協)の「理論と実践講座」が沖縄で開催されました。性教協は各地でサークルを作り活動を繰り広げていますが、今回は沖縄サークルのみなさんのご尽力で、琉球大学を会場に、2日間内容がぎっしり詰まった学習会となりました。

講座の前日の懇親会には、沖縄国際大学名誉教授の石原昌家先生も参加して下さって、昨年6月、石原先生が編集、執筆された中日新聞の記事、「変質する沖縄戦」を持ってきて下さいました。

石原先生は1991年の和光小学校の沖縄学習旅行で教科書裁判のことを6年生に話をして下さったことがあります。「難しい内容で、小学生にわかるかな、と思ったけれども、熱心にノートをとっている姿にびっくりした」と、当時を思い出して話して下さいました。

「理論と実践講座」1日目の記念講演は元那覇市議の高里鈴代さん。和光小学校の沖縄学習旅行で座間味の戦争のお話をして下さる宮城晴美先生たちとともに、沖縄における米軍による性被害の実態をまとめ、各地での講演活動もしていらっしゃいます。

昨年11月3日、東京に来る機会があり、中野で行われている「チャランケ祭り」を見に行ったのだそうです。チャランケ祭りは、東京に在住しているアイヌの方たちと沖縄の方たちのお祭りで、1994年から続いていますが、和光小学校は始まった年から1年生はアイヌのおどり、6年生はエイサーで参加しています。

高里さんが会場に着いたとき、ちょうど和光小学校6年のエイサーが始まるところでした。その後、いっしょに参加している和光鶴川小学校6年生と“ガーエー(エイサー対決)”を行い、会場は大いに盛り上がりました。その時の和光のエイサーがとても印象に残っている、女の子のチョンダラーも素晴らしかった!と熱く語って下さいました。

また、この講座のシンポジウムには、もう20年以上鶴小の沖縄学習旅行でずいせん学徒隊の宮城巳知子さんのガイドとしてお世話になっている長堂登志子先生も登壇され、鶴小の沖縄学習を語って下さいました。

石原先生、高里さん、ともに初めてご挨拶させていただいたのですが、和光小が取り組んでいる沖縄の学びを印象深く受け止めて下さっていること、鶴小の沖縄学習を支えて下さってきた長堂先生が子どもたちに平和を語り継ぐことの大切さと難しさについて語って下さったことは、とてもありがたいことでした。

6年生は“沖縄を見ると今の日本が見えてくる”ということを学習の中で実感しています。沖縄の方たちとの深く長いつながりを改めて感じるとともに、今の私たちのさまざまな問題が凝縮した沖縄から目を離してはいけないと、決意を新たにした3学期の始まりでした。

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