6年生が”6年生”になるということ

6年生は、いきなり”6年生”になるのではなく、様々な役割や立場を経験しながら”6年生”になっていくのです。その一つ目のしごとは、入学式でした。入学式をふり返った6年生のことばです。
「最初は一年生が座る場所とかを覚えられるか心配だったけど、やってみたら意外 になんとかなったし一年生とも仲良くなれて楽しかった。それに一年生が小さくてすごくびっく りした。みんな小さくてかわいかった。わたしも一年生の時はあんなに小さかったのかなあと 思った。」
「自分が一年生だったころ、六年生はこん な気持ちだったんだなって思う。これから学校が始まっていっしょに遊んだりすることもあるか ら自分がしてもらったように一年生にやさしくしたい。」
「1年生のために入学式ができてよかった!久しぶりにクラスのみんなと会えたのがうれし かった!これから1年生に頼られる6年生になりたい。」
「一緒にくつを入れたり、階段で 写真をとったり、本を読んで遊びました。私はすごく楽しかった。今度絶対に一年生のクラスに 遊びに行くからね。困ったことがあったら言ってね。学校にいる間、仲良くしようね。」
ここではほんの一部しか紹介できませんでしたが、これから6年生としてがんばっていこうという気持ちがみんなの文から伝わってきます。一つひとつの学習や行事をくぐり、卒業を迎える時の6年生の姿が楽しみです。