終業式

こんな時代だからこその学び・学校

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PC180228

2学期の終業日を迎えました。体育館で全員が集っての終業式はできませんので、放送を使っての終業式となりました。児童会執行委員長のことばと、副校長からのことばを全校で聴きました。2学期をふりかえっての副校長のことばを紹介します。

「12月に入り、先生たちのやりとりで、とても印象的な場面がありました。児童会主催のドッチボール大会は、コロナ禍であっても、自分たちの学校生活をもっともっと楽しみたいという児童会の人たちの想いで、様々な感染防止対策をした上でやることになりました。その感染防止対策の一つが、「試合を応援するのは、それぞれのブロックの人たちだけにする」というものでした。つまり、1・2年生の試合は、1・2年生の人しか見られないという約束にしたのです。多くの人が体育館に集まると「密」になってしまい、感染のリスクが高まってしまうからです。大会は、低学年の部から始まりました。勝ってうれしい、負けて悔しい…とても盛り上がりました。終わった後に、他のブロックの子どもたちから「試合を見たい」、「もっと応援したい」という声が児童会担当のK先生の所に届いたのです。それを聞いた増田は、「その気持ちはわかるけど、今の状況ではしょうがないよね。がまんしてもらおう。」と、心の中で思いました。他の先生で同じように考えていた人たちもいました。でも、K先生は違いました。「だったら、中学年の部からはグラウンドでやったらどうですか?」、「グラウンドであればそこまで「密」になる心配もないし、多くの人が応援できるのでは?」・・・今思うと、「それはそうだよな~」と思うのですが、その時は、まったくそのような考えにはならなかったのです。発想の転換、柔軟に考えたその結果、中学年の部からはグラウンドでやることになり、大いに盛り上がり、ドッチボール大会は終わりました。グラウンドなので、熱い試合の後、ラインがすぐに消えてしまいます。その度に、執行委員の人たちが一生懸命、何回も線を引き直す姿がとても印象的でした。「密になるからできない」ではなく、「密になるから、どうすればリスクを回避してやることができるか?」・・・思い返せば、今年の2学期はその話し合いの連続でした。リーダーのSさんのことばを借りると、「最悪で最高の運動会」もそうだったし、沖縄学習旅行、いちょうまつりもそうでした。「どうしたらみんなの行事を成功させることができるか?!」その一つひとつを成功させたのは、まぎれもなくみんなの協力のおかげです。例年とはちがう形でもがまんしてくれました。マスク着用、手洗いもがんばってくれました。ありがとう。

和光小学校の映画『あこがれの空の下』が公開された日に、卒業生であり、ジャーナリストである堤未果さんがこんなことを言っていました。「今はGoogle先生が何でも教えてくれる時代だからこそ、和光小学校の学びはとても大切なのです。」と。インターネットではどんなことでも調べられます。でも、ドッチボール大会をおえた1年生のSくんのように「くやしかったのは、1かいせんでは かったけど、2かいせんめでまけてくやしかった。だからくやしなきした。」という気持ちはGoogle先生からは教われません。2年生のHくんは、2学期の一番の思い出を「うんどうかい。なんでかというと、かちたいとおもってたけど、まけてくやしくておもいでにのこってる。」と書いていました。この気持ちや思い出は、インターネットでは絶対にわからない気持ちです。4年生のYくんは「クラスの楽しいこと」を、「みんなの発言。その中でも国語が一番おもしろい。」と言っています。あの人の考えや、この人のアイデアを聴きみんなで学び合うのが学校ですね。今年2020年は、そんな“学校で学び合う意味”をすごく考えさせられた1年でした。堤未果さんが言っていたことばの意味は、みんなの書いた2学期のふりかえりの中に詰まっていました。

2学期の最初に、「何かに挑戦する2学期にしてみてください!」と呼びかけました。どうでしたか??1年生のMさんは「はじめてこまをして、だんだんこまをできるようになったのがたのしかったよ。」とふりかえってくれているし、3年生のHさんは、「さいしょはとべなかった4だんのとびばこがとべるようになって、力がついたな~っておもった。」と書いてくれています。大きな“挑戦”と、できるようになった“成長”だね!増田は、いつも2学期に腰を痛めるので、今年は運動会もいちょうまつりもあり、何とか腰を痛めないように!と、毎日3分間のストレッチと筋トレをやる目標をたてました。結果、毎日がんばり、大きく腰を痛めることがなく2学期を終えられそうです。きっと一人ひとり大きな目標から、小さな目標までたててがんばったことがあると思います。そんなことも学期の終わりにふり返り、自分自身のがんばりを確かめてみてください。

6年生にとっては、とても大変な2学期でした。運動会ではリーダー学年として引っぱり、直後には沖縄学習旅行、その後はいちょうまつりに、沖縄を伝える会…。もちろん日常の学習と生活も。話し合いも沢山あったと思います。本当によくがんばりました。Aさんは、「沖縄についてたくさん学んだ学期だった。平和についてもみんなで考えた。知らなかった歴史を知れて良かった。自分は平和について答えを出せていないから、これからも学んで考えていきたいと思う。」と書いています。沖縄の夜もみんなでうんと話し合い、考えてきたのだと思います。すぐに答えは出なくても、これから関心を持ってずっと考えていくことが大切なのだと思います。残りの小学校の生活も、みんなで共に支え合い、考え合い、乗り越えていってもらいたいと思います。

和光史上最も長くて、濃い2020年度の2学期でした。がんばってきたみんなに「お疲れさま」を伝えたいと思います。そして、クラスのみんなでお互いに「お疲れさん」と伝えてください。みんなで乗り越えてきた2学期なのですから。これで先生からの話は終わります。(増田 典彦)」

※全校に話したことの原稿を一部編集しております。

 

今日で2学期が終了します。保護者の皆さま、近隣の皆さま、和光小学校に関わってくださったすべての皆さまに心より感謝申し上げます。2021年も和光小学校をよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。

和光小学校の資料一式を無料送付いたします。

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