アイヌの文化を愉しむ1年生

アイヌの学習を深めている1年生。この日は「1日アイヌデー」ということで、1時間目から5時間目までたっぷりとアイヌの文化を愉しみました。まずは北海道から届いた鮭(カムイチェプ)をさばく所を見せてもらいました。
さばいてもらった鮭と自分たちで切った野菜を使ってチェプオハウ(鮭の汁物)を作ります。1年生でも包丁を使います。
ゆでたじゃがいもをつぶして、片栗粉とまぜてイモシト(いもの団子)も作りました。
次は、アイヌ語のカルタ。知っていることばが出てくるとうれしくなります!
体育館では、弓と輪投げのアイヌの遊びを教わりました。「何だかアイヌの人になった気持ち!」という子どもも。
たっぷりと遊んだ後は、アイヌの料理を食べます。切ったり、つぶしたり…自分たちで作った物はその分おいしく感じますね。オハウを5杯もおかわりする子どもも。
午後は、体育館でアイヌの楽器”ムックリ”の演奏を聴かせてもらいました。面白い音がします。
今まで踊ったことのないアイヌの踊りも教えてもらいました。
放課後は、大人向けの刺繍と木彫の講座です。アイヌの文化を丁寧に伝えてもらいます。
大人も真剣です。保護者も一緒になって学べるのが、和光小学校の魅力の一つです。
子どもたちは五感を通して、たっぷりとアイヌの文化を愉しみました。遠く北海道から来てくれた髙野さんご夫婦に感謝です。本当にありがとうございました。