2年生 実感を大切にしながらの”かさ”の学習

2年生の算数は、「かさ」の学習を進めています。小学校に入って、初めて「1個、2個…」とわかれていない”量”との出合いなので、実感することを大切に、丁寧に学習を進めています。
同じ入れ物であれば、直接くらべられる。でも、異なる大きさの入れ物であれば…どうする??自分たちの考えを出し合いながら一つひとつの方法をたしかめていきました。ある子が、「紙コップに入れて比べればいい!」とアイデアを出したのでやってみました。
この班はコップ2杯分の水の量でしたが、
この班は、コップ12杯にもなりました。あれれ…??ここで気がつきます。「コップの大きさが違うからズルい!ちゃんと比べられてないよ!」このような過程を経て、世界共通の普遍単位の必要性を見つけるのです。
1dLという単位があるよ。と、1dLマスを使って、ペットボトルで自分だけの1dLマスを作りました。そのマスを使って、ジュースも飲んでみます。
「1dLはおもったより多くてビックリした。」
「1dLがこんなりょうとはおもわなかった。1dLはもっと少ないとおもった。」
「5~6口でのめたよ!見た目より多かったよ!」
体を通して1dLを実感しました。
次は、色々な入れ物をはかってみます。班ごとに協力して何dLかをはかります。梅ジュースのビンは…?
やかんはどのくらい??
バケツはどうだろう??
バケツ班はとっても大変でした。こうして、L(リットル)の必要性に出合いました。
水を沢山使い、この季節にぴったりの”かさ”の学習です。