2年生のげきづくり③係の仕事

キャストもスタッフもきまって、本格的にげきづくりが進んでいきます。
道具係になった子たちは、舞台の背景をつくったり、劇の中にでてくる道具をつくったりしていきます。
九人きょうだいの「力もち」がもちあげる柱が完成しました。こうした道具ができていくと、子どもたちの動きはよりはっきりと、生き生きとしてきます。自分達でつくることで、劇への気持ちもどんどん高まっていきます。
衣裳係は学校にあるいろいろな劇の衣装から使えそうなものを探したり、お母さんたちにこんな衣装が欲しいから作ってほしいとか、各家庭にある服でつかえそうなものがないかを調べてもらったりします。
音響係になった子たちは、舞台の横で必要な音を鳴らしていきます。音は劇を進めていくときに台詞以上に重要になっていく部分があります。タイミングや間をとるということも練習を重ねる中でできるようになっていきます。