5年生 いきいき代かき・しっかり田植え
5年生は、毎年、田んぼ作りに挑戦しています。今年も少し遅くなりましたが6月の終わりに「代かき」「苗とり」「田植え」を行いました。
6月24日(水)は「代かき」と「苗とり」です。耕された田んぼには、水が張られています。土をさらに細かくする仕事を子どもたちが行います。といっても、田んぼに入って、ひたすら足で土を踏んで歩くのです。
はじめは、泥がつくことを気にしている子もいましたが、しばらくすると・・・
楽しくなってきて、
走り出していました。これが田んぼにとって、いい仕事になります。
転んでも、楽しそう。終わるころには、みんな泥んこになって、すっかり代かきの仕事は完了していました。
何か見つけたようです。
今ではすっかりめずらしくなった、オケラでした。鶴小で借りている田んぼのまわりは、雑木林で囲まれた、とても自然の豊かなところです。沢から流れるきれいな小川の砂地のところには、絶滅危惧種のホトケドジョウも住んでいます。もう少ししたらホタルも飛びます。
代かきが終わったら「苗とり」です。田んぼを貸してくれている市川さんが、畑で「うるち米」と「もち米」を種から育ててくれた苗です。畝で20センチくらいに育った苗をひとつかみ。根っこが切れないようにぬいて、あつまった苗を藁で束ねていきます。
藁で束ねる仕事は、けっこう難しそうでしたが、みんな一生懸命やっていました。
二日後の6月26日(金)には「田植え」を行いました。「田植え」は「代かき」とちがって、ていねいな仕事が求められます。
先生が張ったロープを目印に、5本ずつ間かくをあけて、苗を植えていきます。しっかり泥の中まで差し込んで植えないと、あとで苗が浮いてしまいます。
みんな、とっても仕事が上手でした。1粒でも多く収穫できるように、苗を大切にあつかって植えているのがわかりました。
この日は、40分くらいの仕事でしたが、作業が終わってながめると、
なかなかいい田んぼが、できあがっていました。左側、下の田んぼが5年1組のうるち米の田んぼ、右側、上の田んぼが5年2組のもち米の田んぼです。まだ梅雨が続きますが、これから夏の日をいっぱい浴びて、ぐんぐん育ってほしいです。草取り、水の量の調節などしながら、秋の収穫まで、がんばって育てていきます。