中学年

大地を踏んではねる!第29回 鶴小 秋まつり②

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今回の秋まつりは、鶴小のグランドで行う初めての全校行事となったため、感染防止の観点から参加者の密をどう避けるのかが、大きな課題でした。子どもたちの観覧席は、自分の椅子を並べて間隔を広くとりました。そのため、外部参加者を制限し、卒業生の参加のみとしました。また、保護者の参加制限は行いませんでしたが、観覧席の集中を避けるため、グランドと校舎ベランダの一部を指定観覧席とし、自分の学年の時に優先的に利用できる場所を設けました。各家庭の協力で、入れ替わりはとてもスムーズに行えました。本当にありがたかったです。さて、秋まつりの後半、3年生、4年生、そして6年生の紹介をしたいと思います。

3年生「寺崎はねこおどり」(宮城県)

宮城県桃生町は、見渡す限りの水田に囲まれた米どころ。この町で300年以上も前から踊りつがれているこの踊りは、秋の豊作を祝う人々の踊りです。「うちばやし」や「馬鹿ばやし」は、稲を刈って束ねて積み上げるなどの一連の動きが表現されています。手踊りの「献ばやし」にもとりくみました。

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両手には、自分の好きな色で染めた扇を持ち、体いっぱい使って踊ります。「ハイ!」「ソレ!」というかけ声が、気持ちよく響きました。

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一つ一つの動作に意味があって、「ドドキテサ!」というところは、俵を結ぶ動きです。結びきった時、扇がビシッと止まってカッコいいのです。また、「ばかばやし」では、太鼓のはやさが、だんだんはやくなっていきます。子どもたちは、それが楽しくて、一生懸命、扇をさばきます。それでも、決めるポーズはくずれません。おどりが自分のものになっていることがわかるのでした。

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3年生は、毎年9月、宮城県桃生町に行って、地元のお祭りに参加しています。有志の参加ですが、半数くらいの家庭が現地に集まります。そこで、「はねこおどり保存会」の方から指導を受け、地元の方と一緒にはねこを踊るのです。今年は、お祭りが中止になってしまって行くことはできませんでしたが、担任の先生から現地の様子を教えてもらったり、保存会の方の踊りを見せてもらったりして学んできました。

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練り歩いて15分!踊り終わるころには、汗が出ています。最後に扇を高く上げて終わった時、会場から大きな拍手がわきました。

 

4年生「中野七頭舞」(岩手県)

中野七頭舞は、岩手県三陸地方の小本に伝わる踊りで、七つの道具で構成されています。「先打ち」「谷地払い」「ナギナタ」「太刀」「きね」「小鳥」「ささらすり」の七つの道具から、子どもたちは自分の好きな道具を選び、道具を作って踊ってきました。本番では七つの踊りのうち「チラシ」「横ばね」「切り合い」」「三足」の4つを踊りました。

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ぐっと腰をおとし、大地をしっかり踏んで踊ります。これをずっと続けるのは、本当にたいへんなのですが、よく頑張りました。

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「先打ち」は、先頭に立って進む先を、ビシッと指し示します。「谷地払い」と「きね」は、道具を回転させながら進みます。「太刀」と「ナギナタ」は、動きのキレが引き立ちます。「小鳥」は、弓を持ち、「ささらすり」は、ほっかむりにお面をつけて、笹と扇をもって道化役を演じます。七つの道具の中から何を選ぶのかに、その子どもらしさがうかがえます。また、下級生は、今から何の道具にするか考え始めます。

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今年は、練習期間が短かったため、どの学年も完成するか心配しましたが、朝練や休み時間の自主練習でおどりを磨いてきました。自主練習なのに、参加する子どもはとてもたくさんいます。毎朝、体育館から太鼓の音が聞こえていました。4年生は、2週間毎日、朝練に取り組んでいたのでした。

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最後は「三足」です。足さばきがはやく、体の方向転換も多いのですが、それでも目線は高く、道具の先を見ています。とてもカッコよく、踊りに対する意識の高さが伝わります。4年生らしく、元気いっぱいに踊りきりました。

 

6年生「鶴小エイサー」(沖縄県)

エイサーは、もともと沖縄県の旧盆の先祖を送る踊りです。今は沖縄各地の青年たちが、その技と集団の美を競い合うものとなり、ますます盛んになっています。6年生は「ダイサナジャー」「仲順流り」「久高マンジュウ主」「いちゅび小節」「豊年音頭」「唐船ドーイ」の6曲を踊ります。

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自分で化粧をしたチョンダラーのフェーシ(かけ声)で、6年生のエイサーがはじまりました。その声の大きいこと。全員で打ち鳴らす太鼓が入り、はじめからすごい迫力です。

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今年は、沖縄学習旅行のあとの秋まつりになりました。沖縄をくぐった6年生のエイサーは、行く前のものとちがいます。それは、沖縄で戦跡をめぐる中で、何度もエイサーを踊り、そのたびに証言者やガイドの方の様子を肌で感じ、仲間とエイサーをおどる意味を、自分の中に確かに持っているからではないか、と思うのです。また、内間青年会の方と一緒に踊ったことも大きなことだったでしょう。踊りの中で子どもは変わっていく。いろんなものを取り込んで、自分の芯を太くしていくのだと思うのです。

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エイサーは、だんだんテンポの速い演目になっていきます。そのたびにフェーシは大きくなり、全員の太鼓の音は、一つになっていきました。

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6年生のエイサーが終わると、会場から大きな拍手が起こりました。チョンダラーがグランドを走り回り、さらに拍手は大きくなります。

終わったと思ったら、また、三線の演奏がはじまりました。ここからが鶴小の秋まつりの風物詩、卒業生やお家の方がエイサーに飛び入るのです。待ってましたとばかりに、太鼓を持ち、輪の中にどんどん集まってきます。「唐船ドーイ」をみんなで踊り、まつりは最高の盛り上がりを見せました。

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大盛況の中、こうして、今年の秋まつりは終わったのでした。

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民舞を通して、子どもたちは 心と体にとても大切なものを育んできた

6年生のお家の方からこんな感想が届きました。

第29回目の秋まつりをありがとうございました。我が家にとっては、上の子の時から数えて、9回目となる最後の秋まつりとなりました。晴天の秋空の下、思いっきり踊る子どもたちの姿を見て、「ああ、鶴小で6年間過ごせて、本当によかった!!!」と心から思いました。1年生のアイヌの踊りから、一つずつ踊りを心と体でくぐって、お兄さん、お姉さん達が踊る姿を見て「次は荒馬なんだ!あれを踊りたい!はねこを!七頭舞を!み神楽を!エイサーを!」と憧れと期待に胸をふくらませて、新しい踊りに出会ってきた我が子の姿が思い出され、感慨深かったです。我が子に「1年生のアイヌから始まって、エイサーで終わったけれど、どの踊りが一番好き?」と聞いたら、「どの踊りも大好きなんだけど、その年の踊りを踊っている時、この踊りが一番楽しい!!!と思って踊ってきたよ。」と話してくれました。「踊ることが好き」という気持ちが、どの子からも溢れていて、すべての踊りに涙が溢れました。うまく言葉にできませんが、民舞を通して、子どもたちは、心と体にとても大切なものを育んできたのだと感じました。これからも民舞を大切にしてほしい、と心から思いました。コロナ禍の中で細心のご配慮のもと、今年も素晴らしい秋まつりを本当にありがとうございました。

2学期が始まって、林間合宿、運動会、沖縄学習旅行、そしてこの秋まつり。子どもたちは、よく頑張った!と思うと同時に、無事に終えることができてよかった!とほっとするのでした。

(撮影:金子怜史)

コロナ禍でも充実した活動ができました⑤~第27回運動会~

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10月3日 熱く盛り上がった第27回運動会

鶴小の運動会は今年も、上級学級が下級生を率いてチームを作り、文字通り「子どもが作る運動会」が展開されました。

今年の運動会は、新型コロナウイルス対策として、行う場所を変更しました。隣にある和光中学校・高等学校の第2グランドを借りて行いました。鶴小のグランドの2倍以上の広さがあります。これにより、子どもの応援席を広く確保できました。また、お家の方の参加を制限しなくてもよい環境が整いました。鶴小敷地から第2グランドへの通路の開設、簡易手洗い場の設置など、いつもの運動会の準備と並行して作業が行われました。

また、今年は競技が絞られました。高学年の騎馬戦は、1対1で組み合う騎馬相撲になるため行うことができません。さらに、感染防止対策として開催規模を縮小することも検討し、低学年、中学年でも1種目ずつ減らし、午前中開催としました。

そして、運動会をつくる子どもたちの取り組みは、いつも以上に、工夫が凝らされていました。1組(赤・ピンクチーム)、2組(緑・青チーム)、それぞれのチームの代表は、リーダー学級の6年生です。「大声を出さないでどうやって応援するか」「縦割り競技の作戦会議をどういう形でもつのか」など、対策をとらなければなりませんでした。1組、2組の6年生のチームリーダーが集まって協議委員会をひらき、論議が重ねられました。いつもなら休み時間に、下級生が6年生の教室に集まって100人規模の応援練習が行われます。しかしそれはできません。今年は、6年生の応援リーダーが、下級生の教室を何回もまわり、手拍子の応援練習が行われました。さらに、下級生とのつながりを作るために、6年生が各学年の練習試合の結果を聞いて「がんばれ!1・2年生!タイヤ引き新聞」「息を合わせよう!3・4年生タテヨコ新聞」など、新聞を発行し、目標やコツ、がんばったことが記事にされました。下級生は、6年生の新聞をうれしそうに読んでいました。各チームごとに、メッセージボードも作られました。1年生から6年生、みんなの運動会に向かう言葉が書き込まれました。

そういう準備を経て、運動会当日を迎えました。はじめて運動会に参加する1年生。みんなうれしそうに40mを走りきりました。

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2年生は練習からタイムをとっていたので、自己ベストを目指しました。「ドキドキする~!」と力強く50mを駆けぬけました。

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3年生は80m走です。トラックのコーナーの走り方がとても上手になりました。走る姿に迫力があります。一人一人走る競技は、その子どもの成長がよく見えます。上級生も、お家の方もそんな姿に拍手で応援を送っていました。

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連続する得点種目!勝負のバトンをつなぐ子どもたちの集中はすごい!

今年は午前中の開催で規模を縮小したため、得点種目が連続します。その初めの競技、「5・6年生リレー」は圧巻でした。抜きつ抜かれつ、そのたびに会場が沸きました。鶴小のリレーは、選抜チームではなく、全員が走るリレーです。チームごとに走る順番、バトンゾーンの使い方の作戦を立てます。さすが高学年、それぞれの持ち味が生かされ、自主練習でやったことが生かされていました。

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中学年の団体競技は、「タテヨコ」です。タテが「3人ムカデ」と「4人ムカデ」、ヨコが「2人3脚」と「3人4脚」、交互にバトンをつないでいきます。練習では、4年生が初めて競技をする3年生に、ていねいに指導していました。転んでもやさしくしてくれる4年生がいるので、3年生も安心です。「イチ、ニ!イチ、ニ!」と大きなかけ声で息もピッタリでした。

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低学年の団体競技は、「タイヤ引き」です。大タイヤ、中タイヤ、小タイヤ、全部で15個のタイヤを、時間内にたくさん取った方が勝ちです。練習の時から2年生が作戦を考え、1年生に伝えます。試合の結果から次の作戦をたて、練習を積み重ねてきました。今年は、1組と2組がとてもいい勝負でした。

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そして、なんといっても鶴小「グランプリレース」。4・5・6年生の団体種目です。1位45点、2位30点と入る得点も大きいので、「グランプリを制する者は、運動会を制する」と言われます。キックボード→縄跳び→キャタピラ→えんぴつ転がし→ムカデを3回繰り返します。いずれも異学年でメンバーが構成されます。誰がどの種目を行うのか、6年生が名簿を作り、練習を重ねてきました。

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キックボードです。車のついた台に乗った3人が、力のバランスをとって、まっすぐ進むことが難しい種目です。伴走のリーダーに集中します。

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縄跳びです。縄を飛ぶという感じではありません。まさに、走っている、しかも全速力で。会場から自然に拍手が起こりました。

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キャタピラです。3人それぞれの役割がちがいます。うまく回転するとぐんぐん進みます。「お~!」と歓声が上がりました。

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えんぴつ転がしです。3人で6角柱型をしたえんぴつを転がします。砂埃を上げて進むので迫力があります。

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そして、最後の種目が7人のムカデ。全員のリズムが合わないと前に進めません。抜いたり抜かれたりのレース展開の中で、集中をそろえることはとても難しいこと。そんな時、6年生のリーダーの声が入ります。「いくよ!集中して!」見事に足があっているので、やっぱり6年生はすごいと思います。

グランプリはAレースとBレースがあります。Bレースは運動会最後の競技になります。今年の運動会は、2組がリードする展開でしたが、グランプリBの結果で優勝が決まります。1組がリードし、2組がリードし、試合の展開は最後まで分かりませんでした。

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結果は、グランプリBは1組が勝ちました。この瞬間、今年の運動会はとても稀な結果となりました。1組、2組の同点優勝となったのです。

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閉会集会の表彰台には、両チームのチームリーダーが立ち、4人で優勝カップを高々と上げていました。「1組と正々堂々と運動会ができてよかったです。みんな、よく力を出し切ったと思います。」「2組がいたから、私たちは頑張ることができました。ありがとう!」清々しいリーダーたちの言葉でした。

後日、6年生のお家の方からこんな感想が届きました。

6年生最後の年にこのようなコロナ禍の行事で、残念だなと思っていましたが、運動会の取り組みが始まり、子どもたちは今ある環境を受け入れて、その中で前向きに行事を作っていく姿に、残念なことは何もないし、子どもの力はスゴイと感じました。リーダーを決めるところから、わが子の様子を見ていて、自分も何か頑張りたい、でも選ばれなかったり、担当になってもうまくできなかったり、心折れることも多かったと思うのに、家では1年生の兄弟の相手をしたり、習い事も変わらず頑張って、本当にえらかったなと思います。グランプリレースでもいろいろ経過を聞いている中での最終試合。どっちか勝ってもおかしくないレース、ミスをしたら負けてしまうというプレッシャーの中、子どもたちの必死な顔を見ると涙があふれました。転んでしまった子たちは怪我はなかったのでしょうか・・・。勝負は着きましたが、結果的にどちらも優勝でよかったなと大人は思ってしまいます。先生方、感染予防をしながらの練習、本番。大変なご苦労があったと思います。子どもたちに運動会を変わらずに経験させてくださり感謝申し上げます。リーダーのお子さんの「先生ありがとう」に感動しました。(6年生父母)

今年は短い運動会になりましたが、子どもたちはいつも以上によく向かい合い、自分たちらしい運動会をつくりきりました。子どもと親と学校、三位一体で作ることができた運動会だと思います。みんなの心に残る、すばらしい運動会になって本当によかったと思ったのでした。

 

コロナ禍でも充実した活動ができました③~4年生「瑞牆合宿」~

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4年生「瑞牆合宿」9月2日~4日:山梨県北杜市 瑞牆グリーンロッジ

高学年キャンプの次の週に、4年生が瑞牆で合宿を行いました。5年生から全泊テント生活になるので、ロッジだけでなくテントにも1泊します。食事は、瑞牆山荘にお弁当をお願いしていますが、夕食のカレー作り1回と最終日の朝食作り1回は自分たちで行います。テント張りや調理など、少しずつキャンプの技を学んでいきます。初日、着いた時の天気はよく、サイトからも瑞牆山の山頂がよく見えていました。

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千曲川の支流、梓川源流で石探し

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今年は1日目、千曲川の支流、梓川の源流で石探しをしました。山梨県の山には、水晶などめずらしい石が多く含まれています。テントサイトの横を流れる天鳥川でも、川遊びをしている子どもが綺麗な水晶を見つけます。山から流れてくるからです。この梓川の源流では、ザクロ石(ガーネット)や方解石(平行六面体の綺麗な形で、透明な石)、黒曜石などがよく見つかります。元校長の園田先生は、石について詳しいので、学校で事前学習をしてくれて、現地でも石探しに付き合ってくれました。見つけた石を園田先生のところに持って行って、判別してもらっています。「やった!ザクロ石見つけた!」の声が聞こえるとみんな俄然やる気になります。ずっと地べたにはりついて、探すのに夢中になっていました。

雨の横尾山登山(1818m)

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2日目は、横尾山登山です。信州峠(1464m)から登り始めます。バスを降りようとしたとき、強い雨が降りはじめました。全員、ザックにカバーをつけ、レインコートを着ました。横尾山は、最初に急登があります。雨の中でしたが、みんな間隔を空けずに、頑張って登っていました。雨の登山は、レインコートを着ているので体温調節をしたり、足元が滑らないように足を置く場所を選んだり、雨で服が濡れないように気をつけなければなりません。状況判断がいろいろ求められるのですが、「ここ滑るから!」と声をかけあい、ゆっくり、でも確かに急登を登りきることができました。

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急登を登りきると、カヤトが原という広い草原に出ます。雨はやみましたが、ここまで時間を要しています。あとは山梨県と長野県の県境の尾根を進むのですが、帰りの足元がわるいことを考えて無理はしませんでした。学級ごとに記念撮影をして、引き返すことにしました。とても残念がっていましたが、休憩していると、雲が切れて、ふもとの町や周りの山々が見えてきました。川上村に広がるレタス畑や瑞牆山の方も見えます。「こんなに登ってきたの?!」「すごーい!」「のぼったぞ~!」と達成感を持つことができました。実際、この地点で標高差300mを登っています。3年生の山よりも登ったことになります。下山は時間はかかりましたが、慎重に下りました。頂上に立つだけが登山ではありません。自然に合わせて判断し、行動できた4年生は、本当によくがんばったと思います。いい経験をしました。

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すべての合宿、無事に終わる

4年生も増冨温泉にお世話になりました。カレー作りは、学校の実習の時より、班の動きがよくなっていました。同じ材料なのに班によって味がちがうのが不思議なことですが、どの班も美味しく作って食べることができました。

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キャンプファイヤーで代表の子どもたちは、自分のがんばったこと、友だちと協力できたこと、合宿が成功してよかったことを話していました。

今年は、林間合宿が実施できるかどうか、準備の段階から手探りで、当日まで心配でした。しかし、現地の方のたくさんの協力や各家庭の理解や協力、そして先生たちの丁寧な準備があって、何とか無事にやりきることができました。今年、コロナウイルスによって、学校現場では、様々な活動が中止されたり、延期されたりしています。林間合宿で生き生きと活動する子どもたち、自分たちで生活を作ろうとする子どもたちの姿を見ると、何とか実施できる道すじが探れないものかと思います。まだまだコロナ対策をたてながら活動を考えなればなりませんが、授業の遅れを取り戻すだけではなく、自分たちの教育課程にたちかえり、子どもの成長にとって必要な活動は守っていかなければと思うのです。

(次回は、低学年「川遊び遠足」の様子をお伝えします)

コロナ禍でも充実した活動ができました①~8月・9月林間合宿~

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8月24日に2学期が始まって、2カ月が経ちました。コロナウイルスへの対策をとりながらも、学校生活は通常を取り戻しています。さて、この2か月、鶴小では1学期に行えなかった行事を実施し、無事に終えることができました。夏休み明けの8月終わりから9月にかけて「3年生から6年生の林間合宿(1・2年生は川遊び遠足)」を実施し、10月3日に「運動会」を行いました。何回かに分けて、それぞれの様子をお伝えしたいと思います。

いつもなら新しい学年が始まった5月に「運動会」を行い、7月に「林間合宿」を行っています。「運動会」は、新しい学年になった仲間とつながり、具体的な競技の目標の中でみんなが役割を持ち、主体的にかかわっていきます。「林間合宿」は、大自然の中で生活をする技を学び、仲間と集団生活を作ることが試されます。しかし、今年度はコロナウイルスの影響で、1学期の実施は、見送らざるを得ませんでした。6月に学校が再開すると、たくさんの子どもたちが「先生、運動会なくなっちゃうの?」「合宿は行けるよね。」と聞きにきます。学校も再開し、授業や生活の対策も大変な中でしたが、何とか行事を行うことはできないだろうか、1学期からその可能性を探りました。国などが出しているガイドラインを精査し、現地の情報も得ながら、教職員集団で何度も対策を検討しました。そして、バスの台数を増やし、食事内容を変更し、手洗い消毒、検温の時間をきちんと取るなど一つ一つ対策をとって、3泊を2泊に規模を縮小して実現できる見通しがついたのでした。「林間合宿」は季節の関係で夏休み明けに行いました。(低学年は宿の営業状況との関係で実施が難しく、1日の遠足となりました。)

○3年生「白駒の池合宿」8月26日~28日:長野県北八ヶ岳 白駒荘

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北八ヶ岳、標高2115mにある白駒池のほとりにある白駒荘。来年で創業100周年を迎えます。当時、材を背負って作られた小さな小屋は今も残り、増築された本館は木造で、とっても趣のある山小屋です。となりにはできたばかりの新館があります。今年は1部屋に入る人数を半分にし、山小屋の協力もあって全館貸し切りで利用させていただけました。2000mをこえると空気がちがいます。コメツガの木の香りがします。「もののけ姫」の舞台になったところで、池を一周すると、苔がとてもきれいです。そしてなんといっても山小屋のご飯がおいしいのです。

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朝、池の向こうから太陽が昇ります。2日目はニュウ登山です。片道2時間くらいかけて登ります。白駒荘の寺岡さんの案内で、気持ちよく歩くことができました。途中に急登もありますが、みんなで声をかけあいながらがんばりました。頂上は360°の大パノラマ。「ヤッホ~!」白駒池も見えて、とても達成感を味わうことができました。白駒荘では、山小屋の人たちがふもとで育てた手作りの野菜や果物を食べさせてくれます。おやつのスイカの味は、最高でした。夜は空いっぱいの星空。「きれい!」みんなで観察することもできました。

コロナ対策の生活を余儀なくしている子どもたちの、嬉々とした表情や姿がとても印象的でした。

(次回は、5・6年生「瑞牆キャンプ」の様子をお伝えします。)

1年生と「わりばしでっぽう交流」(3年生)

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和光鶴川小学校では、入学した1年生と上級生が、いろんな形で交流します。入学式で仲良くなった6年生は、自主的に朝から1年生の教室に行って、朝のお仕事のお手伝いをしてくれています。それは休み時間のあそびにつながっていきます。1年生にとって、安心できるお兄さんやお姉さんができることは、うれしいことです。上級生にとっても、小さい1年生に慕われることはうれしいことで、楽しませてあげたい!という一心で関わっているのが見ていて伝わります。

今日は、3年生と1年生の「わりばしでっぽう交流」の様子を紹介します。

本当なら3年生は、入学式のプレゼントとして、手作りのわりばしでっぽうをわたす予定でした。ところが今年は、入学式に参加できなかったので、今週になりました。少しおくれましたが、3年生はやる気満々です。

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わりばしを短くしたり、わりばしに輪ゴムを巻きつけて固定する作業は、けっこう大変です。先生の説明と手順表をたよりに、もくもくと作っています。

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わからなくなったら、友だち同士で教え合ったりもしていました。何とか1つできました。飛ばしてみると・・・とばない・・・。きっちりゴムで固定できていなかったり、わりばしの角度があまかったり・・・、微調整します。

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そしてやっとのことで、「やったー!とんだ~!!」と、先生に得意満面の顔。でも、ここからが本番でした。1つ目は自分の分で、実は1年生の分をもう1つ作るのでした。その2つ目は、最初から自分でいろいろ工夫をしています。その手際の良さに感心します。

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工夫は、さらに広がります。1年生がよろこぶようにと、まと作りを始めています。かわいいまと、大きいまと、小さいまと、様々です。

いよいよ、1年生との交流会の日。

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1年生の教室。3年1組の代表の人は、少し緊張して使い方や注意してほしいことを話します。「いっしょうけんめい作りました。」「人に向けないでね。」「持ったまま走らないでね。」「楽しく遊んでください。」3年2組の代表の人は、1年生にわかりやすようにと、うしとねずみのパペットを使って説明していました。

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はじめの会が終わると、自分の担当の1年生と、1対1のあそび交流が始まりました。やさしくゴムをかけてあげたり、できた一年生に「すご~い!」と声をかけていたり・・・。1年生も3年生もうれしそうでした。

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3年生は、1年生にメッセージカードも書いていました。「あおいさんへ わりばしでっぽうよくとびます。にゅうがくおめでとう。ひじりより」

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「みらいちゃん わりばしでっぽうでいっしょにあそぼうね!こまったことがあったらいつでもきてね。いっしょにあそびたいときは、3年2組にきてね。いっしょにあそぼうね。 はるかより」

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交流会が終わって、「めっちゃとんだよ~!」「よころんでくれてよかった~」「けっこうたいへんだった~」そう話す3年生の言葉と表情から、充実した時間だったのだなぁと感じました。3年生、ご苦労様でした。

3年生 カイコの飼育はじまる

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今年度の総合学習も各学年で始まりました。総合学習では、体験的に、探究的に、そして子どもが主体的に学んでいくことを大切にしています。今日紹介するのは、3年生の「カイコ」です。

わずか1か月で、たまご→幼虫→サナギ→成虫と、ダイナミックに変化するカイコに夢中になったり、むかし養蚕が盛んだった町田周辺の地域に出かけ、桑の葉を探したり、人に出会ったり、毎年子どもの発見や出会いから学習が進められています。そして、今年も4000頭を飼育するというのですから、その世話は、だんだん大変になっていきます。労働の追体験といってもいいでしょう。

そのカイコが、6月5日(金)に学校に届きました。といっても4000粒のたまごです。今年はコロナの影響でたまごの確保が大変でした。休校中、3年生の先生たちで、やっと長野県松本にゆずってもらえるところを見つけたのでした。

「こんなに小さいの~!」ゴマ粒よりも小さいたまごにみんなびっくりです。ライトスコープを使って、観察記録を書きました。すごい集中でした。

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たまごが届いたので、次に必要なのは・・・そうです。ごはんとなる桑の葉です。カイコが桑の葉を食べることはみんな知っていました。学校の裏に行ってさっそく桑の葉さがしです。

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みんなすぐに、大きな切れこみが特徴の桑の葉っぱを見つけていきます。「ほんとだ!白い汁が出る!」と、調べたことを確かめています。

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桑の葉の観察記録も書きました。よく見ています。

 

「うまれた~!!」6月11日(木)

朝から大さわぎです。どんどんカイコがうまれています。

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「なんか黒い・・・」「動いてる~」「かわいい!」反応はさまざまですが、ライトスコープで見てみると・・・、「なんか、みどりっぽく見える!」「よく見ると白っぽい!」「毛がはえてるー!」次々に大発見です。

けご観察①まほさんの観察記録

けご観察②ちさとさんの観察記録

生まれたばかりのカイコのことを「毛蚕(けご)」というのも、よくわかりました。「目はあるかな~」など言いながら、みんなじっくり見ていました。

 

「もうこんなに~!大きくなってる!!」6月15日(月)

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週が明けて、見てびっくり。わずか4・5日で倍以上の大きさになっています。「大きくなってる!!」「頭が大きくて体が小さい」「かわいい~」「色がかわってる」「もようがある!」じぃーっと見て、声があがります。

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毎日、カイコから目が離せません。「どれくらい大きくなった?!」1日おきの分散登校ですが、子どもたちは学校に来るのをとても楽しみにしています。

カイコがうまれてから、いろんなものが教室に届くようになりました。お母さんのシルクのスカーフ、お父さんのシルクのバンダナ、などなど。「シルクって何?」「どうやって糸にするの?」「さわっていい?」「きれい!」「すべすべだね。」子どもたちが持ち込んだものや、情報からも学習は広がっているようです。これから1か月の学習がどうなっていくのか、とても楽しみです。

英語がだんだん楽しくなってきた!

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3年生は、2学期最後の英語の学習がおわりました。

最後の授業はカナダ人のカイル先生とイギリス人のジェシカ先生が来てくれての授業でした。

カイル先生は住んでいる地域では冬はマイナス14度になったりオーロラが普段から見られること、家族のことなど話してくれました。

ジェシカ先生はイングランドではラグビーやサッカーがとっても人気なことや、先生の好きなものを話してくれました。

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子ども達は英語を勉強し始めた頃よりも、英語に耳が慣れて、聞こえる言葉が増えたり、言葉の意味や相手が話していることがすこしだけわかるようになったようです。

英語が好きになって話してみたくなったり、友達になりたいと思う気持ちが生まれていていいなと思います。

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「I like~~」「me too!」習った表現を使ってなんでもバスケットをして一緒に遊びました。

後期児童会選挙がありました

ブログ担当 中学年, 高学年

4〜6年生が一同に集まり、後期の児童会メンバーを選びます。

自分が頑張りたいこと、みんなのためにできることはなにかをよく考えて演説していました。

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・みんなの意見を聞いて、すこしでも要求が叶うようにしたいです。

・みんなが安心して安全に過ごせる学校生活をつくりたいです。

・後期はみんなから募集した〇〇大会を開催したいです。

・今の下校放送を変えたいです。

・低学年でもわかりやすいニュースを書きたいです。

 

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立候補者の人たちに頑張ってほしい、と応援演説にも力がはいります。

・私は話すのが苦手ですが、(立候補者の)〇〇さんは、話をゆっくり聞いてくれます。

・〇〇さんの信頼できることは、説得力があるところです。

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自分たちのまとめ役として誰に任せようか、選ぶ側も慎重でした。

委員長1名、副委員長2名、書記2名、実行委員3名を選びます。

川の発表会がありました【4年総合学習】

ブログ担当 中学年

今年は両クラスとも、鶴見川をテーマに、1学期から学習に取り組んでいます。

これまで鶴見川へでかけたり生き物取りをしたりするなかでうまれた疑問について調べ、みんなで聞き合い、今日の発表会を迎えました

少し紹介します。

『鶴見川にいる鳥』・・かるがもやカワセミなどがみられます。

『鶴見川に生息する植物』・・じっさいに生息している植物を調べるとほとんどが外来種でびっくりしました。

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『鶴見川はきれいか、きたないか』・・実際川の水を汲んできてパッチテストをしました。目でみるとあんなにきたないのん、結果はきれい!雨が降った後の川の水も調べてみましたが、やっぱりきれいだということがわかりました。

『鶴見川になぜ鯉がいる?』・・昔は生活で使った水がそのまま鶴見川へ流されていて、とってもきたない川でした。そこで、きれいかどうかを調べるために生命力の強い鯉を泳がせていたということがご近所インタビューで分かりました。自分たちが鶴見川で捕まえた鯉はそれだったのです!

『鶴見川の外来種』・・外来種とは人々に手で外国から連れてこられ野生化した動物です。でも決して外来種が悪いとは思わないでください。悪いのは輸入した人です。ミシシッピアカミミガメは景品として売られていました。飼っている動物は放さないでください。

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これから川のためにできることって?』・・大人は洪水が起こるたびに堤防を作ってきました。川の近くに住む人口も増えてきました。でも昔のような治水の方がいいと思います。みなさんはどう思いますか?

など、様々な角度からの“鶴見川”が見えてきました。自分たちで調べたことや、やってきたこと、発表で見聞きしたことを通じて、今までとは違った『川』がみえてくると面白いですね。

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