学習・カリキュラム

和光鶴川小学校の教育課程~子どもの発達に即した教育課程で~

私たちは、教育目標を具体化するために教育課程の自主編成しています。

教育課程は、子どもの発達に即して、「学習活動」「自治的・集団的活動」とを学校生活の中で統一するように編成しています。

和光の30年以上の実践の積み上げと、全国の教師の実践に学びながら教育課程の自主編成を進めています。

教育課程は10年に一回教育課程の見直しを行ない、私どもの実践を子どもの今に照らし合わせて総括し、新しい教育課程を編成しています。現在は2006年度に改訂した教育課程を実施しています。

三つの領域で編成           教育課程の3つの領域        

和光鶴川小学校の教育課程は

  • ①「教科の学習」
  • ②「生活勉強・総合学習」
  • ③「教科外の活動」

の三つの領域からなっています。子どもは、こうした学校の教育諸活動の相互の関連の中で発達していきます。子どもにとって必要なことは、多面的な教育活動のなかで系統的に発達させられた認識や身体能力、芸術、文化、労働能力などが自治的集団的活動を通して試され、拡大され、統合されることにあります

子ども優先の教育課程

 和光鶴川小学校の教育課程編成の特質は、こうした学校教育の諸活動を、子どもの発達のプロセスに即して編成しているところにあります。教育内容を優先して、それを各学年にばらまくという発想でなく、子どもを優先して、人間が人間として発達する、その段階にふさわしい内容と順序を考えて編成しています。とりわけ低学年では次の教育課題を立てて教育します。

  • a.遊びや日常生活を通して子どもたち同士のつながりを形成する。
  • b.書く、話す、聞く、描くなどの自由な表現活動を共有する。
  • c.自然や社会に対する新鮮な感動や調べてみたいという興味を育てる。
  • d.さまざまな学習活動、特に芸術活動によって、豊かな感覚と感性を育てる。
  • e.発達に応じた手仕事や労働を通じて手や指の巧緻制、体の均衡をつくる。

「手づくり教育」ですすめる教育諸活動

やる気に満ちた個性豊かな子どもを育てるために、教師による手づくり教育を進めています。

教科教育 

 私たちは、すべての子どもたちに、自ら学ぶ力と文化獲得につながる質の高い学力を育てようと考えています。そのことは子どもたちのものを見つめる目や考える力の最も基礎的な力になることだからです。そのために、現代の教育研究の諸成果に学び、教科書も教材も自分たちで作って授業を進めます。学級のみんなの力でより深く分かって行く授業、ひとりひとりがよく分かる授業、知的興奮を味わえる楽しい授業、学んだことが生きて働く力となる授業をめざします。

生活勉強・総合学習

 生活勉強は子どもたちの身近な生活を学習対象にして進められます。見たり、聞いたり、調べたり、作ったり、使ったりする実体験に基づいた学習です。この学習を通して、文化や科学の基礎となる力を育てます。さらに、3年生以上の総合学習に発展させ、生きる力につながる学習をめざします。

教科外教育

 教科外教育では、日常生起してくる問題を行動を通して解決し、自治と自立の力を育てます。また、運動会、秋祭りなどの文化的行事は子どもたちの学校生活を豊かにする上で欠くことのできない活動です。たてわり活動を重視して取り組みます。

時間数

  社会 理科 工作
技術
学活 国語 算数 体育 音楽 美術 総合 自治
文化
合計
1年 生活べんきょう 6 6 4 2 2 2 * * 22
2年 生活べんきょう 6 6 4 2 2 2 * * 22
3年 2 3 2 1 5 5 2 2 2 2 1 27
4年 2 3 2 1 5 5 2 2 2 2 1 27
5年 2 3 2 1 5 5 2 2 2 2 1 27
6年 2 3 2 1 5 5 2 2 2 2 1 27
  • 低学年に週6時間の「生活べんきょう」の時間があります。
  • 3年生以上に週2時間の「総合学習」の時間があります。
  • 「図工」の時間はなく、「美術」「工作技術」の時間が独立しています。
  • 「音楽・美術・理科・工作技術」の時間は専科教師があたります。
*学校完全五日制
子どもたちが、学校だけでなく、家庭や地域の関わりの中でも豊かに育っていくことを考えて、 1975年から隔週五日制を進めてきましたが、その実績の上に立って、1996年から完全五日制を実施しています。

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