一生に一度の入園式・入学式

サイト管理者 風緑通信

『風緑(かざみどり)通信』

               和光鶴川小学校幼稚校園長 加川博道

「一生に一度の入園式・入学式」

4月12日、今年も無事に幼稚園・小学校の入園式・入学式が終わりました。

「今年も」とつい書いてしまいますが、それは迎える側の理屈で、入園・入学のお子さんとそのご家族のみなさんにとっては「一生に一度の」式なのだということをあらためて思います。その思いを受け止めて、幼稚園でも小学校でも、各学年の子どもたちがそれぞれに準備をして式に臨みました。

幼稚園の年長・星組さんはみんなで新しい友だちを迎える言葉を考えました。「すなばでいっしょにあそぼうね」「けがをしたらいってね。しょくいんしつにつれていってあげるよ」など、何人かの子たちが声をそろえて順番に伝えます。最後の言葉は「いっしょにいきていこうね」。そうなのだ、幼稚園は花組・月組・星組のみんながともに生きる場なのだ。そこに今日から迎える新しい友だち。自分たちも1年お兄さんお姉さんになったという、新鮮な思いが伝わってくるのでした。

小学校でも2日かけて各学年が準備。最も緊張していたのは6年生でしょう。担当の新入生を玄関で迎え、教室まで案内し、ランドセルのしまい方を教え、時間まで折り紙をしたり絵本を読んであげたり共に過ごします。そして、体育館には手をつないでいっしょに入場。ステージに設けられたひな壇のいすに案内し、お仕事終了。アリーナの自分の席に戻る際の「ほっとした表情」がほほえましい。

2年生は言葉を考えメッセージカードを書き、3年生はプレゼントの「割りばしでっぽう」を作り・・・と、各学年の仕事をする中で、自然に子どもたちは、こんな風に迎えられた自分の入学式のことを思い出します。入学式当日の、新入生を迎える在校生の暖かい雰囲気はそうやって育まれるのです。

3月に卒業生を送り出したばかりの子どもたち。未来に羽ばたく卒業生を見、こうして新入生を迎え、子どもたちは入学式に自分たちの「来し方」を思い、卒業式に「行く末」を見ているのかもしれません。

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