2年生 国語 キキは幸せか不幸せか
2年生の国語の授業は、意見交流から始まりました。
事前に『空中ブランコ乗りのキキ』という小説を読み、そこに登場する「キキ」という人物の人生が、幸せだったか不幸せだったか、オンライン上で意見文を書いています。
今日はそのクラスメイトが意見文を読み合った上で、お互いの意見を交流しました。
「みんなの意見が聞きたかった」という声が多かったせいか、生徒たちも真剣に耳を傾けていました。
また、ハーフクラスのため、いつもは発言しない人の意見も聞くことができたのは、「怪我の功名」ですね。
「一生を捧げても良いと思える仕事に出会えることは幸せなんじゃない?」
「でもいつも誰かの評価を気にしてやるのって、本当に心から楽しめているのかなあ」
「私だったら心安らかに落ち着いて過ごせる方が良いなあ」
「でも目標があってそれに向かって頑張るって、やりがいがあると思う」
「でもキキは、サーカスっていう一つの世界にとらわれすぎていない?」
「でもキキにはちゃんと心配してくれている人がいたよね。自分はそういう理解者がいることが、幸せだと思うな」
交流していくと、それぞれの中に、それぞれの「幸せ」の基準が見えてくるように思いました。
やっぱり、こうやってみんなで意見交流して授業を作っていくと、作品が深まりますね。