月別: 2021年3月

ビキニ事件 大石又七さんと和光中学生のつながり

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 ビキニ事件の被曝者で核廃絶を訴えていた大石又七さんが亡くなられていたことが先日報じられました。
記事「第五福竜丸の元乗組員・大石又七さん死去 87歳:朝日新聞デジタル」(asahi.com)。

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 1954年3月1日、南太平洋のビキニ環礁でアメリカは水爆実験を行いました。爆心地から160キロほど離れたところで、マグロを取る船、第五福竜丸に乗っていた乗組員たちは放射能をおびた死の灰を浴びました。大石さんはそのうちのお一人だったのです。乗組員たちはその後放射性物質の影響で病いに苦しみました。亡くなられる方もいたのです。
 この出来事は、当時の日本に大きな影響を与えました。日本は、米国により広島・長崎に原爆を落とされた唯一の戦争被爆国ですが、1952年4月まではGHQを通じた米国の強い影響下にありましたから、原爆の被害のことは広く報じられることはなかったのです。この事件をきかっけに、原爆の被害が知られるようになり、核兵器廃止を求める大規模な署名活動が行われ、1955年8月原水爆禁止世界大会が開かれるまでになったのです。
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 退院後、大石さんは被曝者であることを伏せご自分のことを人前で話すことはなかったのですが、1983年に和光中学校の生徒が文化祭の発表のために問い合わせたことをきっかけに、各地で自分の経験や思いを語るようになったそうです。また、当時在籍した全盲の生徒が第五福竜丸のことがよく分かるように、と模型船を作成し、寄贈してくださいました。(このあたりの経緯については、朝日新聞の2021年3月1日付の記事にまとめられています)。
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 その後も、大石さんは何度か和光中に足を運んでくださり生徒たちや教員にお話しをしてくださいました。私も二度ほど直接お話しを聞いたことがあり、大石さんの核兵器廃絶にかける思いを感じました。
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大石さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

終業式がありました

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終業式と離任式が行われました。

テレビ放送で校長先生、副校長先生、執行委員長からのお話がありました。
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副校長先生のお話では、現在の飲食ルールが1人の生徒の小さな呟きから始まり、それが要求活動として広がり決まったということが話されました。
昼食以外に飲食をしたいという一見我儘に聞こえるかもしれない声は、果たして我儘なのか。
生徒同士で話し合うと、授業に集中して1日を過ごすととても疲れてしまう。そんな時にエネルギー補給をしたい。お友達と休み時間にお菓子を食べるとほっとできる。
様々な意見が交わされ、教員とも議論を重ね、ついにはその声が生徒会全体で考えたルールの1つとなったそうです。
これからも和光中学校では呟きでも良いから発信し、受け止め合う中で議論を深めていくことを大切にしましょうというお話でした。
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次に執行委員長の挨拶文を一部ご紹介します。
「今年度は休校期間があったのですごくあっという間な1年でした。コロナで不安を感じることが多かったと思うけど、こうやって無事に終わることができて本当に良かったです。
先日、卒業式が行われましたが、1、2年生からのメッセージに3年生も笑顔になっていたし、色々と制限がある中でも和光らしさがあったので、在校生として明るく送り出すことができてたんじゃないかと思います。メッセージでも各クラスに特色があって見ていて楽しかったです。ありがとうございました。
さて、この間の代議員会では、重点と各部方針案、そして来年度の方針が決まりました。重点は『人と自分の違いを素直に受け止めよう』となりました。執行部が原案を提案し、それを各クラスで話し合ったということを聞いてとても嬉しかったです。これからの和光中にとって何が良いのかを真剣に話し合ってくれたのだと思いました。その証拠として修正案が2つ出されましたし、それに対して積極的に意見を述べていて、これが和光の話し合いだと思いました。また、伝えることに繋がる土台になる、受け止めるということもできていて、本当に良かったです。
次に、今年度の総括についてです。休校期間中は予定されていた行事が行えず生徒会活動も止まったものがありましたが、そんな中で特別ルールが加わったことに納得がいかないという声がありました。私達生徒会は学校に対して要求を出しました。そのような場面が何回も続きましたが、生徒会としての権利を得ているのだと感じました。これは凄いことだと私は思います。
そして和光祭を開催したことも和光生の思いが伝わったからだと思います。来年度も発信して、オリジナルな1年間にしていきましょう。
最後に来年度ですが、新1年生が入学します。今まで和光中で過ごしてきた中で吸収したこと、心に残ったこと、文化のこと、たくさんあると思います。それを繋げてほしいと思っています。
1年間、お疲れ様でした!」

2年生 オリテ運動会に向けて

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2年生は、いよいよ来年に向けて動き始めました。
今日は、来年度のオリテ運動会の実行委員と、応援団長・副団長、そして班長の選挙が行われました。

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立候補者の多くが、自分が1年生だったときの3年生への思いや、
コロナ禍で色々な制限がある中どのように新しいオリテを作っていくかなど、
今自分が思っていることを率直に語ってくれました。

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どのクラスもたくさんの立候補者が名乗りを上げ、投票する側も真剣に選んでいました。

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代議員会がありました

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今年度最後の代議員会がありました。
来年度の重点についてなど、意見交流をします。

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「理解し合う」と「受け止める」
「人との違いを」と「お互いを」
ひとつひとつの言葉を、その意味の違いを深く考えながら選んでいく、和光生らしい代議員会となりました。

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2020年度和光中学校卒業式 式辞

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2年続けて、コロナ禍の卒業式となりました。今年も縮小した形で行うことになりましたが、ひとり一人に卒業証書を渡すことができました。それぞれが新しく進む道で、4月からの生活が順調に始まることを祈っています。

2020年度和光中学校卒業式 式辞

今日、和光中学校は143名の卒業生を送り出します。卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。そして、卒業生を今日まで見守ってきた保護者の皆さん、お子さんのこの3年間の成長を感じておられることでしょう。心よりお祝い申し上げます。
さて、この1年は、新型コロナウィルス感染症の対策のため、4月・5月は学校は休校、そして様々な行事も中止や延期、あるいは内容を変えて実施するという年になってしまいました。ここにいる皆さんの中には、3年生になったら、オリエンテーション運動会で、館山水泳合宿で上級生としての力を発揮したいと思っていた人もたくさんいると思います。しかし、それは叶いませんでした。そうではあっても、皆さんは先日行われた卒業演劇で、そして日常の生徒会活動の中で上級生の力を十分に発揮した、と私は思っています。
2月27日に、私は4クラスの卒業公演を観ました。それぞれのクラスから、伝えたいメッセージは何なのか、明確に受け取ることができました。音響や照明はタイミングがずれれば全てがぶち壊しですが、きっちりと合っていたように思いました。役者の人も、セリフが無くて物語の進行の上では他の役者たちが演じているような場面でも、状況を考えて舞台の上で黙って演技している姿が見られて流石だと思いました。あるクラスの1年生の感想に「さすが3年生はレべチ」とあって、2秒ほど私は意味が分からなかったのですが、レベルが段違いだと感じていたのですね。4クラス全ての劇を1・2年生に観てもらいたかったのですが、そうできなかったのは本当に残念でした。
振り返ってみると、3年生のみなさんとは劇を通じての関わりが多かったように思います。校長になって初めて行った秋田学習旅行で『いつだって青空』という劇をわらび座で一緒に観ました。その時、「文化の力」という話をしましたね。歌や踊りや演技ならメッセージが受け取りやすい、共感しやすい、人の心に訴えるものがある、という話をしたと思います。人間は、基本的に言葉によって思考、ものごとを考えていく、のですが、文化・芸術には言葉を越えて人の感情に直接訴えるものがあるのですね。
そして、今年1月の総合学習の時、大教室で釈迦内柩唄を一緒に観ました。生の
舞台の迫力に、私もですが皆さん圧倒されていたように思いますその後の俳優さんとの質問のやり取りの中でも多くを学んでいたように思いました。
世の中、バーチャル何とか、が流行っていますが、人間は、五感、五つの感覚ですね、視覚・聴覚に加え、触覚、味覚、嗅覚ということになりますが、五感を通じて経験したことの方が強い共感を感じる生き物のようです。だからこそ、1月の舞台に皆さんは気持ちを動かされ、2月の卒業演劇で1・2年生は皆さんの劇に感動したのでしょう。
実は演劇という行事はとても難易度の高いものだと私は思っています。キャスト、大道具、小道具、音響、照明と本番でやっている作業はバラバラ、それをひとつのものにより合わせていかねばなりません。そして、それを自分たちの力でやっていかねばならない。
その大変なことをみなさんはやり遂げ、下級生に示したのだと思っています。
最後の最後に私から卒業生の皆さんに伝えたいことが一つあります。今まで何度も話してきたことですが、新型コロナウイルス感染症の先行きがどうなるか、は誰にも分かりません。そういう中、これから先、生きていくのは不安になることもあるでしょう。ただでさえ、これから皆さんが進んでいく青春期は何かと不安を感じ、自分とは何者か分からず、もがき苦しむことは多々あるのです。そういう時、「自分は困っている」「不安に思っている」ということは外に出していい。「助けて」と言ってよいのです。そうすることで、あなたに共感してくれる人も出てくるかもしれない、智恵を出してくれる人も現れるかもしれない。社会というのは、本来そのように助けあうために存在しているのだ、と思います。私たち和光の教師たちも、みなさんが卒業した後であっても力になれることがあるでしょう。
和光中学校での3年間の経験を胸に、これからの未来、一歩一歩進んで欲しいと思います。どうぞお元気で。

2021年3月15日
和光中学校校長 橋本 暁

卒業式がありました

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暖かい春の陽気の中、第73回卒業式を迎えました。

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在校生は、オンラインで各教室から参加し、メッセージを送りました。
「すれ違う時に声を掛けてくれて嬉しかった」といった、日常のちょっとしたやりとりが語られるクラスも。

3年生の4生徒が作文を音読しました。

「コロナ禍で気付いたこと」
「和光中学校で得た力」

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どれも和光生らしい、真っ直ぐで、力強いメッセージばかりでした。

改めて、ご卒業おめでとうございます。

卒業式のリハーサル

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今年度の卒業式は、在校生は各教室からオンラインで参加します。

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後半の生徒会主催の「旅立ちを祝う会」では、各クラスから短いメッセージが送られます。
執行委員の司会の言葉に合わせて、合図を送ったりしながら、練習を繰り返します。
初めての試みなので、生徒も教員も試行錯誤。
それでも各教室の様子が画面に映るたびに、和やかな雰囲気になっていました。

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1年生 総合 総合 スマホとSNS 学年発表

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今日は1年生の総合学習の代表者によるプレゼンテーションがありました。

クラスの発表から数日しか経っていないにもかかわらず、スライドを作り直したり、調査をし直したりと代表の人たちはそれぞれに工夫をして挑んでくれました。

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テーマは電磁波の話もあれば、ネット上での「炎上」についての話、またウイルスなどの危険についての話、などなど。身近だけれど、よく知らない事柄で、聞いている人たちも必死でメモを取りながら学習している姿が印象的でした。

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3年生 堤未果さん講演会

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卒業生の堤未果さんがオンライン講演会をしてくださいました。
総合学習で3年生が探究学習をした際、1人の生徒が堤さんにインタビューをしたいとアポイントメントを取ったことがきっかけとなり、
それに応える形として講演会をしてくださいました。
議題はコロナ禍での情報の読み方でした。
SNSなどでもで様々な情報やニュースが流れる昨今ですが、いかにして私達はその切り取られ方や流し方に騙されずにいられるかが大事だというお話でした。
堤さんはご自身の目や耳を使い、直接当事者に話を聞くことを大切にされていると様々なエピソードを交えながら話してくださいました。
和光中学校でも自分の頭でよく考えることを学び、それが今の堤さんに繋がっているということを語ってくださいました。
オンラインではありましたが、卒業生である堤さんの言葉を直接聴けたことは生徒達に新たな視点と自信を与えてくださるものだったと思います。
人との出会いを大事にしている和光の学びはこれからも続きます。

1年生 総合 スマホとSNS クラス発表

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「スマホとSNS」をテーマに3学期は学習を進めてきました。
ひとり一台、PCを使用して、自分のテーマを見つけ、調べ、考えていくという課題です。
テーマはそれぞれ。
「ネットの誹謗中傷はなぜ起きるのか」「ゲーム障害について」また「ゲームの年齢制限について」などなど。
それぞれの興味関心から、問いをたてて、その上で検証していくというスタイルです。
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発表はGoogleスライドを使って、みんなの前で。
慣れないPC操作も、学習のひとつ。
工夫されたスライドから学ぶこともあれば、濃い中身から刺激を受けたり。
2学期よりも大きな声で、堂々と発表する人が多かったのは、きちんと聞いて受け止めてくれるクラスメイトがいるとわかっているから。
次は学年代表者の発表です。
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