卒業生 スピーチ その2

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卒業式で3年生が読んだ作文を紹介します。

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「成長、学べた事」 (3年生 男子)

自分はこの3年間で成長、そして学べたことが沢山ありました。まず一つ目は「意見の大切さ」です。中学生活では多くの人と出会い会話をしました。その人、一人一人は必ず違う意見を持っています。その例として、HRでは沢山の意見交流、話し合いがありました。そこでは反対意見がほとんどの場面で出されました。1年生の頃はそんな人達がすごいなと思っていました。自分の意見をはっきりと言え、決して相手を傷付けることのない言葉によるキャッチボール。正直自分がHRで意見をだすなんて絶対に無理でした。昔の自分には「自分」というものがなかったと思います。    
けれども1年生の時に生徒会の執行委員が「この学校は自分の意見を出していい学校で、それを周りの人は受け止めてくれる」と何回も言ってくれていました。その言葉を聞いて、自分を変えたいと思い、意見を出してみようと思えました。今では周りに意見を受け止めてくれる人がいると分かっているので、意見を言うのは楽しいです。
二つ目は「周りの事を考える」ということです。これは頭では分かっていたけれど、なかなか自分では出来ていませんでした。けれど2年生に秋田実行委員をやらせてもらった時に変わることが出来ました。自分達のクラスは全体で意見を聞くよりも、班で聞く方が、意見が出やすいクラスだったので、班で考える時間を増やしたり、どうやったら皆が意見を出しやすいかなどを考えたりしながら、HRづくりを三役として行いました。正直、ほぼ毎日の会議は大変でした。けれど、それと同時にやりがい、楽しさも感じることが出来ました。そしてリーダーというのは「皆のことを考えなくてはいけない人」ということも感じることが出来ました。この経験が、この後のオリテ実行委員会や、サッカーチームでのキャプテンという仕事にもいかされていったかなと思います。
三つ目は「楽しむ」、「前向きに生きる」ということの大切さです。これまで沢山の困難があった時に自分を支えてくれたのは友達でした。1日1日の学校生活が楽しく過ごせていたのも周りにいた友達のおかげで、昼休みはもちろん、10分休みですら楽しませてくれたのも友達でした。
けれども勿論苦しいこともありました。その中でもコロナの1年間は一番苦しくつらかったです。学校が休校になり、それだけでも苦しかったけれど、その中で「オリテ運動会は中止」と告げられました。聞いた瞬間は「無くなっちゃった」とだけ思いました。しかしそれは一瞬で、その後には目の前が真っ暗になりました。自分はオリテ実行委員として2年生の最後から会議をやっていたのに、「なんのためにやったんだろう」と思いました。
でも休校が終わり、1学期の終わりに、同じクラスのA君が「何も無くても頑張れる人は、何かあったらもっと頑張れると思う。何も無いからと言って頑張らない人は、何かあったとしても頑張れない」と総括文に書いていて、めちゃくちゃ救われました。サッカーチームの大きい大会も二つも無くなってしまって、人生最大、最悪な気分だった所を友達の一言で、凄く前向きになれました。悔しい気持ちが消えた訳ではないけれど、「下ばっかり見ていてもいいことなんて、一つもないし、むしろ前を向いたほうが楽しい」と友達に教わることが出来ました。コロナが持ってきた唯一のプレゼントかなと思っています。ほんとに辛いと思うことはこれからもあると思います。けれど、一人で抱え込むと辛さが倍増してしまうから、そんな時は周りを頼ったらいいということも学べたと思います。「成長は困難を乗り越えた先にある」とよく聞くけれど、本当にそう感じる3年間でした。これからも常に成長し続ける人間でありたいなと思いました。

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