卒業生 スピーチ その1

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卒業式で3年生が読んだ作文を紹介します。

「コロナ禍で気づいたこと」 (3年生 女子)

私は、このコロナの状況で気づいたことが大きくわけ二つあります。一つ目は、当たり前にあった友達と話す日常の楽しさです。私はコロナで休校になっても特に苦ではありませんでした。むしろ二ヶ月ほどの長期間の休みになり、今までにない経験だったので、新鮮に感じました。しかし、学校が再開し久しぶりにクラスの人と会い、「おはよう」と一声かけるだけでも嬉しくなり、話をすれば心の底から笑い、ものすごく楽しい気持ちになりました。
人と対面で話すことは必要なことであり、表情が見えて安心します。感染のことなどを考えずに一緒にお弁当を食べていた普通の日常が幸せだったと実感しました。
二つ目は、学校内で交流する意味、そして学級や学年で話し合う大切さです。オリテ運動会も館山も中止になり、学校内で交流する機会がなくなりました。今まで運動会や館山での班などで踊りを教え合い、励ましあうことで1年生から3年生までの心の距離が縮まり、不安がなくなり、行事の時だけでなく学校生活でも安心し楽しく過ごせていたことにオリテ実行委員の活動を通し気づきました。今年は生徒総会もなくなり、全校で学年同士が話し合うことができませんでした。その中で特別ルールについて学級で話し合っている際に「特別ルールは生徒同士で話して決めていないため、守る意識が薄れているのではないか」という意見がありました。又いつもなら4月にあるオリエンテーション運動会がなくなり新入生歓迎交流会という新しい形になったので、一から作る為に話し合いを重ねました。私はそこから、リモートでの会議よりもその場の空気を感じ取りながら意見を出し合い、話し合うことで、それぞれの意見の理解が深まり、進んでいき、物事に対する責任感が生まれることを改めて感じました。そしてリモートではできない合唱をする意味を思い出しました。私は小学生の頃からなぜお礼の代わりに歌を歌うのか疑問に思っていました。中学2年生では秋田学習旅行のためにたくさんの合唱の練習をしていました。その最中は何のために練習をしているのかわからなくなりました。しかし秋田の農家の方から、農業や地元の方との関わり方を聞き、見て、感じ、考え、学び、感謝の気持ちが溢れました。そしてたくさんの農家の方たちが合唱を楽しみにする表情を見て、本気で今での成果を出し切り良い合唱にしたいと思いました。歌を歌うことで感動してくれている人を自分の目で見て、私も歌っていて心地よかったです。今は合唱ができず、聞けず、で残念ですが、この期間に意味や重要さを思い出すことができました。先日、『コロナからの手紙』という文章を読みました。そこには「コロナウイルスは、地球が危機に晒されても人類が地球の声を聞こうとしなかったため、コロナがやってきた」というメッセージでした。私はこれを読み、納得しました。総合でも調べたように今、私たちは環境問題をたくさん抱えています。しかし、自粛期間で空気や水が澄んだというニュースもありました。これは人類が協力すれば環境は変えられるということだと思います。コロナにより、辛い生活になり先が見えず不安になりますが、私は中学生最後に大切なことに気づくことが出来たので、その点ではよかったと思っています。私は卒業を迎え、高校に進みますが、今ある日常の一日一日を大切にして過ごしていきたいです。

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