和光伝統の『全員バスケ』で、勝利!(町田市新人大会二回戦)

10月22日、男子バスケ部が町田市新人大会二回戦に臨みました。
先週の試合でわずか3点差ながらも、町田市のシードチームを破り、勢いに乗っている和光中学でしたが、チームに“まさか”の出来事が発生―。前回のゲームでチームの半分近い得点をあげていた中心選手が、体育の授業で足首を強く捻挫(ねんざ)し、10月中の復帰は絶望的との診断が出されたのです。
中心選手を欠いた上に、対戦相手の薬師中も一回戦を勝ち抜いてきているチーム。厳しい戦いになることが予想されました。この状況に試合前の選手たちの緊張は前回を上回る様子でした。こういうときこそ、試合前のミーティングで、自分たちの目標を「再」確認…!
①出られない選手の分は、「誰かが」ではなく、全員がほんの少しずつ「いつも以上の頑張り」を見せてカバーすること。②「チームの力」を信頼し合って、和光中学伝統の『全員バスケ』を実践すること。③「結果」にとらわれるのではなく、自分史上最高のパフォーマンスを続けようとすること。
これらを確認して試合に臨みました。序盤に相手チームの素晴らしい長距離シュートが連続で決まり、体力の消耗も激しいゲーム展開になりました。
それでも、1人ひとりが自分の役割と、「(少しずつの…)いつも以上の頑張り」で、チームとして、共に戦う『全員バスケ』を見せてくれた和光中学でした。結果はなんと、72対46…。またもや大方の予想を上回る、大差での勝利を収めることができました。何より、この試合でもまた、このチーム史上最高のパフォーマンスを発揮し大きく成長することができたメンバーでした。
次回は10月29日(日)、新人大会ブロック決勝に臨みます。(顧問談)