中学3年生 国語 『十字架』

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中学3年生の国語では、冬休み、1冊の本を読み、そのあらすじをまとめるという宿題が出されました。
その小説は、重松清さんの『十字架』。
手にすると分厚く、骨のある1冊です。

本を読むのがあまり得意ではない人は、最初自信がなさそうにしていましたが、
冬休み前の授業で少しだけ教員が音読すると、物語の世界にすっと引き込まれていく姿が見られました。
休み時間じっと机に向かって本を読み進めている人も何人もいます。

そして冬休みが明け、手元に本を1冊置き、授業がスタートしました。
初回の授業ではまず、1冊の中で自分が注目した1文を選び、それを次の授業で発表します。
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「西に傾いた太陽は、もう二度と空のてっぺんに後戻りすることはない」
この1文に注目した生徒は、
過去に過ちを犯してしまった人も過去には戻れないことを意味するのではないか、
だとすると空のてっぺんとは何を示すのか…と自分なりの考察を発表しました。
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また、「胸の奥に降りそそぐような涙」とはどんな涙か。
「人の命の重さは作文では書けない」そんな台詞の持つ意味は何か。
「ようやく『被害者』になれた」と言った主人公の気持ちはどんな気持ちだろうか。
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ひとりひとり全く違う言葉に注目し、それぞれの思いで小説を読み進めていることが交流されました。
「そんな細かいところに注目したのかあ」
「あ、私も同じところが気になった!」
お互いの読みを交流すればするほど、小説の世界が深まっていきます。

これから、さらにどんな風に物語の世界を味わっていくのか、楽しみな3年生です。

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