1年生 国語 谷川俊太郎「生きる」
1年生の国語では今、詩を読んでいます。
谷川俊太郎の「生きる」を読み、作者がどんなことに「命」を感じているのかを考えます。
日常にある当たり前のこと。
人間らしい感情。
自分の知らないどこか遠くの世界で起こっていること。
それを踏まえ、自分なりの「生きる」を詩で表現するという創作活動を行いました。
中学1年生にとっての「生きる」とは、いったいどんなことなのでしょうか。
以下、生徒の作品です。
生きているということ
いま生きているということ
それはいつでも温度を感じているということ
それは感情を出せない時もあるということ
それはいつも隣にいる人がいなくなってしまう恐怖といつも隣り合わせでいること
それはどうなるか最後までわからないということ(1年 女子)
生きているということ
いま生きているということ
それは血が出ること
時間がなくなること
将来の君たちがいること
可能性があること
背が伸びること
命をとること
命をとられること
感情があること
失敗をできること(1年 男子)
生きているということ
いま生きているということ
それはおいしい食べ物を味わうということ
友達と楽しく笑うこと
鳥のさえずりに耳を傾け
また一歩ゆっくり進むということ
楽しいことを思いっきり楽しむということ
新しいものに出会う旅(1年 男子)
生きているということ
いま生きているということ
それは小さな世界をつくれること
美しいものに触れるということ
パソコンに向き合うということ
物語の続きを探すということ
色々な世界を見るということ
そしてなにより
この詩をわかってくれる人がいて欲しいと願うということ(1年 女子)