2年生 国語 『春はあけぼの』とはどのような作品か?を探る

Web担当K 学習 タグ: ,

和光中学校では現在休校中ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今回のブログでは、3学期(2月半ば)に行った授業の様子を紹介いたします。

 

日本の季節観を代表する清少納言の「春はあけぼの」。
千年以上前に書かれた作品を生徒が自分たちの視点で深めてみました。

まずは音読。
「火桶の火も白き灰がちになりてわろし」というくだりでは大きな笑い声が起こります。
「わろし」は今の言葉で「笑笑」と同義だと生徒は思うようです。
現代語訳を読み、自分の感想を書き込みます。
その感想を4人1グループで持ち寄って研究テーマを決め、図書館で文献をもとに調べます。

画像1

「あけぼの」とは?
雲が紫になることが本当にあるの?
なぜ月は一年中出ているのに夏の月が良いのだろう?
「あはれなり」の意味はいろいろありそうだけれど、何?
「~し」という言葉が出てくるけれど、どういう意味?
夏の雨とは、一言でいうとどのような雨?

s-0002

他のテーマでは、清少納言について、或いは平安時代の貴族の暮らしなどについて調べたグループもありました。
「三つ四つ、二つ三つ」という記述は烏がどんどん清少納言から遠ざかって見えなくなる様子を表わしている。
いや烏が雁とは違ってバラバラに飛んでいる気ままな様子を表わしている。
という発表グループの考察に仲間が納得したり、感心したり。

s-0001

「あけぼの」の様子を絵で描いて表現したグループ。
季節の良い所を書き連ねた後、文書を「わろし」で締めたのは、寒さが緩んで火桶を囲んでいた女房たちが一人去り二人去りしていなくなってしまうのが寂しかったからと考察したグループも。

画像2

また紫式部と確執があった清少納言。
賢く、中宮定子に重用され、「男まさり」と言えるほど自分の考えをしたためた一方で、中宮定子には気持ちを伝えられずにからかわれてしまったエピソードを紹介したグループもありました。

画像3

生徒の言葉で生徒が学んでいく時間は、楽しく深められる時間でした。

この記事を読んだ方はこちらも読んでいます。

和光中学校の資料一式を無料で送付しています。

資料請求