2年生 総合 福島の食と農の再生に向けて

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2年の総合学習は”『ちがい』から見えるものは何か?”というテーマで取り組んでいます。
今回は3.11から十年後の福島の農業や漁業について、福島大学より林薫平先生にお話しいただきました。

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まず福島について、地図を用いてご紹介いただきました。
関東に近いが自然豊かであること、桃や発酵食品が特産ということが分かり、楽しい地図です。
しかし、ここ10年は、福島の地図といえば放射線量の分布を示す、悲しい地図の使い方になってしまいました。
これをもとの楽しい地図に直せるよう、薫平先生を始め福島の人は奮闘しています。

桃を例に、福島の農業における除染などの取り組みについてご紹介いただました。
土壌の線量を測定する機器など、丁寧に解説いただきました。
私たちも食べる桃です。食べ物の線量には関心も強いものです。
しかしそこで働く人、桃農家の方々の健康について、思いをはせる人は多くありません。

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後半では漁業の現在と、原発処理水、いわゆるトリチウム水の放出について。
政府からは、科学的に問題のないレベルでの希釈をして放出する計画が発表されています。
漁業関係者からすると、せっかく元通りになってきた漁業が、また風評被害をうけてしまうと、放出には反対の立場が多いそうです。
だからといって、福島に貯水タンクを作り続ける、というのも全面的に賛成するわけにはいきません。
トリチウム水の放出は、二年後に予定されています。

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立場のちがいによって見えてくるものが全然変わってきます。
唯一の答えがない問題について考える、貴重な時間でした。

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