中学1年生国語 絵本から小説を学ぶ

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中学生になって初めて授業で読んだ小説『オツベルと象』。視点人物(=語り手)の「ある牛飼い」を意識しながら読んできました。そのまとめとして、同じ小説を6種類の絵本で読み比べてみました。生徒一人一人が持っていた登場人物のイメージが、それぞれの絵本の中で展開されます。
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授業の中で「オツベルはどこの国の人?」という疑問も出されましたが、絵本の中では千差万別。スーツを着たオツベル、トルコ帽をかぶったオツベル、ターバンを巻いたオツベル…。1冊の本は、最初に出てきた絵柄が金属管と石を組み合わせたものが土の上に置かれている写真でした(金属管は象の鼻に似ています)。
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ただ絵を見て楽しむだけでなく、あちこちで読み聞かせが始まりました。
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最後に「『(文章で書かれた)小説を読む』とはどういうことか」の問に、自分の考えをノートにまとめました。
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「小説は絵本とちがって絵がないから、自分でその本の世界を広げられる」、「人によって(イメージする)映像が違うから、そこもまた小説のいいところだ」、「想う事、考える事のできるものだ。絵本は絵にひっぱられてしまうが、小説は想像できるからいい」、「私が小説を読むうえで大事にしてほしいことは想像することです。さし絵がなくても想像力に正解なんてないのだから、その人の好きな想像をしていいのです」、「絵本はその絵をかいた人がつくった世界に私たちが入るが、小説は自ら世界をつくっていくことができる」とさまざまな意見が出されました。小説を読むことは、言葉を手掛かりに小説の世界を想像力によってつくること。このことを実感した後、授業は2編目の小説、リヒター著『あのころはフリードリヒがいた』から「とめ輪(一九三三年)」を皆で読み深めます。

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