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新入生が入学して2週間ほど経ちました。
まだまだ緊張した顔つきの生徒もいますが、少しずつ和光での生活に慣れてきているところだと思います。
入学式はわずか20分、その後のホームルームも含めて1時間弱というものでしたが、それでも生徒や保護者の皆さんの感想を読むと、一つの区切り、スタートとなっていたのだな、と改めて感じました。
入学式を何とか行って本当に良かったと感じました。

以下は当日の式辞です。

s-2020 入学式 写真

新入生のみなさん、ようこそ和光中学校へ。やっと会えましたね。そして保護者の皆さん、お子さまのご入学おめでとうございます。中学校入学は決まっていても、実際に学校が始まらなくては、と思っていた方もおられるでしょう。本日、節目の日を迎えることができました。

さて、この2ヶ月に及ぶ休みの間、私は学校の意味というものをあれこれと考えることがありました。同じ勉強をするのでも、家で一人でやるのと学校でやるのと何が違うのだろう?と。違いが無いとすると、極端なことを言えば、学校って要らないんじゃないか、と考える人も出てくるんじゃないか、とか思っていました、もう少し具体的に言いましょう。例えば、計算の練習や漢字の練習とかだったら、どこでやったって変わらないだろうと思う人も皆さんの中にもいるでしょう。生徒の中には自分でスイスイ進められる人もいるようです。一方で、一人きりではなかなか進まない人もいます。学校という場に身体を運び、みんなと同じ時間を過ごす中で、学んでみようという気持ちが起こる人もいるということではないでしょうか。加えて、和光では他の人と意見や考えが違うことを前提にして、それを交流し、改めて自分の意見を組み立てていくということを求めています。そう考えれば、みんなで学ぶ意味はより積極的なものになります。

やっと学校は再開できましたが、コロナウィルスのことがどうなっていくか、はっきりしたことは誰にも言えません。そういう中でも大事なことは疑問を持つことです。一つ例をあげましょう。なぜ、コロナウィルスの感染拡大のスピードを落とさなければいけないのか、考えてみたことはありますか?すぐ思いつくこととしては、病院が大変なことにならないように、ということがあるでしょうか。難しい言葉で言えば、医療崩壊を起こさないようにということですね。

感染のスピードを落とすことにはもう一つ重要な意味があるそうです。どんなことでしょうか。それは、感染拡大のスピードが落ちないと、ウィルスが猛毒化する恐れが強くなるということです。何故なんでしょう?実は、毒性の強いウィルスはなかなか生き残れないんですね。毒性が強いので、自分が侵入した生物の命が尽きてしまえば、そこで終わってしまいます。しかし、次から次へと感染が広がっていれば、毒性の強いウィルスにも生存チャンスが増えるということになります。

自分の中で納得できれば、これからの生活の中で、体温を測るとか健康観察表を記入するとかちょっと面倒くさくても、やれそうな気がしませんか。こういう点からも疑問を持って考えるということは大切だと、私は思っています。

最後になりますが、2年生・3年生は、今日この場にはいませんが、みなさんのことを心から歓迎しようと思っていることを伝えたいと思います。今日は、都合で3年生のみとなりますが、皆さんへのメッセージもあります。みんなで過ごす学校としての和光中学校、今日は新入生のみなさんにとって、その1日目です。これからの1日、1日を大切にすごしていきましょう。

2020年6月3日 和光中学校 校長 橋本 暁

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