2年生 理科 気象の実験
2年生の理科は気象分野の学習に入りました。




2年生の理科は気象分野の学習に入りました。
2年生の理科はニワトリの解剖実習でした。
動物の運動を理解する上では、骨と筋肉をつなぐ腱がどこについているのか着目することが重要になります。
もちろん一羽丸ごと使用できるのが一番良いのですが、新型コロナウイルスへの感染対策上、個数がたくさん用意できる頭部・手羽先・モミジの3種類を今回は使用しました。
「モミジ」とは、ニワトリの脚の食材名です。
「手羽先」は、つばさの先の部分ですね。
手羽先と違って、モミジは一般的なスーパーマーケットの精肉コーナーで売られていませんから、あまり目にしたことはないと思います。
生徒たちも珍しいのか、真剣に観察していました。
以下、実習の様子です。
足首の皮をハサミで切って、腱を探しているところです。何本か見えてきた白い繊維状の束が腱です。
ニワトリの脚の指は4本。見つかった腱はだいたい10本くらいありました。
それぞれを別々に引っ張ってみると、指が1本ずつ握る運動をします。
反対側にも腱を引っ張ってみると・・・
今度は指をひらく運動でした。
脊椎動物は、骨格を持つことで、体の大型化や素早くダイナミックな運動を可能にしました。
ニワトリは空を飛ぶ鳥類でもありますから、平衡感覚などの運動調節に関わる小脳が発達している様子も観察できます。
「もっと観察したい」と、大盛り上がりでした。
100人が一列に並んで後ろから音をならし、音が聞こえたら旗をあげます。
すると、見事綺麗なウェーブに。
しかし同じ実験で光を使ってみると、なんと旗は一斉に上がりました。
覚えるだけでなく、体感しながら、なぜと考える。
まずは楽しむことが学問の基本ですね。
ドローンで撮影した映像も合わせてご覧ください。
3年生は、久しぶりの理科の授業でした。
理科では週2回、動画を作って課題を配信しています。
そのために、本格的な機材もそろえました。
中2の課題は「なぜ砂糖水はふくらんだのか?」
理科の教員4人で砂糖水に炭酸水素ナトリウムを入れてふくらんでいく様子を撮影しました。
なかなか実験がうまくいかず、実は5回もやり直しをしました。
うまくいった時には理科室に4人の歓声が響きました。
これから編集します。
中学2年生、ちゃんと観てくれるといいなあ…
中学3年の理科では、電気の授業です。
2種類の金属を電解質の水溶液に入れ、発生した電流を観測しました。
一番高い電圧になる金属の組み合わせはなにか、予測と結果から理由を考え、次回「電池の原理」の授業に入ります。
中学1年生の理科の1学期のテーマは植物です。
和光では,生物と無生物の違いから学びます。
「生物である」といえる特徴の1つが細胞があること。
その細胞を実際に見てみます。
この前の授業では,動物細胞の代表として自分のホオの細胞を観察しました。
学校の顕微鏡では,最大900倍まで観察できます。
顕微鏡で見えるものは,意外にも単純な構造で驚いている生徒もいました。
この日は,植物細胞の代表として「オオカナダモ」を観察しました。
ホオの細胞の観察では,そもそも細胞が取れていない人や
染色がうまくいっていない人,どこにあるか探せない人などがたくさんいました。
しかし,今日は簡単。対象が大きく緑で見やすく,とても観察しやすい!
植物細胞の特徴である葉緑体や液胞,細胞壁がよく見えました。
顕微鏡での観察は慣れも必要。
触って,見て,驚いて…
そんな体験を積み重ねていきます。
中学生として必要な基本的な用語や名称も体験を通して覚えていきましょう!
中学3年生の理科では地学分野を学習に入りました。
天気の変化を学ぶために,目に見えない「空気」の質量による力である「大気圧」を学ぶところからスタートです。
下敷きに吸盤をつけて持ち上げるところを作ります。
そして,イスに下敷きをピタッと置きました。
吸盤を持って下敷きを持ち上げると・・・
「イスが持ち上がった!」「下敷きがイスから離れない!」
大気圧によって,下敷きがイスに押さえつけられていることを実感できました。
さらに,一斗缶を加熱したあと,フタをして放置すると・・・
「べコ!ベコ!」と不気味な音を立てながら,缶が潰れていきます。
身近にある空気による力に驚いた様子でした。
中学1年生の理科では2学期に物理分野を学習します。2学期の前半は,音と光です。
これまでに,音の性質,波の特徴,光の反射と吸収を学習してきました。
この日の課題は「虹の色は”なんしょく”か?」
皆の予想は,大半が7色でした。早速教室を出て,プリズムで虹を出現させてみました。
見えた色を順番に確認していきます。
皆の見えた色を挙げていくと何と12色。色の見え方は人それぞれということもわかりました。
この後,国による違い,人による違いなどを学び,天然の虹のでき方を映像で学習しました。
虹は赤から紫の「連続スペクトル」であること。区切りは必ずしも明確でないことも理解できました。
赤外線,紫外線,X線など見えない光も,いろいろな場面で使われています。日常の中の理科。社会の中の理科。多方面に視野が広がるとよいですね。
中学3年生,理科の授業の1コマです。
塩化銅水溶液に電気を流すと,銅と塩化銅が出てきました。なぜ出てきたのでしょうか?分解という化学変化はどのようにして起こったのだろうか?
教員が説明すればすぐに終わることですが,自分で気づくことが授業のポイント。
これまでに習った原子の構造をヒントに考えていきます。
クラスのみんなと意見を交流しながら,結論に近づいていきます。
ただ暗記するだけでは,自然科学の面白さには気づきません。実験をするだけではなく,実験後の学習も大切にしています。自然ってすごい!