2年生 秋田学習旅行 5日目 お別れ感謝の会
先日、無事に秋田から戻ってきた2年生。
秋田学習旅行の最終日のお別れ感謝の会の様子です。
お別れ感謝の会には、お世話になったわらび座の方々、農家の方々など、たくさんの方にお集まり頂きました。
生徒の読んだ作文を、一部ですがご紹介します。
(祭づくりの)本番が迫ってくると緊張が大きくなってきた。緊張が止まらぬまま本番が始まった。自分や他にもミスしてる人がいた。しょうがないことなのかもしれないが、自分は悔いが残った。練習の時に始めからしっかりやっていれば…と思った。無事に終えたが、自分は満足していなかった。でもインストラクターの方が「すごかったよ」とハイタッチをしてくれて嬉しかった。そういう優しさを知ると、その後のインストラクターの方に贈った合唱の時に、悲しくなった。終わりたくないと思っていた。その時に「別れ」というものを知ったと思う。祭づくりでは自分の感情というものを学べたと思う。すごく楽しかったし、悲しくなった。本当にありがとうございました。(2年生 男子)
たくさんお世話してもらって、恩を少しでも返したいのに言葉が出てこなくて、まどろっこしくなりました。授業で農家の高齢化で農家の数が減っていることを知ったけれど、お父さんは(別の夢を追いかける)息子さんを誇りに思っている素敵な家族だと思いました。辛い仕事でも、笑って手際よくやっていて、大切な土地を守っているお父さんやお母さんの生き方は、とてもかっこいいと思いました。私のように「かっこいい」と思った人が、お父さんとお母さんみたいに楽しく農業できるといいと思います。これからも、ずっとお父さんお母さんが元気で、素敵な畑と山と草原が守られることを願っています。(2年生 女子)
また、今まで長い時間をかけて練習してきた合唱を披露しました。
なんのために歌うのだろう?
誰のために歌うのだろう?
今まで漠然と心にかかっていたもやのような疑問。
それがようやくわかった頃には、もうお別れがすぐ側まで迫っています。
だからこそ、今目の前にいる伝えたい相手に向けて、今の自分にできる「せいいっぱい」を届けます。
5泊6日の集大成、とても素敵な合唱となりました。