星組の卒業式
2019年3月18日、和光幼稚園にて第68回卒業式が行われました。
父母や教職員だけでなく、在園児の花組と月組も卒業式に参加してみんなで星組を祝います。
いつもと違う服装をしている星組や先生たちを見て、卒業式が初めての花組の子どもたちは「なんでそんな格好してるの!?」と驚いていました(笑)
当日の様子を動画にまとめたので、良かったらご覧ください。
歌声は星組の『さよならぼくたちのようちえん』です。
星組のみんな!卒業おめでとう♪
2019年3月18日、和光幼稚園にて第68回卒業式が行われました。
父母や教職員だけでなく、在園児の花組と月組も卒業式に参加してみんなで星組を祝います。
いつもと違う服装をしている星組や先生たちを見て、卒業式が初めての花組の子どもたちは「なんでそんな格好してるの!?」と驚いていました(笑)
当日の様子を動画にまとめたので、良かったらご覧ください。
歌声は星組の『さよならぼくたちのようちえん』です。
星組のみんな!卒業おめでとう♪
3月5日に星組を送る会を行いました。
子どもたちは「星組おめでとうパーティー」「おめでとうパーティー」などと言って、今年度は星組には当日まで内緒で準備を進めました。
月組からは『絞り染めの巾着袋』を、花組からは『デカルコマニ―のバッグ』を手作りして、たてわりのペアの星組に送りました。
準備~当日までの様子を動画にまとめたので、良かったらご覧ください!
歌は星組の『もうすぐりっぱな1年生』です。
今年も和光小学校、和光幼稚園の卒業生を見送って数日が経ちました。
毎年「卒業証書」を手渡しながら、在学、在園中のさまざまな姿が思い出され、胸がいっぱいになります。
卒業生に送ったことばです。
卒業生のみなさん、いよいよ和光小学校を巣立つ日を迎えました。
みなさんの最後のことば、歌声を聞きながら、みなさんと出会った頃のことを思い出していました。
和光小学校での生活は、授業での学びだけではなく、たくさんの体験、多くの人たちとの出会いがありました。
そうして迎えた6年生、最上級生になった、という期待と緊張に応えるように、担任の先生からは、学級通信第1号に力強いメッセージが書かれていました。
1組は「みんなで登ろう和光6年連山!」2組は「みんなにとっての“ニライカナイ”はどんな姿だろうか」。
小学校の先生たちからも下級生たちからも、そしておうちの人たちからも“最上級生”として期待を寄せられ、要求されることも多い1年だったことと思います。
クラスの中で起こる問題、もめごとなど話し合うことも多く、くやしかったり、悲しかったり、辛い気持ちになったりしたこともあったのではないでしょうか。それでもクラスの仲間がいたからこそ、運動会のリーダーとしてチームを引っ張り、瑞牆でのキャンプを満喫し、いちょう祭りでは迷路やおばけやしきで下級生たちを楽しませ、クラスで劇を作り上げることができたのです。
先週、できあがったばかりの『命どぅ宝 私たちの見た沖縄、考えた生き方』をいただきました。みなさんが書いた作文には、「沖縄」の学習の中でこころに引っかかったこと、学習旅行で感じたこと、考えたことが詰まっています。
戦後73年が経ち沖縄戦を体験した方から直接お話を聞く機会はますます少なくなりつつありますが、今回も玉木利枝子さんと中山きくさんに出会うことができました。
「自分の目の前に人の死を体験した人がいると思うと必死で聞いて目で見て心で向き合うことができる」と書いているきりくん。
まゆさんは「苦しまずに死にたい、という玉木さんの言葉から、戦争は人の心まで殺してしまうんだなと思いました。」と書いています。
今回の沖縄学習旅行では台風の影響を受けて座間味島に渡ることができませんでしたが、その代わりに太田光さんに嘉手納基地とチビチリガマを案内してもらいました。
チビチリガマではちょうど別の団体を案内していた知花昌一さんに出会いました。米軍が沖縄に上陸した直後、チビチリガマに逃れていた住民約140名のうち85名が「集団死」の犠牲になりました。戦後38年間、この出来事は語られることはなかったのですが、二度とこのような悲惨なことが起こらないように、と聞き取りをし、公にしたメンバーの一人が知花さんでした。
知花さんは、和光小学校の6年生なら、と、チビチリガマの中に入れて下さることになったのです。
「いくら戦争の話を耳で聞いても、物語を聞いているようでピンときませんでした。でも実際にガマに足を踏み入れて戦争時代に生きた人がこうやって過ごしたんだと、ほんの少しの間、暗やみを体験しただけなのに気持ちが苦しくなりました。そして疲れました。暗やみに落ちていたお茶碗やお箸、亡くなった人たちの骨まで触る体験をさせてもらいました。光のないガマでどんな会話をして何を食べたのでしょう。」これは、なつみさんの作文です。
このチビチリガマに入ったことを印象深く思っている人は多かったと思います。ガマの中で知花さんが話して下さったこと、“人は生きるために生まれてきたのであって死ぬために生まれてきたのではない”ということばも私たちの心に深く刻まれました。
実は2年前、地元の中学生が「きもだめし」と称してガマを荒らすという事件があり、その後、中に入ることは禁止されていたのですが、この日はその事件後初めて知花さんが遺族の方からガマに入ってもいいと言われた日だったのだそうです。
かのんさんは書いています。「ここが何の場所か知らない人にとって、ここは何てことのない場所に見えてしまうことがわかって、“知らない”ってこわいと思いました。“知る”ことを大切にしようと思いました。」
「沖縄」をこれだけ深く学び、学んだことをこんなに豊かに表現できることに私はほんとうに感動し、一人一人の作文を読ませてもらいました。
「いのち」「平和」という目に見えないものを感じ取り、その尊さを伝えていこうとしている6年生のみなさんに、もう一つ、この文集を読んで私が自分自身の命について考えたことを伝えたいと思います。
文集には学習旅行に同行した先生たちも文章を寄せています。
I先生が、伯母様にあたる方が学徒動員で軍需工場に動員され、爆撃にあって亡くなられたことを書いていました。その名古屋の軍需工場、三菱重工には、まさにその空襲を受けたとき、私の父も学徒動員でかり出されていました。同じく17歳だった父は、命からがら奈良県の実家まで歩いて帰ったと言います。
爆撃を受けたとき、もし父のいた場所が違っていたら、もしI先生の伯母様にあたる方が少し移動していたら、その後の人生はまったく違っていたかもしれません。
私は父からこの空襲の話を聞く度に、もしかしたら私は生まれていなかったかもしれない、と思い、こうして生きている自分が不思議に感じたこともありました。
「沖縄」を学んだみなさんは、“いのち”が何よりも大切であることを知っています。知っているだけではなく、そのことを多くの人に伝えなければならないことも、みなさんの作文には書かれていました。
自分自身や大切な人の“いのち”が脅かされることのない日々であるよう、戦争や戦争につながるあらゆるものを無くしていく努力を続けなければならないのだと、改めて卒業生のみなさんから教えられた気がします。
いよいよ中学生になります。これからも自分の目で確かめること、直接体験すること、そして自分の頭で考えることを大切にして下さい。学習も生活も、これまでよりぐんと広がり、深まっていくことでしょうが、和光小学校で培った力を
信じて新しい世界に羽ばたいていって下さい。
今、“和光連山”の頂上に立っているみなさんには、それぞれの“ニライカナイ”が見えていることでしょう。
卒業、おめでとうございます!
卒業生の保護者のみなさま、
学力偏重の世の中で、この和光小学校を選んで下さったこと、そして親和会活動を始め、まさに「三位一体」で物心両面にわたり力強く支えていただきましたこと、こころより感謝申し上げます。
これからも、私たちは保護者のみなさまとともに子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
ご卒業、おめでとうございます。
2019年3月18日
和光小学校 校長 北山ひと美
先月の朝の集会では、『廃品打楽器』の演奏家である山口ともさん(愛称ともとも)をお呼びしました!
ともともは体育室の外で待機しているとのこと。みんなでせ~の、「ともとも~~~!!」と呼びかけると、こ~んな登場で子どもたちの心を鷲掴みに(笑)
ガラクタ演奏会では、様々な廃品=ガラクタを使って、面白い演奏をたっくさん聴かせてくれました♪
まず演奏してくれたのは唱歌でおなじみ「さくらさくら」。なんとコレ、水道管を切って色々な長さにして音作っているのですよ~!音を鳴らすマレット代わりに打っているのは、なんとシャモジ!
そして大人たちに特に大ウケだったのがこの『1人楽園』。足に付けた貝殻や、あずき、フィルムケース、傘、風船など身近にある物で波の音や雨の音、風の音、嵐の音などを再現してくれました。動物の声もまるで本物のよう!!目をつむって聴けば気分はすっかり南国の楽園・・・そして目を開けるとたった1人で何役もの音を奏でているともさんの光景に笑わずにはいられない!という2度美味しい時間でした♪
その後も面白い演奏は続き、空き缶とスプリングワイヤーで宇宙との交信のような音を出したり、スーツケース・お鍋・鍋のフタなどで作ったドラムセットと手作り木琴による『おばけなんてないさ』の演奏や、新聞紙を丸めたり叩いたりちぎったりのみで2人セッションしてくれたり・・・
そして子どもたちも新聞紙を使って音を奏でてみました!!
子どもはとっても素直ですね(笑)真剣に真似してるのが可愛すぎました。
そしていよいよ、この日のために子どもたちが手作りして準備しておいたペットボトルマラカスの出番です!新聞紙と同じようにともともの動きを真似して楽しみました♪
最後はみんなでマラカスを鳴らしながら歩いて『ドレミのうた』を歌いました♪
山口ともさん、楽しい演奏会をありがとうございました!!
花組の今年度最後の遠足の行き先は動物園!
経堂を出発するときは小雨が降っていましたが、バスを降りるとちょうど曇りの天気でした。
マレーバクやアナグマ、カワウソを見て、バードガーデンへ。
柵の最前列で「見えない!」「押さないで!」となるので、途中から2クラスに分かれて歩くことに。
途中からほんのり小雨がぱらつき始めたので、持参したレインコートも活躍しました!
気温も寒くなかったので子どもたちは元気に歩いていましたよ。
サイを見つけた子どもたち。「あ、ゾウだ!」「カバだ!」「違うよ、サイだよ!!」と言いながらサイのところへ駆けていきました。
1年通じて野津田公園の山道へ遠足に行っていた子どもたちなので、動物園でも元気いっぱいです。
アップダウンのある道を、リュックを背負ったまま本当によく歩いていました~!!
トラが目の前を通るたびに「キャ~!!」と嬉しそうな悲鳴をあげる子どもたち。
トラを見ていると、隣のほうから何とも言えない叫び声が!
声の主は、このテナガザルでした。大きな声なのでビックリ!!
オランウータンはサービス精神旺盛でした~
抱っこされてる赤ちゃんオランウータンを見て「かわいい~!」と子どもたち。
ちなみに花組のキミたちも、すれ違った中学生の団体に「かわいい~!」と言われていましたヨ。
麻袋をかぶったり、麻袋をぶら下げてターザンロープであそんだりする姿に子どもたち大笑いしていました。
アジアゾウを見て…
2クラス合流してお昼休憩にしました。
雨は降っていなかったのですが、外の芝生もベンチも濡れていたので今日は室内で食べることに。
普段は芝生に自分でシート広げてお弁当食べるのに慣れているだけあって、机での準備はささっとこなしていました。歩く体力といい、この1年の積み上がりってスゴイなぁと感心です!
お昼が終わった頃には晴れ間も見えるほど天気が良くなっていました!
食べ終わった子からお散歩がてら「カンガルー見に行こ~!」と誘うと、、こっちのカンガルーに群がっていました(笑)
本物のカンガルーももちろん見ましたよ。ケンカしてるのかな?と心配そうに見つめる子どもたち。
コアラはあいにく寝ていて、ピクリとも動きませんでした。この姿だと何なのかよくわからなくて、寝ているコアラの目の前で「コアラどこ?」とキョロキョロ探していました。
少しずつ出口へ向かいながら、下り坂をテクテク歩きます。
ウマやシマウマ、ツキノワグマを見て…
サル山へ。サルたちは寒いのかおしくらまんじゅうのように固まっていました。
ヤギやイノシシも見て、動物園を後にしました。
「キツネいなかった~」「タヌキは~?」「キリン見たかった~」「ハトは?」「チョウチョは?」と子どもたち。
そう、自分のマークの動物に会いたかったんですよね~!
そして、友だちのマークの動物を見つけるたびに、「S太いたよ!」「Kだよ!」「R太だ!」「Mいた!!」と、トラやクジャク、クマ、ヤギなどに向かって友だちの名前を叫ぶ様子が面白かったです。
ほとんど貸切状態で空いていたのはこの天気のおかげかな!?柵の目の前で動物見放題で、誰も迷子にならずに大満足で帰ってこれました~!
和光幼稚園では今日と明日で『美術展』を開催しています。
子どもたちが4月から描いてきた絵を学年ごとに展示しています。
ぜひ見に来てください。たくさんのご来場、お待ちしています♪
日程:3/2(土)、3/3(日)
時間:10:00~16:00
場所:幼稚園体育室