星組 陶芸体験
毎年、幼稚園に来てくださっている陶芸家の衛藤信恭先生が、
卒業する星組の子どもたちのために、陶芸を教えてくれました。
今年はコロナ禍で諦めていたのですが、
「どうしたら実現できるか?を考えることが大事」と衛藤さん。
感染対策と工夫をして、1クラスごとに行いました。
「自分で使う、自分のためのお皿だよ。
どんな料理をのせたいか、考えてみて。」
ひんやり冷たい粘土のかたまりを
拳や手のひらで叩いてのばします。
ベチン、ベチン!一生懸命叩いています。
「手が痛くなっちゃったよー」
伸ばしたら、竹串で好きな絵を描いたり…
好きな形に成形したり…
違う色の粘土で、飾りを付けたり…
それぞれの思いがあふれる作品が出来上がりました。
「このお皿で何を食べようかな?」
お皿の中に何の生き物がいるのかな?
午後は、ろくろの体験です。
衛藤さんの手の中で、あっという間に器が出来上がります。
「魔法使いみたい!」
子どもたちも一人ずつ体験させてもらいました。
くすぐったくて思わず笑みがこぼれます。
実際にやってみると、衛藤さんのように器の形にするのは
とても難しいことがわかりました。
「衛藤さんってすごいなぁ!」
憧れのまなざしで衛藤さんの手を見つめる子どもたちでした。
お皿は、衛藤さんが工房で焼いてくれます。
子どもたちが1年生になって夏休み前あたりに、
幼稚園に取りにきてもらうことにしました。
どんなお皿に仕上がってくるか、楽しみです。
衛藤さん、素敵な出逢いと体験をありがとうございました。