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園長ブログ①~創造力につながる学力を~

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『風緑(かざみどり)通信』

               和光鶴川小学校幼稚校園長 加川博道

      「創造力につながる学力を」

 和光鶴川幼稚園のとなり、800坪に広がる原っぱ「風緑の丘」に、今年も春がやって来ました。私も校園長として2年目を迎えます。

昨年度は教員になって初めての幼稚園生活。たくさんの驚きと学びがありました。その筆頭は何といっても「自然の中の本物の体験」。春のイチゴ摘みに始まり、何度も出かけた野津田公園遠足、そして日々の「風緑の丘」での自然体験。虫取り・草花摘み・かけっこ・おにごっこ、畑にはかぶ・だいこん・さつまいもを植え、収穫して食べる、冬には自然になっているみかんの木からみかん狩り・・・などなど、幼児期の体験は「狩猟・採集の時代」「農耕の時代」という「人類の体験」を繰り返すことが大事なのだ、それでこそ個の人格の太い幹が育つのだとつくづく実感したのです。それはさらに、教師と子ども、子ども同士の豊かな「対話」により、より高い認識につながっていきます。「体験と対話による教育」、小学校の生活べんきょうや総合学習、そして教科学習にも通じる、ともに大事にしているものが見えました。これこそ「和光鶴川の教育」と納得したものでした。

 小学校でも、1月の公開研究会を目指して、「道徳教育」「英語教育」「アクティブ・ラーニング」という、2020年からの文科省・新指導要領の目玉ともいうべき分野で研究を重ね、私たちの考える実践を発信していきました。大きな成果があったと思っています。

 共通しているのは、やはり教育には「子どもの主体性が大事だ」ということ。それがなくては本当の子どもの学力・力にはなりません。それぞれの学習に主体的に参加しているからこそ、それぞれの学びが子ども一人ひとりの中でつながり、融合し、人格形成に至るのです。ある卒業生のお母さんが語った言葉です。「今年大学に入りましたが、大学の授業が楽しいそうです。こっちで浮かんだ疑問がこっちで解決するというんです。ですが周りの友だちは『覚えることが多くて大変だ』といっているそうです」。「覚える学力」か「つなげて考える学力」か、「創造力につながる学力」はどちらなのかはおのずと明らかです。その土台に「やってみたい」「楽しかった」という「豊かな体験」が欠かせないとあらためて思うのです。

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