未来へ向けて前進する学園

古関理事長

古関 彰一 和光学園理事長

和光学園が創立されて、今年で85年、和光大学が創立されて53年になります。

和光学園は和光小学校から出発しましたが、それは1933年のことで、在校生はわずか33名でした。学園はその後の戦時下から戦後にかけて、廃校の危機に見舞われましたが、なんとかその危機をくぐり抜けて、学園を維持してきました。

和光大学は、1960年代に既設の大学が「マスプロ教育」を進めている状況に抗して、「小さな実験大学」を掲げて1966年に創立されました。それはまた、「人間関係」という学科名をはじめて掲げて、「人間」と教養教育を大切にする大学として出発しました。

私たち和光学園は、幼稚園から大学まで創立当初から自由で自主的かつ積極的な学びを大切にし、昨今広がりつつある「アクティブ・ラーニング」を半世紀以上も前から取り入れてきました。
子どもたちが生きるこれからの時代は、「第四次産業革命」の時代と言われ、従来の産業分野の境界を超えて技術の融合を可能にすると言われています。こうした未来に、子どもたちが国境を意識せず、力によるのではなく対話を大切に、排除の論理ではなく包摂しうる環境の中で、個性を尊重し、自由に議論し、他者と異質であることを恐れず、友情を培える、そんな子どもたちに喜ばれる学園でありたいと願っております。