成分表示を読み取る力をつける(専門調理)
9月27日(金)5.6時間目S選択の専門調理の授業において、栄養学士・フードスペシャリストの外部講師による授業が行われました。
はじめに、お菓子のパッケージに記載のある「成分表示」を使用してカロリーとPFCバランスの算出法を実践しました。結果的にお菓子は脂質と炭水化物がほとんどでタンパク質はほとんど含まれておらず、エネルギー代謝が悪いことを学びました。
P(タンパク質)、F(脂質)、C(炭水化物)の3つのバランスについて学んでいます。
次に、事前に生徒たち一人一人が準備しておいたサンドウィッチの商品開発を、それをもとに利益率や栄養成分および、PFCバランスをランキング形式の発表を行い、自分達が開発した商品に対する評価を行いました。
「カロリーが低い」=「栄養バランスが良い」は必ずしも正しくないことに生徒からは驚きの声が…
さらには、食事の写真を見ながらフードコーディネーターの技法を学びました。
最後に栄養学クイズが出題され、クイズを解きながら、身近にある以外な栄養学の知識を学び、生徒のみなさんも栄養学に興味を示している様子でした。
最後に授業中に出された栄養学クイズを引用します。
熱が出て、食欲がないときに食べたほうが良いものはどっち?
A:抹茶アイス B:梅干しのおかゆ
正解は…
A:抹茶アイス
タンパク質と脂質を摂取しやすく、抹茶に含まれるカテキン・ビタミンCで喉の殺菌作用や熱で消耗したビタミンCの補給が見込まれるそうです。