生徒の声
生徒会活動
生徒が主人公の学校
執行委員長 福田 朱子さん
私は、執行委員の仕事をよく知らないまま今回委員長になりました。執行委員会議をする中で、私は思ったことや、今までに感じていた日常生活の不満をついズバズバ言ってしまうんです。すると、生徒会の先生が「それいいじゃん」とか、「じゃあ、それをやめちゃえばいい」とか言うんです。そこで思いました。「本当に自由なんだな」と。
やっぱり、だれでも思ったことは何でも言ってみるのが、より良い学校にするには重要なんだと思います。型にはまったことをする必要はないんです。和光では生徒が主人公なんです。自分たちの力で過ごしやすい学校にできる、納得のいく生活ルールを作れる。もちろん、そうするには生徒同士のたくさんの話し合いや、学校との交渉もあります。
でも学校が一方的に決めた規則の押し付けはありません。体育祭や文化祭も生徒が中心に進めます。他にこんな学校ないと思います。
自分たちで決めたルールでも、たまに破る人っているんです。例えば飲食ルール。去年の体育祭の最中、飲食全面禁止である体育館でガムの吐き捨てがあり、学校側から「このままでは、体育館を使用禁止にする」と言われました。体育館が使えなくなったら大変です。その時は去年の執行委員を中心に「体育館内での飲食禁止」を生徒同士が呼びかけ、何とか使用禁止はまぬがれました。自分たちで決めた以上、守らなければいけないのです。「自由だということ=責任があるということ」です。
高校生としての貴重な三年間、自分が毎日通う場所です。楽しく、過ごしやすい学校を一緒に作っていきましょう!
学校を変える力
議長 井出 良子さん
学生の私たちはみな、多くの時間を学校で過ごしています。
でもその学校に集まる人は歳が近いだけで、考え方や大事なもの、好きなものもそれぞれバラバラです。
そんな中の一人一人が自由に意見を発し、議論する中で、他界の意見を聞き合いながらよりよい学校、行事、生活を作っていく、それができるのが和光だと思います。
生徒一人一人がみなその権利を持ち、一人一人が学校を変える力を持っている。そんな和光の生徒会を私はとてもすばらしいものだと思います。
校の学校目標は「共に生きる」です。
「学校は生徒、保護者、教職員の三者がつくるもの」という基本理念のもとに和光中学校の学校目標や教育課程についても三者連絡協議会で論議し、決定してきます。
この世界には様々な人がいて、それぞれの歴史を背負いながら今を生きています。 学校という社会にもいろいろな人がいて、考え方や好みもいろいろです。 大事なことは「さまざまな人たちと共に生きる」にはどうしたりいのか、大事にしなければいけないことは何ナノか、を学んで生きたいと考えています。
3年生の声
もっと交流し合いたかった
小島 桜子さん
私は和光高校内で「学ぶ」ということを見いだせず、授業以外の空いた時間は、学校外で活動をしていました。結果的に学校外での活動は自分の考えを広げ、多くのことを学ぶことができましたが、今思うと学校内で学ぶことはなかったのかなぁ?と思います。中学校までは、あくまでも義務教育なわけで、高校生になれば(和光高校ならなおさら)授業にしても空いた時間の使い方にしても、自分自身の「選択」が増えてくるのです。そして、和光高校の教室の中にいる人間はそれぞれが選択し、それぞれのペースで生活しています。みんなが違う方向を向いて立っている、ある意味“社会の縮図”ともいえる和光高校の中に自分がいたということ、さらには自分の働きかけがないために学校何で学ぶことができ気なかったということに、卒業間近になって気付いたのです。
和光高校ほどいろんな方向を向いている人間が集まっている学校はないかもしれません。同じ歳でいろいろな考えを持つ何十人もの人間と毎日一緒にその教室にいるわけで、その中でどれだけ学び、交流できるかは自分次第。大学に進学して、和光高校で気付いた自分自身の課題に、精いっぱい取り組みたいと思います。
和光での三年間
瀧 大知くん
この文章を書くにあたり、自分の三年間の学校生活を振り返って思うことは、「自分のやりたいことを、やりたいようにやってきた」ということだ。このことは、学校内の生活だけでなく、自分のプライベートでも言える。
学校内では、学級委員などの委員を務め、学校外では自分の趣味を思いっきりやる。本来はこんなことは当たり前だが、少なからず僕の中学時代はこうではなかった。『ゆとり教育』というものによって、授業はギュウギュウの詰め込みになった。部活のと時間がどんどん減らされてしまい、十分な活動が保証されていなかった。そのため、自分のやりたいことも満足にできず、さらに無理やり詰め込んだ授業ですごく忙しく、委員会などは面倒だからやりたくないとしか思えなかった。
しかし、和光に来てからはそんなことはなく、授業も時間に余裕があるため、しっかりと理解でき、生徒会の行事や委員会活動などにもじっくり取り組める。その活動の中で得られたものは大きい。そして、何よりも個人の時間が用意されている。これこそが和光の「自由」だと僕は思っている。
和光は時間を上手に使えば、最高の三年間にできる学校だ。
自分らしさを発見する場
松山 龍太くん
入学する以前から生き物は好きだったけれど、まさか3年生になってここまで生物学に興味を持てるとは思っていませんでした。卒業を迎えて、今振り返ってみれば、和光高校にいた3年間は、やってみたいと思ったことにとことんチャレンジすることに、時間を費やせることができた3年間だと思います。
今、私は生物学の中でも植物の生体運動や種子散布、また発生学に興味があるので、4月から生物学科のある大学で、生物学をさらに勉強しようと考えています。私が生物学を本格的に学びたいと強く感じるようになったのは、高2の時に決めた選択授業で、生き物について学んだのがきっかけでした。日本に生息する動物や植物の生活圏について学んだり、学校近くで採集してきた氷河期の火山灰や植物化石から、当時の気候を勉強したりしました。研究旅行では、朝から晩まで生物について勉強でき、私自身生物学についてより探究心が持てただけでなく、学ぶことによっていろいろなことを発見し、そこからいろんな疑問がわいてくるようになりました。自分で選んだ好きな授業によって興味を広げられたことは、自主的に勉強したり実験してみたりなどとチャレンジする手立てを身につけることができました。もっともっと知りたいと思う気持ちが私を成長させたと思います。
和光高校は、「自分」が「最も自分らしく」存在できた学校でした。というのも、自分の興味を選択授業から発見し、そこから自分でしかない世界、自分らしさを作ることができたからです。和光高校で養った「自分らしさ」は、一生の宝物になることだと思います。和光高校に新しく入学する1年生には、人生で一度しかない高校3年間で、様々なことにチャレンジして、自分らしさを発見してほしいと思います。
