和光祭に向けて準備着々
和光高校の大きな生徒会行事は2つあります。1つは5月に実施した体育祭、そしてもう1つが10月下旬に予定されている文化祭(通称:和光祭)です。
生徒会は「コロナ禍の和光祭をどのように実施するのか」、学校とも協議を重ねながら「実施方針」を全校で決議しました。実施方針が決まったのはなんと夏休み前の7月。その方針に沿って、和光祭が形づくられていきます。
今年の和光祭は感染症対策を最優先に考え、「一般公開はしない」としました。また、クラスの教室等を使うと密になることや、感染対策ができる食事の場所は各クラスの教室であることなどを踏まえて、クラス企画(例年、1~3年生の各クラスが一からオリジナリティ溢れる企画内容を考えています)は教室以外で行うことを決めています。
この日のHRでは、具体的にクラス企画をどのようなものにするのかクラスで決めたり、企画を実現するために必要な企画書作成のために、実際の場所(写真は教室前の廊下にあるちょっとしたスペース)で計測をしながら「あーだ、こーだ」言いながら設計図を考えたりしていました。
「ここに、こうやって机を置いて~」「これだと、〇〇が入らないよ。」「じゃあ、向きをこうして・・・」試行錯誤をしているようです。
企画書は、生徒会の組織である「文化祭実行委員会」や、「学校」がそれぞれの立場で点検し、実現の可能性や安全面のチェックをしていきます。だから、これだけ早くから準備が本格的にスタートするのです。
HR後の生徒の言葉が印象的でした。「もう、1カ月もない!時間がない!」
頑張れ和光生!