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第72回 高等学校入学式

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今年度の入学式が、9日に行われました。4月に生徒を迎えることができるのは、今年は特別に感慨深いことでした。式辞の中で引用しているブレイディみかこさんについて、別な投稿で著書について紹介しているので、そちらもご覧いただければ幸いです。

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<校長式辞>

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。ようこそ和光高等学校へ。みなさんの入学を和光高校の教職員一同心から歓迎します。そして、保護者のみなさま、お子さまの入学を心待ちにしていたことでしょう。今日から、新しいステップのスタートです。
振り返ってみれば、1年前の今頃は最初の緊急事態宣言が出たばかりでした。和光高校でも、3月に1日だけ試験のための登校はありましたが、それ以降は休校で、新年度になってもずっと休みは続いていました。6月に学校が再開されても分散登校、時差登校という形でそろりそろりと進まざるを得ませんでした。昨日始業式でも在校生にも伝えたことですが、こうして4月に学校が始められ、新入生を迎えられること自体が、それだけで大きな喜びだと私は思っています。

昨年、コロナで休校が続く中、学校というのはどういう存在なのだろうか、と私は考えざるを得ませんでした。そして、世の中では、生徒にとってかけがえのない時間が失われたのだから9月入学にすぐすべきだ、とか、オンライン教育をさっさっと始めないのは無責任だとか言う声が飛び交っていました。9月入学について言えば、ちょっと冷静に考えてみれば、簡単なことではないことはすぐ分かります。ずらした最初の年は、1年5カ月分の生徒を受け入れなければならず、大雑把に言えばその1年間だけ約1.5倍の数の教室と先生の数が必要になるからです。しかし、学校に行けない不安に付け込むような形で、著名な教育評論家や知事や国会議員の中で9月入学を主張していた人たちがいました。この半年、誰も9月入学なんて言っていない、というような状況ですが、大人でも声の大きさで無責任なことを垂れ流す人がいる、ということは頭の片隅に記憶しておいてもらえれば、と思います。
話が少しそれました。皆さんと考えたいことは、学校というものの意味です。昨年の新入生にも話したことですし、説明会でもよく話すことですが、「和光は人と人の関りを大切にする学校」です。オンラインでもSNSでも関わりはつくれないわけではないですが、やはり直接顔を突き合わせてのコミュニケーションではないと、人と人の関わりは、育まれにくいし深いものになりにくい、と経験的には分かります。その理由が分からないでいたのですが、昨年の夏読んだエッセイにその答えかも、と思えるものがありました。ブレイディみかこさんの『会うよろこび』というタイトルのものです。海外に住んでいる作家と、オンラインで対談した際、相手から「他者への信頼は、視覚と聴覚だけじゃなくて、嗅覚とか味覚とか触覚とかの感覚も使って築くものらしいです。だから、こうやってネットで話していることと実際に会うことはイコールではないみたいなんです」と伝えられます。元になっているのは、著名な霊長類学者の山極寿一さんの説ですが、「人は五感のすべてを使って他者を信頼するようになる生き物」で、「鍵になるのが、嗅覚や味覚、触覚といった、本来『共有できない感覚』」、だから「他者の匂い、一緒に食べる食事の味、触れる肌の感覚。こうしたものが他者との関係を築く上で重要」なのだそうです。新入生のみなさんも、小さかった頃、親や近しい人から抱きしめられて安心した経験がないでしょうか。コロナが始まる前、何かとても嬉しいことがあった時、仲間と思わず抱き合ったり、ハイタッチしたりという経験があるのではないでしょうか。父母のみなさんは、自分の子どもが小さかった時、子どもを抱いて、言葉にできない愛しさを感じたことがあると思います。

人間が信頼関係を気づく、安心するということの中には場を共にする、ということがやはりどうしても必要なのでしょう。学校は「共に居る場」を提供し、人と人の関りを作り出すところとしてかけがえが無いものだと改めて思います。先ほど「和光は人と人の関り大切にする学校」と言いましたが、では「人と人の関り」はなぜ大切なのか。私は、人と人が関わることは、自分と異なる他者を理解しお互いに認め合うこと、そして共同性なり社会なりを作り出していくことにつながると思います。人間は、ひとりだけで生きていくことができず、つながりの中で生
きていく存在です。
新入生のみなさんの和光高校での時間は今日スタートしました。あなたの周りにいる同級生、上級生、そして私たち教職員と様々な関りをつくり、刺激を受けて新しい自分に出会って欲しいと思います。

さぁ、スタートの時です。一歩ずつ、あゆんでいってください。
2021年4月9日 和光高等学校 校長 橋本 暁

 

<新入生のことば>

本日は私たちの入学を祝っていただきありがとうございます。私たちは、例年に比べ色々な困難に立ち向かい和光高校に入学します。

私は両親や友達からのすすめで和光高校を知りました。平和の和に光と書いて和光と読むと聞いた時はとても穏やかで、平和な雰囲気で溢れているなと思いました。そしてポスターを見た時に目に映ったのは、「自分色」という言葉でした。この言葉から私が私なりに解釈したことは、「自分の力で未来を作り上げる」でした。なぜなら自分で自分の色を決め、それを明確に認識することで自分を再認識でき、自分にあった未来を作り上げられると思ったからです。そのような勝手な想像から和光高校への進学を決めました。

中学校3年間を参考に高校生活で心がけていきたいことは、「何事も深く考え、しかし考えすぎない」ということです。ある世界的な著名人が言っていた言葉として、「世界には色々な人がいるからみんな理解しないと」です。理
解という言葉の前には必ず考えるという行程が入ってくると思います。なぜあのような行動をとったのか、なぜあのような言葉を放ったのか、それはその人なりの考えや、感情が含まれているものです。人の内に秘めているもの
は他人によって変えられるようなものではありません。このように少し考えるだけで人を理解でき、よりその人のことを気に入るかもしれません。私は高校生活を通してそのような人間になりたいです。

そして前年度は、新型コロナウイルスの関係で、様々な生活が制限されてしまったことと思います。しかし今年度は和光高校の校風や環境の中で、何事にもチャレンジし、何よりも楽しんでいきたいと思います。自由とは自分に基づく手本になるという意味が込められています。自分でよく考えて行動し、学業や部活動も精一杯努力していこうと思います。人との協力や、同じ目標に向かっていく経験を沢山し充実した3年間を過ごしたいです。

皆さん今日から私たちの和光ライフが始まります。ある和光高校の大先輩が言っていた、「和光はホグワーツのような場所」という言葉を私達も実際に感じられるようにこれから楽しく平和な思い出を作っていきましょう。これからよろしくお願いします。

日本一長い体育祭や、和光祭を初めとした数々の行事はもちろん、高校生活を精一杯楽しむことをここに誓います。

話しに出てきた2020年度のポスターです
新入生のことばに出てきた2020年度のポスターです

入学式の裏側

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本日、入学式が実施され新入生240名が入学しました。

例年なら在校生も参加していたのですが、新型コロナウィルス感染予防もあり、在校生不参加の中での入学式となりました。

それでも、なんとか歓迎の気持ちを伝えたいということで、フリーライティング部のメンバーが各教室に黒板アートを描いてくれました。

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入学式が終えたあと、帰り際に作品を撮ったり、作品と一緒に記念撮影を撮っている様子なども見受けられました。

在校生の歓迎の気持ちが伝わっていると良いですね。

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卒業式がありました

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本日、第69回和光高等学校卒業式があり、228名が和光高校を巣立っていきました。

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昨年度に引き続きプログラムを簡略化し、在校生は執行委員会の生徒のみ、そして卒業生とその保護者の出席で規模を縮小して感染対策に努めました。

校長式辞
校長式辞

卒業証書授与は、一人ひとり担任が呼名し、校長より手渡されました。

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在校生からのことば
在校生からのことば
卒業生のことば
卒業生のことば

例年と比較してしまうと、卒業生による有志合唱や教員による合唱のプレゼントなどお祝いの場に花を添える出し物はできませんでしたが、教員から事前に作成した動画や生徒の卒業式委員会がつくった和光高校での思い出を振り返る動画が披露され体育館があたたかい拍手に包まれる場面がありました。

また、在校生のことば、卒業生のことばは、コロナ禍での生徒会活動にどのように向き合ってきたのか率直な思いが語られ、その言葉には「このコロナ禍にあっても前を向いて進んでいく」という力強さに満ちていました。私たち教員も力をもらうことができた彼らのことばを校長式辞と合わせてぜひ、ご覧ください。在校生のことばはこちら。卒業生のことばはこちら

最終授業は校内FW(日本文学研究)

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2月16日、2年日本文学研究では太宰治の三鷹を歩く、「校内FW」を実施しました。講座OG3年生6名が前日打ち合わせ、当日本番のガイド役を。

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2年生は8名三班に分かれ、スクリーンのある三部屋を順に回ります。各部屋に3年生が2名ずつ待機し、事前に講座担当者が卒業生OBと撮影してきた太宰ゆかりの三鷹各地映像を流し、解説をしました。

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受講生は文集用のエッセイを書き上げ、講座を締めくくりました。OB OGの力を借りながら、何とか形はつくれました。全員出席の一本締めで、1年間のゴールとなりました。

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「卒業生と語る会」がありました

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1月29日(金)に1年生対象の「卒業生と語る会」を行いました。
1年生の進路指導目標の中に「大学進学のみにこだわることなく視野を広げ、さまざまな生き方や価値観を意識する」や「授業や行事において幅広い生き方や考え方に触れることにより、自分自身を知る」があります。この会はその目標に照らして進路指導の1つに位置づけています。進路指導について詳しくはこちら
今年は、1つの講座の定員を半数に減らしたり、一部オンラインの講座に切り替えるなど、コロナ対策をしながらの実施となりました。
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全部で16の講座がありましたが、どの講座も個性的で、自分の高校時代の話、今の仕事に至るまでの経緯、収入など、生々しい話も含めて、自由に語っていただきました。
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生徒たちは、一生懸命話を聞き、応答している場面が見られました。
感想文用紙にも、時間をかけてたくさん書いていました。
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今回のような大人との出会いが、進路(生き方)を考えていくきっかけになるといいですね。
卒業生の皆さんもありがとうございました。

特別講座「写真講座」~ポートレート編~

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講座の様子※モデルはソーシャルディスタンスを取りながらマスクを外しています。

先日実施した特別講座「写真講座」の第3回のテーマは「ポートレート」でした。

2人組になって、お互いをモデル兼カメラマンを担います。

ただ撮影するだけでなく、どのようなテーマやポーズで撮影するのかをチームで相談しながら撮影していました。

天気が非常に良かったおかげもあって、和やかな雰囲気でした。

講座の様子※モデルはソーシャルディスタンスを取りながらマスクを外しています。
講座の様子※モデルはソーシャルディスタンスを取りながらマスクを外しています。
交互にモデルとカメラマンを担当
交互にモデルとカメラマンを担当

今まで講座の中で学んできた「構図」や「光」を意識しながら撮影を楽しんでいました。

最後の高校生活に、また貴重な思い出の記録が残せたのではないでしょうか。

韓国ハクナム高校とのonlineによる国際交流

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韓国ハクナム高校とのonlineによる交流が最終日を迎えました。
この交流は主に意見交換を中心に展開しており、全校から生徒を募集し、1〜3年生が集まっています。毎回何のテーマで話すかか、またグループ分けをどうするか、また自分たちがやりたい交流とは何なのかを考えて和光高校内でも意見交換を重ねて取り組んできました。

今まで4回交流会をしました。
お互いに顔見知りになり、話す中で笑ったり真剣になったり、気まずい雰囲気になったりと、交流とは何かを考えた半年でした。

今後はお互いのレポートを読みながら、この交流を振り返っていきます。どんな想いや言葉が出てくるのか楽しみです。

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「大学オンライン説明会」が実施されました

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2021年1月27日(水)に高校2年生対象の「大学オンライン説明会」が実施されました。

例年であると、大学の方が和光高校に来ていただきお話をしていただくのですが、今年度はオンラインでの実施となりました。

各部屋に生徒は集合し、オンラインで説明を受けました。

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今回説明をしていただいた大学は以下の通りです。

桜美林大学、大妻女子大学、玉川大学、東京工芸大学、東京造形大学、東京農業大学、明星大学、横浜薬科大学、立命館アジア太平洋大学(50音順)

 

参加している生徒は、皆真剣なまなざしで説明を受けている様子を見ることができました。

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自分の将来を考えながら、まだ見ぬ大学生活を想像しながらの説明会でした。

この説明会をきっかけに、2年生の進路選択が加速していくといいですね。

2020年度 文化祭を実施しました

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2020年10月31日(土)、11月1日(日)の2日間で文化祭が実施されました。

今年度は、生徒の家族や一般の方の来場をなくし、生徒のみの文化祭となりました。

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今年度の文化祭のテーマは『内輪でごちゃごちゃ文化祭』ということで、例年とは違う文化祭の形を模索し続けました。

例年ではお客さんで賑わう飲食企画や教室企画のお化け屋敷に代わって、グラウンドでの迷路や、廊下や屋台での展示などを実施しました。

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生徒たちは決してめげることなく、文化祭は大成功で幕を閉じました。

【お知らせ】オンラインで楽しむ和光祭2020

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今年度の和光祭は、一般公開をしない、在校生のみでの開催としていますが、オンラインで生徒の活動の様子をご覧いただけます。コロナ禍で工夫をしながら取り組んでいる生徒たちの様子や展示などをお楽しみださい。

また、和光祭実行委員会では公式和光祭2020Instagramを開設し、文化祭の様子をみなさまにもお楽しみいただけるようにしています。こちらもぜひご覧ください。

和光高等学校の入学案内の資料一式を無料で送付しています。

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