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映画のお勧め ~僕たちは希望という名の列車に乗った~

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©Studiocanal GmbH Julia Terjung

高校生に是非見てもらいたい映画がある。

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タイトルは『僕たちは希望という名の列車に乗った』(原題は『黙とうする教室』)。舞台は今から60年少し前、米ソ冷戦下の東ドイツ。卒業を控えた高校生による授業中のちょっとした行動が国家への反逆とみなされ、最初に言い出した人間を知らせないと高校の卒業資格を与えないぞ、と脅される。最終的には、国の文部大臣まで登場して決断を迫ってくる。仲間を「売る」のか、首謀者を教えずにエリートの道を捨てるのか(当時のドイツでは、ギムナジウムという高校課程に通えるだけでエリートコースだったし、現在のドイツもそういう傾向はある。卒業資格があれば基本的にどこの大学でも入学できる仕組みである)、選択を迫られるというストーリー。

映画の紹介なのでネタバレになってはいけないのがもどかしいが、歴史や政治に興味のある人にはぜひ見てほしいと思う。「国家」とは何だろうか、「人生の選択」とは何なのか、ということを考えさせられる映画だ。そして、実は家族を描いた映画でもあるので、保護者の皆さんにも是非ご覧いただきたい。5月から息長く上映していて、おそらく今回が最後に近い上映と思われる(9月28日から)。みなさんの行動範囲に上映館があるので、ギリギリのタイミングだが、紹介が間に合ってよかった。

詳細はこちらを見てください。

 

自分の一票に意味が無いと思っている君へ

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参議院選挙の投票日が近づいてきている。和光高校の3年生でも、7月22日生まれの人までが投票権を持つことになる(※)ので、およそ高3生の3分の1近くは投票権を持っていることになるのではないだろうか。

3年前に法律が改定されて18歳選挙権となり、高校生でも投票できる人が出てきた。よく知られているように、最近は、投票に行く人が減っている。参議院選挙では、1992年の選挙で投票率が50%ちょっとになって、6割を切ってから、一度も6割を超えていない。4割以上の人が投票しない選挙に正統性があるのかどうかはさておき、とにかく選挙の結果が、日本の先行きを大きく左右する。これで良いのだろうか、と思わざるを得ない。 (さらに…)

「答えが無い問いとは」(校長式辞)

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新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。本日ここに、275名の新入生を迎えることになりました。皆さんの入学を和光高校の教職員一同、心より歓迎します。保護者のみなさま、お子様の入学を心待ちにしていらっしゃったことと思います。中学から高校への節目を越え、感慨もひとしおのことと思います。

さて、今日はみなさんを和光高校に迎えるにあたり、「学ぶ」ということでお話ししたい。このテーマで何を話そうか考えていた時に、ふと思い出した歌がありました。その歌は、十代のみなさんに人気のあるグループRadwimpsの『正解』という歌です。その歌のサビの部分の歌詞は「あぁ 答えがある問いばかりを教わってきたよ」となっています。みなさんは、どう思いますか。その通りだと思うでしょうか。少なくとも高校入試の試験問題のほとんどは、選択肢から答えを選ぶか、単語を答える問題がほとんどです。おそらく、中学校の定期試験や授業でもそういう傾向があるでしょう。和光では、文章で答える問題が多いとはいえ、私自身も試験では、「正解」のある問題がほとんどの試験問題を作ってきました。その経験で間違いなく言えるのは、67点と68点とで力の差があるということは絶対に無いということです。しかし、入試ではその1点が合否を分けることがある。選択肢がたまたま当たったら4点ぐらい違うことはあるのに、です。

(さらに…)

新校長就任のお知らせ

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この3月に中高の校長を務めておられた松山先生が定年退職されました。松山先生は1979年に和光高校に就職されて以来40年間お勤めでした。長い間お疲れ様でした。今後は、高校の非常勤講師として週3日勤務されますので、卒業生のみなさんも学校に来て下されば会うことができます。

後任校長である、私、橋本が書いた記事はほとんどありませんので、当面松山先生の記事も掲載いたします。ぜひお読みください。

第67回和光高校卒業式祝辞

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本日ここに、234名の卒業生を送り出します。

卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。そして今日のこの日を特別な思いで迎えられた保護者の皆さん、ご家族の皆さん、心よりお祝い申し上げます。

君たちはこれからどんな世界に飛び立ってゆくのか。君たちがこれから活躍するこの社会はどのように変わっていくのか、人生の節目に皆さんと一緒に考えたいと思う。 (さらに…)

第69回和光高等学校入学式校長祝辞

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matysuyama2018新入生のみなさん、そして保護者の皆さん、ご入学、おめでとうございます。教職員を代表いたしまして、心よりお祝いを申し上げます。

和光高校は、その人らしさ、その人だけがもっている素晴らしさを何よりも大切にしようという教育目標を持っております。「みんな違って、みんな良い!」ということを教師も生徒も認め合おうという学校が和光高校です。全校生徒が同じ制服を着用し、同じような髪型をしないと教室に入れてもらえないという学校ではありません。自分が考えたり、感じたりすることを他人から否定されたり、強制されたりすることはありません。 (さらに…)

「学べば学ぶほど疑問が広がる体験を」毎日新聞の取材を受けました.

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夏休み中、毎日新聞の吉川記者から取材を受けた内容が、
8月28日の朝刊に「記者ノート」として記事になりました。
吉川記者は平和教育をテーマに沖縄で取材する中で、東京に「実践的なフィールワークに取り組む」学校があるということを知り、
和光高校を訪問したとのことです。

「平和とはこういうもの、と教師が押し付けたり、一方的に話してノートを取らせたりする『平和教育』では、生徒も『注入されている』と気付く。学べば学ぶほど疑問が広がる体験が大切なんです」との私のことばを紹介してくださいました。

記事へのリンク先:https://mainichi.jp/articles/20170828/ddm/013/070/010000c

 

後日、吉川記者から取材のお礼と共に、この記事に対して、以下のような感想意見が寄せられましたと、メールがありました。

・「それぞれの立場にそれぞれの『正義』がある。校長先生が言っているように答えは一つではないだけに、
その『正義』をつなぎながら、どんな未来を選んでいくのかを探す授業は社会人になって仕事をする際にも生きると思う」

・「実際に現場に行って見たり、話を聞いたりしなければ分からないこともある。
そうした現場を訪れる機会がある高校生はうらやましい」

・「さすが和光。個性を伸ばすには良い学校とはよく聞きますが、
こうした取り組みをし
ているとは知りませんでした。校長先生も素晴らしいと思います」

このような言葉を頂いて嬉しく思います。

第65回和光高校卒業式式辞

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本日ここに、226名の卒業生を送り出します。

卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。そして今日の日を特別な思いで迎えられた保護者の皆さん、ご家族の皆さん、心よりお祝い申し上げます。

つい先日まで、真冬を思わせる寒さが続いていましたが、今日は皆さんの門出をお祝いするかのように、春の日差しがいっぱい皆さんを包んでいます。 (さらに…)

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