バレーボールの授業(体育)




和光高校では1年生の7月にクラス合宿が実施されます。
これはクラス単位で富士山のふもとの根場に宿泊行事に行くものです。コロナ渦で2年間実施できていないものを今年こそ実施していく予定です。
今日はその最初の会議となる学年ミーティング(校内では学年mと表しています)が開かれました。
各クラス2名、合宿の代表者が選出され、集まりました。クラス間の公的なつながりの場は1年生にとって今回が初めてです。
この日の議題は現地で実施するアクティビティの決め方、宿泊する民宿の決め方、クラスレクリエーションの交流などです。
今まで自分のクラスの中だけで進んでいた話を、全体に報告することの難しさに悪戦苦闘しながら、代表者たちは一生懸命言葉にしていました。
合宿実施まで約1か月半、体育祭で学んだクラスの交流の仕方や議論の仕方を反芻しながら頑張っています!
天気が良ければ体育祭の最終日のこの日、朝から雨で生徒会は予備日への延期を決断、通常授業の金曜日となりました。生徒も、教員も気持ちを切り替えて授業頑張るぞー!!
1年生の数学では「2次関数」を学習しています。今日は特別編として、折り紙で放物線を作りました。
教員の指示のもと折ってみると…
なんと、放物線が現れました!
いま勉強している2次関数は15世紀に発見したものですが、今日の折り紙で作った放物線は紀元前に発見されたものです。
「数学って何の役に立つの?」と質問もされますが(気持ちはわかる…)、それぞれ研究したものが、後の世に結びつくこともあるんです。
放物線がパラボラアンテナに使われていることを習ったあと、パラボラに似たボウルで本当に音が集まってくるか実験。
「(小声で)もしも〜し」
…残念ながら、ボワーっという音だけしか聞こえませんでした。
続きはお家の衛星アンテナで試してみることにします。
体育祭期間中のほっと一息つく特別授業でした。
来週からはテスト期間。気持ちも新たに、テスト勉強を進めていきましょう。
本日、クラブサークル オリエンテーション(通称クラサーオリテ)がありました。クラサーオリテと言っても伝わらないかもしれませんね。違う表現をすると、新入生に向けたクラブ・サークル紹介です。
教室のモニターを使ってクラブ紹介動画を流したり、体育館で日ごろの練習の成果を披露したりと、クラブサークルの活動内容が新入生に伝わるように、それぞれのクラブサークルは感染対策を意識しつつ工夫を凝らしていました。
本来、水曜日は午前中の授業のみで、ですが、クラサーオリテは午後に実施。生徒会執行委員会は学校に午後まで1年生を残すことを交渉し、場所の確保や1年生の誘導もすべて生徒の手で行われます。それは、クラブサークル活動は生徒会活動の一部だからです。
何を目的に活動をするのか・・・それもそこに集った生徒たちによって決めていく。それが和光高校のクラブサークル活動です。
特別時間割が終わり通常授業がスタートしていますが、1年生の黒板は入学式の日は特別バージョンでした。ここに紹介しておきます。
実は、フリーライティング部が入学式の前に春休みを利用して新入生を迎える1年生の教室に黒板アートを制作していました。
この黒板アート、フリーライティング部の生徒が「新入生に歓迎の気持ちを伝えたい!」と生徒会執行委員会に取り組みを要求し、学校が協議に応じて実現したものです。生徒は、担任の先生に黒板のどれくらいのスペースを使って良いのかを聞きながら、制作を進めていましいた。
4月11日に入学式を終えて、新しく和光高校生になった1年生は2日間の特別時間割期間に入っています。
2日間の午前中に学校のルール、クラス開き、2・3年の先輩方からの生徒会オリエンテーションが実施されています。
そのなかで、大教室で学年オリエンテーションが本日行われました。
副校長の和光高校の指導方針や、保健室やカウンセラーのサポート体制、ごみ捨ての分別のやり方など、1年生は真剣に話を聞いていました。
副校長からの「入学して3日が経ちましたが、高校生になったなぁという実感が湧いてきていますか?」という質問に対して何人もの生徒が挙手をしている姿を見て、たった3日でも生徒たちが成長している姿を見ることができました。
明日からはいよいよ通常授業が始まります。グングン成長している1年生、頑張れ!
本日、228名の新入生を迎えて無事、第73回和光高等学校入学式が執り行われました。
この時期にしては気温が高く、少し汗ばむ陽気でしたが天気も良く、時より吹く風に桜の花びらが舞い散り高校生活のスタートを歓迎しているようでした。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。ゆっくりと新生活に慣れていってくださいね!
1年生の生物では、3学期は恒常性をテーマに学習を進めています。今日は、血液凝固についてです。
血液凝固は、体内の酵素がはたらいて、血しょう中にフィブリンと呼ばれる繊維状タンパク質がつくられることを実験を通して学んでいきます。
血液は冷やした方が固まるのでしょうか?それとも温めた方が?
予想は冷やした方が固まるが多数派。さて、結果は・・。
「え?試験管から血液が出て来ない!」「すごい!固まってる!」40℃に温めておいた血液はゼリーのように固まっています。予想とは違った結果に驚きながらも、「そうか、酵素か!」
2学期の酵素のはたらきの学習がよみがえり、冷やしてしまうと固まりにくくなることに納得の生徒たち。
こちらがフィブリン。これらが、血液中の血球を集めて血餅(けっぺい)という塊をつくって破れた血管にフタをします。血餅が乾いたものが「かさぶた」となるのです。
~生徒の感想~
「けがをしたとき、かさぶたが勝手にできて傷がふさがることが当たり前と思っていたけど、細かい仕組みを正しく組み立てていき、トロンビンやフィブリンなど、1つ1つの物質がしっかりそれぞれの役目を行っているために結果的に傷がふさがって治ることに繋がっているのがすごいと思った。」
「実験を行って、血液には様々な物質が集まってできていて、どのような性質があるか、実際に実験してより理解を深めることができた。」
「血小板だけで傷口をふさいでいると思っていたので、傷口をふさぐだけでも、たくさんの工程があってそれが働いているからだと分かった。」
和光高校は2年生から、1週間の中で月・火・木曜日の午後が選択授業になります。それぞれの曜日に10以上の講座が用意されています。
この日、1年生は3年生から、「当時どのような視点で講座を選んだのか」「何を大切に決断していったのか」お話を聞きました。
「自分の好きなこと、やりたいことをまずは大切に」
「授業を受けるのは自分自身、親がアドバイスしてくることがあるかもしれないけれど、それは横に置いておいて考えて!」
「研究旅行(A選択)での学びで大きな進路変更を決断しました」
様々な視点を投げかけてくれた3年生たち。1年生の講座パンフレットを眺める表情がグッと引き締まります。
廊下には研究旅行の概要を写真で紹介したパネルが並びます。生徒たちは、休み時間を利用して「どうしようか~」と意見交換をしていました。たくさん悩んで、自分なりの選択ができますように。
3学期がスタートして、学級の自治活動も新たな運営体制(委員長、副委員長、書記)を決めて進めていきます。
この日、彼らは「席替え」をクラスに提案しました。和光高校では、定期テストの時には出席番号順に座ってもらいますが、通常の授業のときには、座席は生徒自治に委ねています。ですから、席替えをするタイミングも、その方法も彼ら次第です。
今回は「6班をつくって、どの班になるのかはクジ引き。その後、決まった班員の中で話し合いで場所を決める」に決まり、さっそくクジ引き・・と思いきや、ある生徒から「視力が低い等で、前の席が良いひとはどうすれば良いですか?」と質問が。
「その人たちは、事前に前の班である1・3・5班のクジの中から引いてもらうことにします。そして、その班の中での話し合いの際、考慮してもらってください。いいですか~?」
一同「いいで~す」
『自分たちのことは自分たちで決める』席替えも大事な自治の1つですね。