第47回和光教研

出会いを学びに変えて

和光中学・高等学校 研究委員会

和光中学・高校は、お互いの個性を尊重し合いながら、自分たちのことは自分たちで決めるという自由と自治の精神を大切にしている学校です。生活指導においては、いろいろな考え方・生き方があることを認め合った上で、自分たちの生活をどう作るかということを集団的に考える指導を実践していま す。授業においても、生徒一人ひとりが表現し、意見を述べる学習を大切にしています。教師が一 方的に生徒に問うだけ・話すだけの授業ではなく、生徒たち自身が自分の「問い」を持ち、多様な意見に出会いながら、主体的に学び合える学習を目指しています。

和光教研では、私達の実践を公開し、自由と自治の精神を大切にする学校として何が求められているのか、参加者のみなさんから率直な意見をいただき、共に学び合いたいと思います。ご多忙の中の休日の1日、みなさんとの出会いから深い学びが生まれるように努力しております。ぜひお誘い合わ せの上、ご参加下さい。

 

開催要項

公開研究会 第47回和光中学校・高等学校教育研究集会案内
――子どもの健やかな発達を願う父母と教師の研究会――
主題 参加と共同による学校づくり・授業づくり
日時 2018年11月23日(金)
会場 和光中学高等学校(アクセス
プログラム 以下、タイムテーブルをご参照ください。
参加費 1000円 学生は無料
公開授業だけを見学される方は無料でご参加いただけます。
昼食 昼食が必要な方は事前にお申し込みください(代金1000円は当日受付けでお支払いください)。また、学校近辺にはコンビニエンスストアもございます。
申込〆切 11月22日(木)16:00
お申込みはウェブからの他、電子メール、FAXでも受け付けています。
お問合せ 電話:042-734-3401
チラシ ダウンロード(PDF)
電子メールおよびFAXでのお申込み

氏名、所属(一般参加・和光保護者・学生・教員・その他)、住所、電話番号、参加形態(授業公開のみか希望する教科別分科会名)を記入して送信してください。
FAX申込先:042-734-3410
メール申込先:kyoken@wako.ed.jpに送信

プログラム

タイムテーブル

第47回和光教研タイムテーブル

 

午前:公開授業・授業検討会 9:45〜11:30

中学1年1組国語 論理を学ぶ
  • 授業者:荒井真由美
中学1年2組 技術 情報に関する技術 目的のプログラムを組む
  • 授業者:中山義人
中学1年3組 社会 地理分野
  • 授業者:河合 民
中学1年4組 英語 前置詞を使って「在拠」を伝える
  • 授業者:岡添倫子 坂本保宏
高校1年6組 数学 身の周りにある三角比
  • 授業者:梅田 諒
高校3年3組理科  必修 地学基礎
  • 授業者:天野 暁

※授業内テーマは当日までの授業進度により、変更する可能性があります。

分科会とその内容 12:30〜15:30

第1分科会:発達段階を考慮した「プログラミング教育(プログラミング的思考)」を考える:~ それぞれの時期に何が学べたらよいのか?~
2020年度から小学校において「プログラミング教育」が本格実施となります。情報活用能力としてコンピュータ活用の技能習得とあわせ「プログラミング的思考」の育成ということが教育内容として位置づけられました。中学校では従前から「情報に関する技術」領域で「計測・制御」として行われてきました。高等学校においては教科「情報」にて扱われてきましたし、改訂後は「情報Ⅰ」でプログラミングが必修化されます。
小学校・中学校・高等学校とそれぞれ「プログラミング教育」が入ってきた中で、どのようなことが学習(教育)内容として位置づけられるのか、学習環境なども含めて参加するみなさんと検討していきたいと思います。
  • 報告者:中山義人
  • 助言者:未定
第2分科会:道徳の教科化について和光中学校の実践から考える
指導要領の改訂に伴い「特別の教科 道徳」として新たに教科として位置付けられる道徳。私達の様な私立学校では「建学の精神」が指導要領の示す道徳の内容項目に置き換えられることが文科省から示されています。
しかし、建学の精神の何が「道徳的」で、どの様なことを「内容項目」と代替できるのか、どの学校も暗中模索ではないかと想像します。
「答えのない問いに対して、多面的・多角的な視点から考え・議論すること」を望まれている中、今回は学年教師団で共有した「五つの柱」を題材に、学年主任がどの様に学年の生徒にその意図を伝え、それを元に学級担任がどの様にクラスの中で話し合いを組織していくかを報告します。
また、そこにどんな道徳的な価値があるのか、検定教科書との関係をどうするのかを会場の皆さんと一緒に考えたいと思います。
  • 報告者:井上岳史・松元亜希子
  • 助言者:佐貫 浩(法政大学名誉教授)
第3分科会:3年生のクラス作りとその後
和光高校では担任は毎年変わりますが、生徒はクラス替えがありません。私がこのクラスの担任になったとき、様々な課題があるように思いました。クラスがグループ化・個別化しており、お互いを知り合えていないのではないかと思いました。体育祭や文化祭はクラス単位の動きになりますが、なかなかまとまることができません。それでも、クラスとして楽しみたいという気持ちは生徒たちにありました。「話し合う」と言っても、お互いが違いすぎて、話し合いの糸口や一致点が見えないこともありました。クラスのこと、進路のことなど生徒と一緒に悩みながら、どう卒業してくのが生徒たちにとってよいのだろうかと考えながら過ごしました。この分科会では、生徒とともに悩んだ3年生のクラス作りと、卒業後生徒たちがどう自分の高校生活やクラスを振り返ったかということを話題にして、高校でのクラス作りの意味をみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
  • 報告者:田口真紀子
  • 助言者:未定
第4分科会:高校「地学基礎」必修化の成果を問う
現行かつ新高等学校学習指導要領では、多くの高校で「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」(各2単位)のうち3科目を履修することを義務づけています。そのため多くの高校では、「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」の3科目を履修させています。「地学基礎」を開講していない主な理由は地学専門の教員がいないことです。
準義務教育化した高校においてすべての高校生が地学を学ぶ必要はないのでしょうか。和光中学高等学校の理科部では中高6年間を見通した教育課程の自主編成に取り組んでおり、高校では「地学基礎」も含めた基礎のついた4科目を必修化しています。午前中は3年次に学ぶ「地学基礎」の授業をご覧いただき、分科会では「地学基礎」の到達目標と学習内容の全容を報告いたします。自然災害の多い日本においてどのような地球科学的な教養が必要なのか。すべての高校生に何をどこまで学ばせることが求められているのか、参加者の皆さんと検討したいと思います。
  • 報告者:山崎慶太
  • 助言者:鈴 木 邦 夫(東京都市大学)

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