在校生から卒業生へ

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在校生からのことば

春の陽気を感じる日も増える中、今日こうして卒業式を迎える事ができた事を嬉しく思います。卒業生の皆さん、御卒業おめでとう御座います。在校生を代表して心よりお祝い申し上げます。

この1年、皆さんにとっては高校生活最後の1年。そんな特別な年の始まり方は、決して良いものでは有りませんでした。今までの学校生活の姿は無く、生徒会活動や部活動は停止。授業の選択も何もかもが不透明で、大きな不安の中でのスタートになったかと思います。きっと、「なんで今このタイミングなんだ」「最後の年、最後の行事だったのに」とやるせない気持ちに襲われたのではないかと思います。実際、夏のように暑い日が増えるような季節になるまで、私たちは学校に行くことはできませんでした。しかし、そんな中でも皆さんはこの状況をただ悲観するのではなく、今何ができるかを考え、この不条理に立ち向かおうとしていました。

MさんとSさんは止まっていた生徒会活動をオンラインで復旧し、その後の活動をリードしてくれるなど、難しい状況に置かれていた我々にとって正に希望の光のような存在でした。
失われてしまった体育祭を何とか開催できないかと任期の最後まで追及するAさんとRさんの諦めない後ろ姿からは多くを学びました。
数多の試行錯誤を経た、新しい形での文化祭の中心となったJさんとAさんの柔軟な考え方や取り組む姿勢、意志の強さは今の生徒会活動にも強く根付いています。
その他にも、実行委員会や係会で関わった皆さんや私には見えないところで活動を支えてくれた皆さん1人1人が新しいことに挑戦する勇気や、自分に芯を持つことの大切さを教えてくれました。

卒業生の皆さんが、和光での生活を通して私たちに教えてくれたこと、与えてくれたこと。見せてくれたこと。それらを思い、忘れず、心に刻みながら、私はもう1年和光生としてここに残ります。

私が入学してから2年間。中学の頃から関わってくれた人は5年間同じ校舎で学び、生活していた皆さんが今日この日をもって和光を卒業してしまうと考えると、寂しさもさることながら、共に過ごせるはずだった最後の1年間をもっと一緒に楽しみたかったと悔しい思いが湧き上がってきます。しかし、ただ悔しかったと思うのではなく、皆さんが教えてくれた事を途切れさせることなく受け継ぐ事で、和光生が歩く道をより太く長く、豊かにする事が皆さんにできる我々の恩返しだと私は思っています。皆さんの進む道と、いつかまたどこかで和光の道が繋がることを願っています。
改めて、卒業生の皆さん、御卒業おめでとう御座います。今まで本当にありがとう御座いました。
悲しくも出席が叶わなかった在校生の、卒業生の皆さんの門出を祝う思いも込めて、この言葉を私の、在校生代表の言葉とさせていただきます。

2021年 3月12日

在校生代表 生徒会執行委員長

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