ゲートボールをやってみよう(レクリエーションスポーツ)



今日は担任するクラスの体育の授業をフラッと見に行きました。
和光高校の体育は男女で分かれていません。一緒に授業を受けます。また、1年生は選択はなく、1年間クラスメイトと一緒に取り組みます。
緊急事態宣言下において教室での授業は感染対策を考え一方向を向いて、グループワークなどは行わないできました。
「プリントによる交流でなく、本当はもっと生の声で意見交換しながら授業を受けたい」「お互いのことをもっと知りたい」そんな声も。
体育の授業は相手との距離があるとはいえ、直接コミュニケーションが取れることが生徒にとってはとても嬉しいことなのでしょう。マスクで良くは見えませんが、明らかに表情が明るい!
今はバスケットボールを学んでいます。今日は、5~6人のグループをつくり、円になってパス回し、中にいるひとに取られないようにボールを回していく様子を見学しました。和気あいあいと取り組む姿に、元気をもらった担任でした。
和光高校の2、3年生の体育実技はコロナ禍の下、柔道ができなくなり、民舞に変更し行ってきました。3年必修体育は、「民舞」の他にも「バスケットボール」、「ソフトボール・サッカー」、「テニス」の中から選択制になっています。
3年生は学校再開後の6月から今日まで「鬼剣舞 おにけんばい」という岩手県南部地方で踊られてきている踊りに取り組んできました。
今日は、グループごとの発表会でした。鬼剣舞という踊りは悪いものを地に反(かえ)す足の動きや、南部地方の農民たちの労働の所作、扇を使った舞の要素を含んだものです。
それぞれのグループで、鬼剣舞らしさを追究しつつ、人数の特性を考えたフォーメーションや、人と列が入れ替わる構成などを工夫して踊りをつくりあげました。
グループの発表を味わいつつ、評価表にコメントを書き込み互いの成果を相互評価し、民舞についての学びを深め、まとめとなります。
新年度がはじまり、始業式、入学式を終えていよいよ学校生活の中心となる授業がスタートしていきます。
年度のはじめは「授業オリエンテーション」からスタート。1年間の授業内容や持ち物、授業者が何を大切にして授業を進めていきたいのかを、生徒に語ります。また、アンケートをとって授業者への要望や、生徒が何に興味関心をもっているのかを掴んで授業がスタートしていきます。
写真は2年生の体育(必修)のオリエンテーションの様子です。2年生の体育は、バレー・サッカー・柔道・テニスから選んで学ぶことができます。
先生「はい、私の手(チョキ)を見て、勝ってみてー」「次は、負けてみてー」「両手でやるから、どっちも勝ってー、今度は負けてー」と単純なジャンケンのルールなのに、どんどん複雑になって生徒たちはあたふた!
ゲームをしながら、体育という授業について考え、どの種目を選ぶのかを考えた生徒たちでした。