研究旅行に行ってきました⑦(農と地域)

初日、東日本大震災から9年半、仙台市東部の荒浜へ入りました。もともと人が住んでいた場所は震災遺構となっています。家の基礎だけがひっそりと残っています。そこで活動をしている貴田さんの話を聞きました。
荒浜小学校は避難場所となって、多くの人が避難した場所です。2階の高さまで津波が襲ったそうです。ここも震災遺構となっていて、多くの人が見学に訪れます。当日の避難の状況や思いを聞きました。 津波前の再現ジオラマには貴田さんの家もありました。
2,3日目は鳴子の米プロジェクトの農家さんのところで農作業です。稲刈り、杭掛け、杭返し、杭抜き、藁運び、大根洗い、もみ運び、脱穀、電柵片付けetc…農家の仕事は様々です。いろいろな経験をしました。軽トラだけでなく、運搬車に乗るグループも。
最終日はNPO法人しんりんで枝打ち作業をしました。森がすっかり明るくなりました。
4日間を通じて地域と人のつながり、作り手と消費する側の関係、自然と人、いろいろなことを考えることができました。