演劇、インプロ(即興演劇)を通してメンバーみんなとコミュニケーションし、協働し、新しい文化、芸術を創造することが演劇Ⅰの目的です。
インプロでは相手にいい時間を与えることを大事にしています。1学期に経験したインプロゲームを使って、トーナメント方式でインプロショーを行いました。
<1学期のインプロゲーム>
名前わたしあなた You are notサイキック! I am a tree私は木です
プレゼントゲーム ザブーン・バーン・ボヨヨーン さしすせそ禁止ゲーム
Yes Let’s! つなひき あいうえおシーン
次どうなるの? Yes, and 家族のシーン
サムライゲーム 予想の輪 シャイプロ
次どうなるの?シーン(地下室、雪山) 名前ハンドラップ、3題噺
フリーズダック ワンボイス プレイブック
コンタクトゲーム スモールボイス 拍手回し
ワンワード He said, she said 効果音をつくる
セリフカードゲーム 座る立つ寝るひざ 何してるの?
スピットファイアー 二人羽織 思い出
MC(司会。うちわをもった生徒)の進行で対戦チーム同士、自己紹介します。
このとき、グループが選んだインプロゲームを発表します。
シャイプロ
シャイ(恥ずかしがり屋)な人のためのインプロ?
ふたり組のうちのひとりは「うん」「いいね」「そうしよう」「ありがとう」しか言えません。
見ている人たちから「場面」と「ふたりの関係」を募集し、「空港」にいる「シャイな兄」と「妹」という設定で即興で演じています。
セリフカードゲーム
ライトが当たったら突然即興の世界に入っていました。募集して「刑務所」にいる「囚人仲間」という設定で、セリフに困ったときにセリフカードを取って読む即興です。
でも、ふたりはセリフに困ってはいなかったような。むしろ会話が弾んでいて、弾んでいるところに絶対無関係のセリフ(足元の紙片)が飛び出してくるのが絶妙でした。
プレイブック
事件現場に向かった刑事2名という設定で、ひとりが会話でストーリーを紡ぎ、もうひとりが本のページをパッと開いて目に入った行を朗読して、場面を作っていく即興です。
仲のいい友達同士が思い出話に花を咲かせる
思い出
ふたりの回想シーンを別のふたりが演じるという「思い出」という即興です。
対戦を終えて、ジャッジ担当グループがそれぞれのチームに得点をつけているところ。
スポットライトを浴びていても、とても落ち着いてリラックスしていました。きっと、ふだんの授業でお互いの視線に馴れているからなのでしょう。授業のならわしやふるまいかたをよく理解しているからこそ、自然体でがんばりすぎない感じが大変面白かったです。