1学期の成果が形に(被服Ⅰ・被服Ⅱ)




2年生は選択授業のオリエンテーション期間を先週終え、本格的に授業がスタートしています。
「食物Ⅰ」の授業では、ヨモギを摘みに校外へ。
「食材になるようなものが学校の近所にあるの~?」と生徒は疑いながらも散策・・
「あった!」
「ここにも!」
袋いっぱいに摘み取ることができました。
春の訪れを感じることができるヨモギ。茹でてヨモギ団子をつくるそうです。楽しみですね。
2年生の自由選択授業「生物B」では、にわとりの解剖を行いました。
「一羽まるごとやるぞー!よく観察してからメスを入れることー!」先生の横では、昨年度受講していた3年生が助手で参加してくれました。
「これなんだろう?」「え~と、砂肝じゃない?」
「肺がきれいなピンク色だ!」「スーパーと同じ手羽先!」「たまごってこうやってできているんだ!」
様々な感想が飛び交いながら、解剖は進み自分たちの体のしくみと共通点や相違点を確認していました。
2年生の自由選択である選択講座Bのメディア論では毎年、TBS放送センターのご厚意でフィールドワークに行かせてもらっています。
フィールドワークでは番組の編集作業や編成、実際の収録中の番組の説明や番組を作り上げている様々なスタッフの仕事などを現場の方々に直接伝えてもらう機会となっています。
また、授業で学んだことを基本とした質問も多数つくり、できうる範囲で答えてもらうことで、テレビ局で仕事をしている人の生の声を聞くこともできました。
今後生徒たちは、このフィールドワークのレポート作成を行います。今年はどのようなレポートが提出されるのか今から楽しみです。
高校生同士で語り学びあいました。
演劇、インプロ(即興演劇)を通してメンバーみんなとコミュニケーションし、協働し、新しい文化、芸術を創造することが演劇Ⅰの目的です。
インプロでは相手にいい時間を与えることを大事にしています。1学期に経験したインプロゲームを使って、トーナメント方式でインプロショーを行いました。
<1学期のインプロゲーム>
名前わたしあなた You are notサイキック! I am a tree私は木です
プレゼントゲーム ザブーン・バーン・ボヨヨーン さしすせそ禁止ゲーム
Yes Let’s! つなひき あいうえおシーン
次どうなるの? Yes, and 家族のシーン
サムライゲーム 予想の輪 シャイプロ
次どうなるの?シーン(地下室、雪山) 名前ハンドラップ、3題噺
フリーズダック ワンボイス プレイブック
コンタクトゲーム スモールボイス 拍手回し
ワンワード He said, she said 効果音をつくる
セリフカードゲーム 座る立つ寝るひざ 何してるの?
スピットファイアー 二人羽織 思い出
MC(司会。うちわをもった生徒)の進行で対戦チーム同士、自己紹介します。
このとき、グループが選んだインプロゲームを発表します。
シャイ(恥ずかしがり屋)な人のためのインプロ?
ふたり組のうちのひとりは「うん」「いいね」「そうしよう」「ありがとう」しか言えません。
見ている人たちから「場面」と「ふたりの関係」を募集し、「空港」にいる「シャイな兄」と「妹」という設定で即興で演じています。
ライトが当たったら突然即興の世界に入っていました。募集して「刑務所」にいる「囚人仲間」という設定で、セリフに困ったときにセリフカードを取って読む即興です。
でも、ふたりはセリフに困ってはいなかったような。むしろ会話が弾んでいて、弾んでいるところに絶対無関係のセリフ(足元の紙片)が飛び出してくるのが絶妙でした。
事件現場に向かった刑事2名という設定で、ひとりが会話でストーリーを紡ぎ、もうひとりが本のページをパッと開いて目に入った行を朗読して、場面を作っていく即興です。
ふたりの回想シーンを別のふたりが演じるという「思い出」という即興です。
対戦を終えて、ジャッジ担当グループがそれぞれのチームに得点をつけているところ。
スポットライトを浴びていても、とても落ち着いてリラックスしていました。きっと、ふだんの授業でお互いの視線に馴れているからなのでしょう。授業のならわしやふるまいかたをよく理解しているからこそ、自然体でがんばりすぎない感じが大変面白かったです。