新入生の言葉

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入学式まで散らずに間に合った枝垂桜

本日は私達の入学を祝っていただき、ありがとうございます。高校生という、人生においてとても重要で大切な3年間が、これから始まります。

私は中学からこの和光に入った内部生ですが、和光生として過ごす中で「和光にしかない空気感」があることに気づきました。それは、「皆で成長しようとする考え」があたりまえのようにある事です。そのことに気づいたのは、和光では積極的に行われる別の学年との繋がり、いわゆる「縦の関わり」の時です。中学1年の時、知り合いもおらず、不安が大きかった私に、先輩が積極的に話しかけてくれたり、意見を聞いてくれたりしたのを今でも覚えています。誰も取り残さない、全員で進んでいく和光の姿は、私が和光の生活の中で一番大事にしたいと思うものであり、今後も和光中学校で培ってきたこの「あたりまえ」を大切にし、みんなと共有していきたいと考えています。

今、私たちの周りには、たくさんの壁と不安があります。コロナウイルスは、長い間、私達に窮屈な生活を押し付けています。たくさんの人と気楽に話す事が難しくなり、何をするにも制限がかかり、ぶつける場所のない怒りを背負いながら生活しなければなりません。

また、ロシアのウクライナ侵攻もそうです。毎日ニュースを見るたびに、死者と負傷者の数が流れるように読み上げられます。そのたびに、身近に戦争を感じる恐怖と、「早く終わって欲しい」と願うことしかできない自分の無力さを感じてしまうのです。

でも無力感だけではありません。そんな時こそ、まさに和光の考え方を活かせるのではないかと思うのです。心配なこと、わからないこと、あるいは理不尽に感じること。ひとりひとりの思いを共有し、皆で話し合って考えれば、その不安や悩みを晴らすきっかけが見つかる、または答えに近づくことができるのではないでしょうか。コロナウイルスの度重なる「制限」によって分断されかかっているこの世界も、ウクライナで起こっている凄惨な戦争も、もっともっと皆で話合える余地を持っていると信じたいです。そして、この話し合いこそ、私が中学校で得た和光流の「解決法」であり、高校生活でも意識したい大切なことなのです。

皆、新しく始まる高校生活にそれぞれ期待していることがあるでしょう。私も、新しくできる友達と話したり、勉強したり、一緒に行事を作り上げたり、楽しい思い出を作りたいと思っています。楽しい思い出だけでなく、難しいことや大変なことを皆で乗り越える、そういった楽しさだけでない思い出もこの3年間でたくさん見つけていきたいです。これからどうぞ宜しくお願いします。

2022年4月11日 新入生代表 杉谷藍衣

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