授業を通して進路を考える(外国人と日本文化)
相模国際学院に出向き、合同授業をしました。そしてお手紙をいただきました。
生徒たちの交流から「ぜひ和光高校に行きたい!」と言ってくださった生徒さんたちが現れました。
そこで、今回はその中から2人の生徒さん(スリランカとネパールから)を迎えて、さらに母国や家族の話、また日本に何を期待して、どんな思いで学び、生活しているのかを聞きました。
3年生は、今、自分たちの進路に真剣に向き合っています。同じ10代の彼らが、国を越えて自分たちの進む道を拓いているということは、話を聞かなければ(聞いても)なかなか理解をすることができないと思います。
自分の進む道をどう考え、切り開いているかという視点で、この日は、卒業生林岳生くん(現在立命館アジア太平洋大学在学)にも語ってもらいました。
「挫折から、イメージできない世界へ飛び込む発想と勇気」「自分はどうなりたいのかと自分と向き合って考えぬく力」「海外で働くという目標を決めて進んでいく実行力と努力」があり、そこで「自ら解決に向かうことで常に充実している」のだというメッセージをうけとったというのが、この授業の生徒の振り返りです。
進路選択は、様々な背景を背負っての、初めての大きな自己判断。3年生には勇気をもって臨んでもらいたいと思っています。