1年生の声

和光高校での生活も1学期を終え、和光高校での自治活動やクラスの様子、学習について、どのように感じているか、声を聞かせてもらいました。

A
和光高校での授業は面白いです。僕が受けてきた公立中学校の授業では、先生から生徒への一方的な講義が基本スタイルでした。和光高校では、教科ごとに生徒同士で考え合ったり、自分についてを表現したりする授業が多いように感じています。

例えば、国語の授業では自分の好きなものや発表したいものについて自由にスピーチをする授業がありました。そこでは自分とは違う他の人の考え方や、新しい発見にふれることができます。他には、公立学校ではほとんど一人で問題を解く数学でも、和光では問題を解く際に、周囲の人と自由に話し合ってよいのです。そこで問題の解き方を教え合うことができます。生徒同士が教え合うことによって、問題に対してより理解を深めることができます。もちろんそのような一見自由にも思える授業でも、ベースには学校の教育というしっかりとしたスタイルがあります。

和光では、効率よりも一人ひとりの学びを重視する事によって、知識を詰め込むだけではなく、他人と自分を尊重することのできる授業があります。そして僕はそんな和光での授業に、学ぶ面白みがあると思っています。

B
和光高校生になって、HRの時間に驚きました。中学でもHRの時間はありましたが、基本的には教員からの話がほとんどでした。学級委員長からの話もありましたが、話し合いの司会進行は全て教員でした。和光高校では、議題の提案も、司会進行もすべて生徒が取り組んでいて「すごい」と思いました。

HR中は担任の先生は話し合いには口を挟まず、後ろで静かに見守っている姿に、「和光高校は生徒で学校づくりをするんだなー。」と考えさせられました。中学は、「やりなさい。」といわれたことをこなすだけの生活でした。しかし、和光高校に入学して生徒が教員に頼らずに主体的に授業やHR、行事、クラブなどに取り組んでいてすごく感心しました。自分で考えて行動することの大切さを実感しました。クラスメイトの友人関係の築き方に感化されて、友達もできました。和光高校の高校生活を通して、これから自分で主体的に考える大切さ、楽しさを体験しながら、自分自身を成長させていきたいと思っています。

C
私が和光に入学してから1番和光らしさを感じられたのは体育祭です。私が今まで体験してきた体育祭は先生がつくったルールや形に沿って私たち生徒が動くというものでした。でも和光は私たち生徒が、大切にしたい軸から細かいルールまで、形を全てつくり、運営していきます。体育祭の1か月近く前から実行委員で何度も会議を重ね、よりよい体育祭になるよう活動してきました。それは想像以上に大変だったけれど、すごく達成感を感じられました。

実行委員での活動を通して、クラスや学年を越えてのつながりがたくさんできてとてもいい思い出になりました。これからの行事もすごく楽しみです。

D
和光の授業はとても魅力的だと思います。

私はもともと授業を受けること自体は好きで、発言も多い方でした。でもそれは好きな授業だけでした。今は、好きな授業にはもちろん積極的に参加しています。苦手な授業は、始まる前まで「うわぁ嫌だな…」とやっぱり思ってしまいます。でも、そのまま授業を受けているうちに、内容はそこまで特別なわけではないのに席を座り直して前のめりになって、気になるところが出てきて手を挙げてしまう…つい授業に参加してしまうのです。

これは先生の教え方と周りの環境にあると私は思っています。先生方は大変愉快な方たちで、質問をしたら嬉しそうに意気揚々と教えてくれます。(たまに小話をしてくれたり)クラスメイトも誰かひとりの発言を聞いて、跳ね返すのではなく、「そういう意見もあるんだ」と受け止めてくれます。

この環境のおかげで私は苦手な授業を受けることがゆっくりとですが苦ではなくなりました。自分のペースでやっていける、そこが和光の授業の1番の魅力だと思います。

E
高校生活全般が楽しいです。中学で一緒だった人とクラスが離れて、最初はどうなるかと思いましたが、外部、内部関わらず話ができていて今は楽しめています。知っている人をきっかけに話しかけていったら、繋がりがさらに広がりました。自分は学校にいるときは、ほとんど友達と一緒に過ごしています。でもクラスの中には、みんなウェルカムという感じで、誰かと一緒に仲良く過ごす人もいれば、一人での時間を持っている人たちもいる。居心地がいいのだと思います。個性が強いけど、悪いものじゃなくて、面白い個性がたくさんあります。いい意味で個性が強いと感じています。

今後のクラスに期待することとして、物事を決める時に多数決という、数で決める方法ではなく、他の方法を探っていきたいです。国語で「自由な主体になるために」という授業がありました。クラスで意見を出し合った時、「自分は多い方に合わせる」という意見もありました。今までの経験で、数で決める前にもっと意見を聞く場面を作ったらいいんじゃないかと思っています。少数派の人たちであっても、その考えを聞いた方が自分自身も考えられます。決め方の話し合いって大事だと思っています。